呂達さんの映画レビュー・感想・評価

呂達

呂達

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

4.2

競技の内容といい、すべてがスケールアップした四作目。
ハリーが水上でくるっと回ってみせるシーンが痛快で。
ダンスパーティーをめぐる主役3人の駆け引きも楽しいです。
ハリーが怖いやつらに囲まれすぎてかわ
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.3

監督がかわってやや大人向けテイストになった3作目。
街並みやホグワーツの撮り方が旅情をそそるキュアロンテイストになっててかっこいいです。
後半のはちゃめちゃをしっかりと理解できるように編集されているあ
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.0

レーザーの撃ち合いをスローモーションにすると迫力が薄まることに気づきました。
パート1はいろんな世界観の引き出しを見せてもらえて楽しかったのですがパート2は限られた場所からあまり動かない物語でシンプル
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

5.0

モノクロ、めっちゃ合う。
名画感がじっくり高まって。
ゴジラの背中がじゃきんじゃきんなるところもモノクロめっちゃ合う。
そして、役者さんたちの顔つきがまたモノクロめっちゃ合う。
モノクロもラストで感動
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

5.0

マッコールさんによるお仕置きタイム。
最高でした。
ぎゅんぎゅんくるBGM、めちゃくちゃかっこいいです。
ただ喫茶してるだけなのにすさまじい威圧感で流石でした。
敵たちもいい具合に豹変する役者がそろっ
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

4.0

ハリーの蛇トーク。
今、見直すと素晴らしい演技力です。
年をへて見るとマルフォイの演技も味があったり、先生たちのドタバタぶりも楽しいですね。
校則をやぶる子も優しく包み込む先生たちが偉大だなぁと感心し
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

ドラマ版も原作も好きです。
映画になってルーブルに行ったり、若いころのエピソードが出てきたり、時代劇パートがあったり素晴らしかったです。
ですが倉庫でのシーンがどうにもチャチくて冷めてしまいました。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

役者さんたちの魂のこもった芝居。
絶対的無慈悲なゴジラの禍々しさ。
もうたまらないです!
子役と浜辺さんに泣かされました、、、
監督の「永遠の0」からの進化系なところもあって作家性も高く、芸術的な作品
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バービー(2023年製作の映画)

1.0

まさに「ヘイト」の時代を感じる作品。
自分が嫌いなものを「嫌い」と言ってそこからの「自分探し」といいますか。
男女だけでなく国家や民族も「ヘイト」の時代に突入してますね。
映画というよりは「X」での戦
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シティーハンター(2024年製作の映画)

5.0

ちゃんと冴羽獠してて鈴木亮平さん、すげぇと思いました。
アクションで漫画的なコメディを入れるあたりは原作に忠実でよかったです。
後半、鈴木さんがジョンウィック化してたのがかっこよかったです。
ファルコ
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ウォール街(1987年製作の映画)

4.0

ぎんぎんギラギラの富裕層を演じたマイケル=ダグラスのオラオラぶりがたまらないです。
つらい目に合う富裕層をマイケル=ダグラスが演じた「ゲーム」を見るとアンサー映画的で組み合わせがよいかと思いました。

ジョーズ3(1983年製作の映画)

3.0

2までの方が迫力があったし、迫力だけでいうと3はショボいです。
でもリー・トンプソンがいきいきとその魅力をふりまいていたり、デニス・クエイドの兄貴っぷりもよくて。
海の遊園地的な設定も楽しかったと思い
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アイアンマン3(2013年製作の映画)

3.9

AIとメカを大好きなトニー=スタークさん。
このキャラ、本当に愛おしいです。
こどもにツナサンドを要求するくだりが好きです。
敵のガイ=ピアースさんがところどころブラピに見えました。

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

5.0

まさに現代版「シャロウ・グレイブ」。
パラレルワールドという切り口で仲良しグループの裏切り合戦が白熱します。
アマプラで見て最後まで一気に見ちゃいました。
決まり手がグロすぎてひきながら笑いました。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

この作品を絶賛できるとおしゃれなんだろうなぁ、と思いました。
残念ながら自分にはおしゃれパワーが足りないようで「カメラワークと役者の立たせ方が面白かった」ぐらいの感想でした。
宇宙人の隕石持ったよポー
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.8

ミミズをふせいで扉をしめる。石で封じる。
実にシンプルなルールで作られた世界観ゆえに物語の照準があってて解像度が高い作品。
それゆえちょっと退屈になるも、エンディングでいい感じの歌が2曲続くとなんだか
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

5.0

組織のメンツといいますか企業の悪いところを見せられてげんなりしました。
それでも「やることをやる」2人の主役の姿に胸アツでした。
クリスチャン・ベール、顔の形まで変えられるんですね(笑)
すごすぎ。
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オデッセイ(2015年製作の映画)

