HirokiMiyamotoさんの映画レビュー・感想・評価

HirokiMiyamoto

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関心領域(2023年製作の映画)

3.9

ちょっと期待をしすぎてしまったところもあり、正直印象に残る映画ではなかった。
もちろん映画としての試みや描写、音響は素晴らしいものがあったと思うけど、映画である以上各シーンの意味や展開がもう少しあって
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.7

全世界の人に観て欲しい映画。
途中までは結局「原爆が戦争を終わらせた、素晴らしい」という内容かと思ったが、中盤から終盤にかけては全く違った。
恐怖が恐怖を呼び、人間が自らを破滅に追いやる恐ろしい兵器を
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

5.0

ストーリー、世界観、映像と音響すべてが完璧。史上最高のSF映画だと思う。
狂気じみたティモシーシャラメ、レベッカファーガソンの演技も素晴らしい。
ここまでハードルを上げ切ってpart3は一体どうなるの
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

1-3まで観た。
映像、ストーリー、世界観が素晴らしかった。
最後まで指輪の魔力を克服できない点は若干モヤっとしたけど、人間とはそういうものだという見方をすれば納得出来る。ある意味サムが主人公の物語な
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.4

うまく言語化できないけどとてもいい映画だった。しっかりエンタメ要素をもちながら人間とは何かみたいな哲学的なメッセージをもっていて考えさせられた。今まで観たことない作品。
そして、エマストーンの演技は凄
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

4.3

中学生くらいのときに一度観て忘れていたので再鑑賞。前観たときはよくわからんなぁで終わったけど改めてみるととても面白かった。

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカと野球の在り様、素晴らしさを描いた様な映画。最初はよくわからないなぁという感じだったけど最後はこれは父と子の物語なんだということがわかった、なんだかほっこりする映画。

アメリ(2001年製作の映画)

4.7

ずっと観ようと思っていて今更鑑賞。
フランス的な雰囲気・価値観の映画なのかなと感じた、自分はとてもそこが好きだった。
滑稽だけどロマンチックで不思議な世界観、でもそこがこの映画のいいところだと思う。

2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.7

すごい映画だってことはわかったけど難しすぎる!!笑
でもこれが1970年より前に作られたことが衝撃。
宇宙の話だけど人類の起源とか神とはなんぞやみたいなことを描きたかったのかな。
そういうものってそも
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めぐり逢えたら(1993年製作の映画)

4.1

ロマンチックな恋愛映画。
話の筋は王道なのかもしれないけどなんだか不思議な感じのする作品。
好みは分かれるかもしれないけど、正直すごいなこの映画と思ってしまった。
あと音楽がジャズで世界観に合っていて
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

5.0

自分史上間違いなく1番の恋愛映画。
ヒロインの冴えない元彼が最後に言った
「エマは君をまともにして、君はエマを幸せにした」というセリフが印象的。
2人はお互いを想い合い、必要としていた。なのに、タイミ
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.3

間違いなくわかりやすい映画ではないけどすごく引き込まれた。そして何か人間の本質を感じさせられる映画。
自分自身の内面と他人とどう向き合うかについて考えさせられた。
原作も読んでみたい。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.1

光と影の描写がすごく素敵だった。全体的にオレンジがかった雰囲気もいい。
もちろん音楽は最高。
愛と憎しみは表裏一体。いつかミュージカルも観てみたい。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

心温まる話だった。
2人の関係性がいい。それにしてもこの話が実話なのは驚き。

キング(2019年製作の映画)

4.2

ティモシーシャラメがカッコいいだけの映画かと思ってたけど最後の結末とかストーリーも面白くて引き込まれた。
戦場でのスピーチのシーンは死ぬほど痺れた、、。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.5

これぞジェームズボンドって感じで本当に良かった。最終作に相応しい作品。
やっぱりダニエルクレイグは最高。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.5

美しい恋愛映画。
映像美はもちろんのこと、主人公2人のセリフやシーンの一つ一つがよく練られていて感性の高さを感じる。
セリフが多くないシーンでは主人公2人の表情での演技が素晴らしい。

