平出さんの映画レビュー・感想・評価

平出

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関心領域(2023年製作の映画)

3.6

美術展で見るような実験的な映画だった
視覚的にはありふれた家族の幸せな生活模様がほとんどだけど
聴覚からずっと不安を煽ってきて不穏な雰囲気を終始漂わせていた
そこからのラストシーンには心を痛める
映像
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.8

独特なテンポ感と画角に鮮やかな色使い
子どもが活躍するあたりもらしさ全開のコメディ
飽きる頃に新しいパターンの笑いがあって終始おもしろかった

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.2

戦後のごちゃごちゃとした感じと人間味ある登場人物にプラスして迫力と恐ろしさがあってSFとしてもドラマとしても楽しめた

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

最恐ってコピーでもっとホラー感が強いと思ってたから物足りなく感じてしまった
戦後の働きまくる日本人の異常さという歴史的背景と妖力を結びつけたところは関心した

ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーが単調過ぎるのと無理矢理感があるところが散見され単体の映画として見るとややおもしろみにかける
でもDisney100周年記念作品としてはよくできた作品だと思う
キャラが浮いて違和感はあるけど
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

2.8

バックグラウンドは壮大なのに描いている部分が残念
無駄なシーンが多くてパート1,2合わせて2時間くらいにまとめたらもっと楽しめると思う

REBEL MOON ー パート1: 炎の子(2023年製作の映画)

-

おもしろくなりそうな雰囲気が終始あってワクワクはする
世界観を派手にするため?かクリーチャーがそこそこ出てくるけどストーリーの本筋とは無関係で話が浅い
パート2に期待

トロール(2022年製作の映画)

3.2

少し設定に矛盾があるが迫力とワクワク感はあった

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.7

ひとつひとつ順を追って説明しながら進行していてとても丁寧に作られている
それぞれの場面でパターンは同じにもかかわらず話が進んでいく展開と映像美、音楽で飽きない
とくに不快なアラーム音が緊張感を高めて没
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.2

IMAXで鑑賞
音のメリハリ、不安を助長するイメージカット、神妙な面をした演技
これらによって終始緊張感があり頭から作品に没頭した
結果より過程を深掘りしたストーリーでおもしろかった

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

伏線の貼り方と真実の隠し方が絶妙
思い返すとよりグッとくる言動がたくさんあって深みのある作品

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.6

くだらない
具体的に何やってたかわからないから
そこの詮索含めておもしろいし
エンドクレジットで思ってる以上のことまでやってて最後まで楽しめる

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.4

しょうもなくておもしろい
内容的にホラー映画の分類になるけど完全にコメディ映画
ヴィーガンの肉じゃなきゃとか
女性はまだ食べてないとか
真面目に肉として選定してるのとかアホすぎる

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.3

舞台感を残しつつ映像ならではの臨場感で迫力あるミュージカル映画に
単なるセリフが少なく歌っている割合が多いにも関わらず飽きるどころかのめり込んでしまうのはさすがの曲の良さ
ジャンバルジャンを中心にその
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.3

女性の幸せ=高貴な人との結婚
ここから生まれる偏見とそれに対する反抗心
全員が結婚を中心に生きていて
そこにそれぞれのキャラクターならではのアプローチで進行する物語が素朴で深い
ちょっと母と妹たちがや
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.2

飛行機シーンは迫力ありカッコいいけどそれだけ
内容も前回とほぼ同じで登場人物との絡みとかもトップガン好きはこうしたら刺さるでしょっていうのが見え過ぎる

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

3.2

最初はワクワクしたけど途中から最初の設定が雑
最後も辻褄が合わない感じがしてちょっと残念
2作目以降に期待

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

3.5

くるみ割り人形×アリスって感じの作品
衣装とおとぎ話的ストーリーで煌びやかな世界感
演出なのかもしれないけど照明が合ってなくて(バックライト強めの舞台的?)背景の合成とミスマッチしてるところに違和感を
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.3