5.0

宇宙を想像すると怖いことだらけだけどへっちゃらに明るく前向きに科学的解釈をしながら一人で生きのびていく主人公に勇気をもらいました。
じゃがいも、育てたくなりますね。
地球に帰る日が延長、とか考えるだけ
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ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

3.5

人はそもそも怪物だ、ということでしょうか。
ギレルモ・デルトロ監督らしくなくクリーチャーなし。
役者さんが皆さん上手で雰囲気もダークで上質なのですがクリーチャーを期待してしまうからかどこかパンチがない
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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

5.0

役者さん、皆さん気合入りまくりですごかったです。
そして、面白かったです。
サバイバル×カルトの相性がよかった気がします。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.3

吹き替え版で鑑賞。
「普通ならこうなる」の定石をどんどんはずして見せてくるトリッキーな作品。
グルーもベクターもミニオンたちも基本無敵キャラでどんな目にあってもぴんぴんしてるのが楽しい。
女子三人組と
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

動画制作愛に満ちた内容でぐっときました。
仲間どうしでガンファイトや戦争映画を撮っているあたりなんて手作り感がよくて青春たっぷりな印象です。
ユダヤ人に対する学校でのいじめとかキリスト愛があふれる女の
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

役者よし、演出よし、後半までの運びよし。
なのにクライマックスで主人公たちがなしとげたことがなんとも地味で。
事実を元にしてるからしょうがないとはいえ、ハリウッドねたぎれなのかな、と心配になりました。

ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大阪コンチネンタル、かっこええ。
弓矢いかついし、真田さんにキアヌが押忍で答えるところなんてもう最高です。
凱旋門のまわりでの交通事故連発アクション、こわくてすごい切れ味で。
階段もちゃんと痛々しくて
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.3

スパイダーマンの種類が多くて楽しかった。
あいかわらず感情爆発的なアート表現が秀逸でした。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

ちゃぁんとダンジョンで迷路をかけぬけ、宝箱があったりモンスターがいたりとRPGしてたのがよかったです。
これを小中学生の時に見てたら大興奮だったかと。
弾き語る主人公のゆるさとヒューの笑顔がいい感じで
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.5

ちゃんと映画の中でゲーム世界が動いてて感動しました。
序盤の「ウォレスとグルミット」シリーズみたいなマリオたちのジョブストーリーも味わい深くてよかったです。
今後のゲーム映画全体に期待をしたくなりまし
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REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

3.8

おしい映画ですね。
もう少しで世界観かっこいい、ってなりそうだし。
もう少しで主人公たち好き、ってなりそうだし。
クオリティの塊であるスターウォーズシリーズを連想してしまうから「おしく見える」のかもし
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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

3.0

女神に向かって「Why did you do that?」と少年が抗議するシーンが好きです。
ちょっと敵の衣装とか戦隊ものっぽすぎて自分はチープに感じました。

ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

4.4

ジョン・シナがほぼピースメーカーだった。それがよい。
ジェイソン・モモアが長瀬智也さんみたいな漢ノリでワイルドに悪役を楽しんでてナイスです。

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

4.0

高所パルクール連発と仮面でビル潜入、かっこいいです!
わざと感動をすかしてくるあたりがこの作品らしさなんでしょうね。
THXの音の使い方、爆笑してしまいました。
続編およびブルーレイ、希望です。

オペレーション・フォーチュン(2023年製作の映画)

3.7

安定のステイサム劇場。
ヒュー・グラントの背後で爆破、かっこよかったです。
ジョッシュ・ハートネット、元気そうで何よりです。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

5.0

マッツさんの配役のおかげもありウェルメイドな映画に。
当時の映画の雰囲気やノリを残しつつも新しい技術を使うあたりシブくていいですね。
なにか手帳にいろいろと研究して書き込みたくなる、そんなインディシリ
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ベルファスト(2021年製作の映画)

5.0

宗教がある限り戦争はなくならない、ということを痛感する作品。
その残酷な現実と対照的なほっこり家族がいまして。
この家族がなんとも愛らしくとても幸せな気持ちになりました。
ダンスシーンのけなげな神々し
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望郷(1937年製作の映画)

5.0

ジャン・ギャバンの色気が炸裂。
迷宮のようなカスバに隠れ続ける悪党とその仲間たちの物語。
「望郷」という邦題のタイトルセンスが素晴らしいです。
今見ると新鮮さを感じる内容でまったく古さが気になりません
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

5.0

トムさんの気迫に満点です。
アクション映画愛といいますか。
こういうのがいいんだよ、っていう気分になりました。
女優さんたちや敵役もみんな、いい感じですね。
監督の「ユージュアル・サスペクツ」を見直し
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