KoseiHirataさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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大魔神逆襲(1966年製作の映画)

3.5

大魔神シリーズ第3弾。
今回は子供たちを主人公にしていますが、そこまで子ども向けというわけではなくハードな展開も含め前2作と同様に大人も楽しめるはずです。
雪山を舞台についに大ナタを振るう魔神様が見ど
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原爆下のアメリカ(1952年製作の映画)

1.5

物々しいタイトルですが、中身は赤狩り真っ只中に製作された反共映画でした。アメリカと某国の核の撃ち合いが凄い。「こっちは3倍敵国に撃ち込みました( ・ิω・ิ)」と大統領が国民に演説するw
見せ場はほぼ
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ハートに火をつけて(1989年製作の映画)

3.0

デニス・ホッパーがジョディ・フォスターとイチャイチャしたかったのだろうなと思えてくる作品。何とかイミフなロードムービーをサスペンススリラーに仕上げようとしたスタジオ側の苦労が偲ばれますw
豪華な配役と
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ふたり(1991年製作の映画)

4.0

大林宣彦監督の新尾道三部作の一本。
とにかく一番良い時期の石田ひかりを切り取ったことがナイスジョブです。ぼんやりした夢見がちな少女が成長する様をうまくとらえています。
全編幽霊役の中嶋朋子の出来る姉の
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UFO 侵略(2011年製作の映画)

3.0

ヴァン・ダム落ち穂拾い。
『クローバーフィールド』などに代表される庶民レベルから見た宇宙人侵略を描いたSFスリラー。
物量で攻めるシーンは皆無で、本作はてんやわんやするキャラたちを好きになれるかどうか
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.5

ドルビーシネマで鑑賞。
個人的に期待値マックスで臨んだ作品でしたが、十分期待に応えてくれて満足しました。
ポールが救世主になっていく様は、畏敬の念さえ感じさせ見応えがあります。観客置いてけぼりな気もし
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シャドー・メーカーズ(1989年製作の映画)

3.0

『オッペンハイマー』の予習に。同じ題材の作品を観ておくと理解が深まる「砂の惑星」方式です。
英雄譚なのか人類への戒めとして製作しているのかどっちつかずで作品としてのまとまりは悪いように感じました。ポー
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マッチング(2024年製作の映画)

3.0

お話自体は予想通りの展開で先が読めてしまいますが、映画自体はこれじゃない感も含めて意外性があり珍作としてありかなといった印象です。
マッチングアプリをテーマにしたサスペンススリラーなのかなと思いきや、
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キックボクサー リジェネレーション(2015年製作の映画)

3.5

ヴァン・ダム落ち穂拾い。
かつてのヴァン・ダム主演作『キックボクサー』のリメイクで、ヴァン・ダム自身も主人公のお師匠さん役で出演しています。
オリジナルはほとんど忘れていまっているので違いはよく分かり
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.5

ソニーのマーベルは何とかついていっています。ディズニーマーベルとは別の道を行っているようで安心しています。
観客のヒーロー映画疲れの煽りを受けて、興行と批評ともに芳しくない本作ですが、私は悪くないと感
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ナルコ(2004年製作の映画)

2.0

ヴァン・ダム落ち穂拾い。
ギョーム・カネ主演のナルコレプシーをテーマにしたコメディドラマ。
ファンタジーに振るわけでもないし強烈なキャラたちを生かせてない残念な作品でしたね。
ヴァン・ダムは、主人公の
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大魔神怒る(1966年製作の映画)

3.5

「大魔神」シリーズの2作目。二番煎じ感は強いですが、魔神様が十戒風に現れたり特撮面ではパワーアップしております。
今のところのルールでは、魔神像を傷つけなければ大丈夫そうか?w

キャラクター(2021年製作の映画)

4.0

劇場公開時には見逃してしまい今頃鑑賞。
菅田将暉と小栗旬とで主人公が入れ替わった矢先のサプライズにやられました。
小栗旬と中村獅童の刑事コンビは濃すぎるなw

大誘拐 RAINBOW KIDS(1991年製作の映画)

3.5

チンピラ3人組が大富豪の老婆を誘拐したことから始まるクライムコメディ。岡本喜八監督の晩年の作品です。
北林谷栄が演じたおばあちゃんのすべてを包み込む包容力が本作の魅力で、観るものもその魅力にやられてし
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マキシマム・ソルジャー(2013年製作の映画)

3.5

ヴァン・ダム落ち穂拾い。
ヴァンダムが久々にピーター・ハイアムズとタッグを組んだアクション作品。明らかに低予算ながらもピーター・ハイアムズの手腕が至るところに見られて見応えがありました。
格闘シーンの
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デンジャラス・プレイス(2022年製作の映画)

3.0

ブルース・ウィリス落ち穂拾い。
逆恨みで命を狙われるブルース父娘の奮闘を描いていますが、悪役がアホすぎて映画としては破綻しています。しかし、出演作が限られてきたウィリスの映画人生を照らし合わせると感慨
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ハードウェア(1990年製作の映画)

2.5

『カラー・アウト・オブ・スペース』で見事な復活を遂げたリチャード・スタンリーの出世作。
序盤の世界観の説明やキャラ設定は良かったのですが、殺人ロボとの死闘が結局アパートの一室で終始するのは面白みに欠け
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ジャン=クロード・ヴァン・ダム/ファイナル・ブラッド(2017年製作の映画)

2.0

ヴァン・ダム落ち穂拾い。
病院内でのどつきあいが主たるストーリーですが、時間軸を入れ替えたり回想形式にしたり難しいことに挑戦してしまいヴァンダミングアクションが霞んでしまいました。
ヴァンダム自体は動
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ワイヤー・ルーム(2022年製作の映画)