特段何が起きるわけでもないけど淡々と日々が進む
その素朴さと「日日是好日」の真意。素敵な環境音とBGM。
そこに感動を覚える心洗われる作品

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.5

「最強のふたり」を知っていると前作の方が関係構築までのうまくいかなさやはちゃめちゃさが際立っていて
そっちの方がおもしろいなと思ってしまう

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.0

クライマックスまではそこら辺にはそこそこいるであろうカップルのすれ違い劇
肝心なクライマックスがエモいの押売りで一気に冷めてとても残念

クライマックスで大学生カップルのやり取りのところバッサリカット
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

3.8

絶妙にずっとすれ違い続ける
そのきっかけがとても自然で互いの気持ちもよくわかる
ずっと仲良しだったから恋愛に発展した時の恐怖とそれ以上に叶わなかった時の恐怖

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.7

サバイバル的な要素とパニック要素、それとこの時の社会的背景も組み込んでいておもしろかった
随所に時間とか温度とか数値が散りばめられていてそれがさらに緊迫感とリアルさが感じられた

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストってだけあって「フォース」がなんたるかを今までで1番描いた作品
ずっと抱いていたレジスタンスがあるにも関わらず
恐怖による支配でクーデターが起きずにレジスタンスが数減らすって違和感も
スッキリさ
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.6

フォースの繋がり、しっかり展開見せて終わりも作りつつ
最後9作目に向かっていく感じにワクワクした
フォースの繋がりによる行き来がちょっと混乱する
いきなりカイロレン出てくるとフォースの幽体か実体か一瞬
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.5

最初観た時は前6作とはガラッと変わった感じでちょっと置いてかれた勘あったけど
スピンオフまで観てから改めて観るとおもしろい

ミナリ(2020年製作の映画)

3.4

ドキュメンタリーってくらいリアルで素朴だった
ちょっと厄介なとこもあるけど知恵があって勘が鋭くて
孫に対しても表面的な事象や将来的な無駄な不安なく今のありのままと向き合う
ザお婆ちゃんって感じが憎らし
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.8

近未来的な世界観を作り込むのがほんとに上手い
アバターとかターミネーター同様に
壮大な世界観にも関わらず
1作目がロードオブザリングみたいな説明くさくもなく
1つの作品として楽しめるし
世界観直接的な
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.4

「美女と野獣」に仮想現実を掛け合わせた感じ。名前まで一緒だからさらにそう見えてしまった。
歌とかクライマックスに向かう盛り上がりとかは引き込まれたのに
ラストの解決が違和感多くてそこでまた引き離される
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イントゥ・ザ・ウッズ(2014年製作の映画)

2.6

いろんな童話を組み合わせて
同じ世界(考え方)の中にいると違う世界(考え方)があることを忘れてしまう
ってメッセージは良かったけどそれだけ
内容は割り算でそれぞれのポイントだけ切り取ってるからかなり薄
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エバー・アフター(1998年製作の映画)

3.9

リアリティを持たせる脚本で御伽話と伝記の中間みたいな楽しみができた
単にイジワルなだけじゃなくてたまには哀れみもある義母
それが正解だとずっと育てられたことで分別なく自分第一の姉
あくまでも2番目とい
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

何がいいわけでも何が悪いわけでもなくただなんとなくっていう平凡なロマンス
それを関係性も日数も行ったり来たりすることでテンポ感良く楽しめた

ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

2.7

この年代に多い無駄なテンポ感のあるカット割りとラテン調の音楽が文学的な台詞とミスマッチしているように思えてストーリーに入り込めなかった
特にロマンスシーンと若者ギャング達のシーンの差は違う作品を見てる
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プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.4

手持ちの長回しと素早いカット割とを使い分け戦闘シーンはさすがの迫力
目を覆うような細かなディテールも描写することで戦争の悲惨さ無惨さも伝わってくる
なんの意味もないような手の痺れで
仲間の死に対する恐
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

Disneyが描く優しいヒーロー映画
ラストシーン含めベイマックスの一言一句は考え抜かれていてとても良い
ただ
ヒロの思春期はわかるとしてその他のみんなも精神年齢低すぎたり
真の悪役がいるっていう雰囲
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

スターウォーズとロードオブザリングを掛け合わせたようなスケールの壮大さは伝わってくる
物語の序章としてはとても良かった
この話だけで完結させたエピソードがありつつ次に繋がる展開とまだまだ謎多き設定