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.3

実話を元にしたスパイ映画。
実際のスパイの姿を描いた作品として完成度が高い。
また、家族愛の物語でもあるところも見どころ。
もちろんカンバーバッチの演技力、役作りはさすがとしか言いようがない。
めちゃ
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シンデレラ(2021年製作の映画)

3.4

正直世界観は統一感がないし、チープな部分もあるけどカミラの歌と美貌がそれを忘れさせてくれるほど素晴らしい。
それだけでも観る価値はある。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.3

この題名はこの映画を観た人にしかわからない。この短時間、シンプルな画(基本主人公が電話してるだけ)でこんなに面白くて深い映画をつくれるのかと思った。

ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

4.2

登場人物が多くてわかりにくい部分もあるけど面白かった。
サスペンス要素はもちろんのこと恋愛要素もあって最後は切なかったなぁ〜

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.3

生徒のみんなが心を開いて自分に自信を持っていく感じ最高。
本当に大事なことは何かを教えてくれる映画。
最後のライブとか音楽映画としても傑作。

ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

白黒でも際立つオードリーヘプバーンの美しさは圧巻。
個人的にはラストの記者会見のシーンでのアイコンタクトの演技に鳥肌立った。
ローマも大好きな街だし、本当に素敵な映画。

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.7

騙し騙されのスパイアクション。
恋愛的な要素もあってラストの終わり方とかいいなって思った。
欲を言えばもう一捻り何かストーリー展開があってもよかったかなって感じ。

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

4.2

正直痛々しくてみるのが辛かった。薬物の恐ろしさがわかる。
薬物は本人だけじゃなくて家族や周囲の人もボロボロにしてしまうんだなと実感。
それにしてもティモシーシャラメの演技はすごい、、

ラブソングができるまで(2007年製作の映画)

3.8

ザ・ラブコメって感じだけどいい映画。
最後のライブシーンはすごく素敵。

世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.3

泣いた。あのラストだからこそこの映画には価値があると思う。

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.5

とにかく登場人物みんなかっこいいしなんせブリティッシュファッションが最高。
見どころは裏切りに次ぐ裏切りと華麗なワルの紳士たちの姿。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

戦争のリアルを感じられる映画。
戦争映画で死ぬか生きるかをこれほど感じられる作品は初めて。
映像もすごく綺麗だった。
これは映画館で観たかったなぁ。

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.4

ジョジョのナチへの心酔具合を空想上のヒトラーを登場させて表現するっていうつくりは本当にすごい。ジョジョの演技も素晴らしいし、狂った世界を時には面白く、時にはリアルに描く作風もよかった。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

ノマドたちは現代人が忘れてしまった人の繋がりの大切さと素晴らしさを教えてくれる。
彼ら一人一人に人生のストーリーがある。
でも彼らはなにか心に傷を負ってたり、何より孤独。そんなリアルな人間模様がみえる
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

正直ストーリーとしては嫌い。だけどこれが音楽とか芸術の世界の実情だろうし、何よりJKシモンズの演技は素晴らしい。
最後のラストシーンは圧巻だった。

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.8

シンプルにヤバイ映画。
撮り方とか映画としても最高だし。
内容も色々考えさせられる。
正直自分の語彙力では言語化できないからとりあえず観てほしい。

シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

次から次へとユダヤ人が理由もなく将校たちに殺されていく、その残虐さはもちろんだが、それをみていくうちに感覚が狂っていく。ただそれだけ観てもこんなにたくさんの人が亡くなってしまったのかとしか思えない。し>>続きを読む

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

3.8

岡田准一のアクションはやっぱりすごい。
正直日本映画じゃもったいないレベル。
海外作品にも出て欲しい。

7番房の奇跡(2013年製作の映画)

4.8

とにかく感動できる名作。
親子愛や子役の子の演技が素晴らしい。
笑える場面もあって、見やすい内容だけど社会派的な側面もあって司法制度に関して考えさせられる作品。