3.0

ブルース・ウィリス落ち穂拾い。
主演はケビン・ディロン。ほとんど彼が監視室で話している展開ですが、なかなか面白かったです。彼がうまい役者だというのが再認識できるかと思います。
主人公がアホすぎるという
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EVE/イヴ(1991年製作の映画)

3.0

グレゴリー・ハインズ主演のアクション作品。
軍施設から抜け出した人間そっくりのアンドロイドを生みの親の博士とテロ対策のエキスパートの大佐が追うというストーリーです。アンドロイドのイブは博士と姿形のみな
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罪と悪(2024年製作の映画)

3.5

雪による帰宅ラッシュの凄まじさを避けるため観ようか迷っていた本作を鑑賞すました。さすがに劇場はガラガラ。
様々な監督の助監督をつとめてきた齊藤勇起の初監督作品。半グレとヤクザの抗争を軸にしておりますが
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上方苦界草紙(1991年製作の映画)

3.5

伊勢の外宮と内宮の間で三味線などの芸で生活していたお杉お玉を題材にした作品です。
観る前にお杉お玉について軽く調べると理解が深まるかもしれません。
色欲を交えて銭を稼ぐ姉妹とその義父。破滅しか見えない
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グッバイ・ママ(1991年製作の映画)

4.0

秋元康初監督のコメディドラマ。
30代半ばのハイキャリアウーマンがひょんなことから小学生の男の子と同棲生活を始めることになる…というのが大筋です。
恐らくハリウッドのコメディ作品を参考にして作り上げた
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ユニバーサル・ソルジャー 殺戮の黙示録(2012年製作の映画)

3.5

ヴァンダム落ち穂拾い。
シリーズ4作目はゴア描写満載の過激作です。ストーリーも凝っていて『地獄の黙示録』を思わせたり…恐らく邦題もそれを感じ取って付けたのでしょう。
個人的にはヴァンダムが陽気な1,2
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千年女優(2001年製作の映画)

3.5

今敏落ち穂拾い。
今敏監督作品は順にFilmarksさん主催でリバイバルされているようで本作は第2弾となります。『パーフェクトブルー』は見逃しました。すみません。
全然ストーリーを確認せずに観ましたが
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大魔神(1966年製作の映画)

3.5

今更ながら初見です。
特撮ジャンルで語られることの多い本作ですが、時代劇パートがしっかり作り込まれていて見応えがあります。大魔神登場はなんとラスト15分になってから。
悪政を始めてから10年たっていた
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炎の少女チャーリー(2022年製作の映画)

3.0

キング原作の「ファイアスターター」2回目の映像化です。
ドリュー・バリモアのレオタード姿など珍妙な演出ばかりが印象に残るマーク・L・レスター版より落ち着いた雰囲気が印象に残る本作。逆に言えばもう少し見
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シン・オブ・アメリカ(2021年製作の映画)

1.5

ブルース・ウィリス落ち穂拾い。
麻薬売買、FBI、傭兵と物騒な内容ですが、登場人物は全てご近所さんだしなんともミニマムな作品でした。
ブルース・ウィリスがこんなに無能で罵られる映画は観たことないかも。

ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.0

誘拐事件に超能力を織り交ぜた展開はまるでスティーブン・キングが書いた話みたいだと思ったら、息子のジョー・ヒルが原作の作品なんですね。血は争えませんな。
ラストの伏線の回収は見事で面白い。兄妹愛もほろり
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

4.0

IMAXで鑑賞。
絶妙な地雷臭もなんのその。抜群に楽しい快作でした。ちなみに原作を知らないわたしでも楽しめましたよ。
序盤の二百三高地の戦いからラストまであっという間。アイヌをインディアンに置き換えれ
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで鑑賞。IMAXではビスタサイズでしたが、通常スクリーンではシネスコ上映のようです。
ザック・スナイダーが旗振りしたDCユニバースは本作で打ち止めということになりました。週刊連載でいうとこ
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ゴジラ-1.0/C(2023年製作の映画)

3.0

本作を観るのも都合3回目。2回目は4DXで観ました。今回はモノクロ版。
興味深い企画ではあるけれども私はやっぱりカラーの方が好きかな。暗いシーンではつぶれて見難いシーンが散見されたのが痛かったです。
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MARINES DOCUMENTARY 2023 今日をチャンスに変える。(2023年製作の映画)

2.0

マリーンズファンの友人に誘われて行きました。優勝もしてないのにドキュメンタリー?と思ってしまうのはイジワルでしょうかw
内面にもう少し迫ってほしかったなというのが正直なところ。井口監督のときは雰囲気悪
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オクトパスアーミー シブヤで会いたい(1990年製作の映画)

3.0

80年代後半の渋谷を舞台にした青春群像劇。他の方のレビューにあるとおり『アメリカン・グラフィティ』と『ローマの休日』を合わせたような作品。
東幹久が主演ですが彼の恋愛ストーリーは面白味はないですが、彼
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デビルジャンク(1989年製作の映画)

3.0

「ガバリン」シリーズ第3弾。今回は処刑された連続殺人犯の怨霊がカタキの刑事の家に取り憑くというもの。
前2作のコメディ要素はほとんどないかわりにスプラッター描写は一番頑張っていてホラー映画として観るな
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.5

日本では残念ながら配信のみの公開となってしまったエメリッヒ先生のディザスタームービーです。結果からいえばやはり劇場、できればIMAXで観たかった破壊描写重視の作品でしたね…。
お話は単純に月が落ちてく
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