hideさんの映画レビュー・感想・評価

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キリエのうた(2023年製作の映画)

3.9

3時間は長くなかった。災害を乗り越え生きていくがメインテーマ。岩井俊二はお涙ちょうだいにはしない。アイナジエンドの歌声が生きていくたくましさの象徴。何があっても生きていることに意味がある。岩井俊二は女>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

3.5

拡散するだけ拡散して回収はなし。映画的には凄い絵が撮れている。あの時こう選択すればあの子とうまくいってたはずのオンパレード。役とは言え、あの男優羨ましい。今の選択で隣にいる女性を大切にしよう。

ユンヒへ(2019年製作の映画)

3.3

かつての恋人、今の恋人、母と子、父と子、人間関係回復の物語。人と人は、別れていくものだが、本当に大切な人とは、どこかで巡り合いたい。そう思う。

ユ・ヨルの音楽アルバム(2019年製作の映画)

3.8

この分野の韓国映画の表現力は芸術的。人生はすれ違いの連続。それでも大切な人は引き止めたい。そう言う人はいますか?

流浪の月(2022年製作の映画)

3.9

勘違いして見る人も出てきそう。周りの偏見に立ち向かう愛の物語。決して小児性愛の肯定ではない。尊重し合える者同士が運命の相手になるかもしれないと言う希望が残る。広瀬すずも多部未華子も絶妙のキャスト。横浜>>続きを読む

手紙と線路と小さな奇跡(2021年製作の映画)

4.0

見ながら久々に泣いた。父との関係は自分は悔いの残るものなのでこの内容は刺さった。信じて支えてくれる人を大事にしたい。本当にそう思う。これ実話ベースなの?

ビートルズ/レット・イット・ビー(1970年製作の映画)

3.8

天才集団ビートルズのドキュメント。実にいい加減にやっているように見えるが、一曲一曲のクオリティが凄い。本人たちは全く納得してなかったらしい。演奏が始まると生まれる一体感にドキドキする。ルーフトップコン>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.8

人の好きの不思議を描く内容。猫はかすがい的なエンディング。登場人物一人ひとりは、上手に人を好きになれない。人への思いは見えないから難しい。性行為は見えない思いを見えるようにする確認作業やねんなと思った>>続きを読む

春夏秋冬そして春(2003年製作の映画)

3.8

湖に浮かぶお寺を舞台に人の一生を描く。なかなか見応えあり。映画見たなあって気持ちになる。自分と他者を大事にするしか幸せは生まれない。そう思う。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

原爆への怒りと助かるはずだった命がメインテーマ。神木君もたくましい若者が演じられようになったのね。浜辺美波は令和の吉永小百合。

バレリーナ(2023年製作の映画)

3.5

この分野の韓国映画はすごい。ストーリーはほぼない。女性を食い物にする男性たち皆殺し映画。カタルシス半端ない。明日が仕事だと憂鬱な気分の時見るべし。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

エマストーンが体を張った演技。生きることと性は切り離せないと言う強烈な映像。富裕な生活は、貧困があるから成り立つと言う皮肉な視点もあり。山羊のように悩みが無さげな生き方が幸せなのかも。映画見たなあと言>>続きを読む

戦雲 いくさふむ(2024年製作の映画)

3.7

沖縄で今起きていることのドキュメンタリー。憲法9条の無力さがあぶり出される。反対を言えることが、民主主義の証。

愛なのに(2021年製作の映画)

3.9

今泉力哉監督脚本で、城定秀夫監督作品。テーマは今泉必殺の好きであることがテーマ。感情も性も含めて好きがある。人の愛を勝手に否定するな、が一番伝えたかったことかな。女優みんな体当たり演技。年をとるまでは>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.8

劇中劇の多重構造。予想通りと言えば予想通り。訳のわからない邦画を見るならこちらをどうぞという脚本。

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.9

映画でしかできない、アニメでしかできない世界観の映画。自然災害に対しての人が生きる意味を語っています。恋愛は明日を生きる力になるって話。

ロードハウス/孤独の街(2024年製作の映画)

3.8

これは痛快。見どころ満載で楽しかった。暴力反対な人は見ない方が良い。映画だからできる世界。そう思って見るのが正解。現代版マカロニウエスタン。

日の丸~寺山修司40年目の挑発~(2022年製作の映画)

3.3

国旗や国歌に疑問を持つ人がいる日本をあぶり出すドキュメンタリー。デザインは歴史がなければ、美しい旗だけどなあ。

1秒先の彼(2023年製作の映画)

3.5

台湾版オリジナルの男女逆バージョンのリメイク。クドカン流石で本家を食う内容。気のあるふりの女優も可愛かった。騙されるわ。清原果耶が地味め女子には見えないが、こんな風に思われたら人生変わるな。

正欲(2023年製作の映画)

3.5

重たいテーマだが、ガッキーの力で退屈はなし。多様性は、理解できる範囲や想像できる範囲にしか適用されない。稲垣君の常識刑事が好演。性欲が別のものに向かうと言うのは、自分には想像できないな。

市子(2023年製作の映画)

3.5

子どもの貧困やヤングケアラーの問題を提起する内容。前半は映画的には謎解きのニュアンスがあり、退屈しない。後半は共感できない展開になる。他者の否定の中に自己の肯定は生まれない。

冬冬の夏休み(1984年製作の映画)

3.7

手術を待つ母から離れ、祖父の家で過ごす冬冬の一夏の経験。大きな事件は起こらない。昭和の原風景のような映像。知的に遅れのあるハンズの存在が物語に深みをもたらしている。

パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.5

血まみれアクションにカーアクションも加えてハラハラドキドキ。韓国映画の得意分野。最後までどうなるかわからない。命の尊厳とか気になる人は見ない方が良い。

スイート・マイホーム(2023年製作の映画)

2.2

不幸な生い立ちの男が、やはり幸せな家庭はつくれなかったと言う胸糞な脚本。画面暗すぎて何やってるかわからないカット多数。エンディングもあり得ない。

ノマドランド(2020年製作の映画)

3.8

おばあちゃん、おじいちゃんが主役。面白いのか、このドキュメンタリー風の話が。不安が吹き飛ぶ面白さ。知らないことを伝える王道映画。どう老いていくのか考えたい。年代を選ぶ内容。

SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.8

単純な話で老人が主役。面白くなるのがと不安があったが、タランティーノばりに面白かった。相手に屈しないことこそが勝利であると言うのがテーマ。女子たちの活躍が一番カッコいい。悪役が映画を盛り上げるなあ。

ある男(2022年製作の映画)

3.7

途中たるみはあるが面白かった。小説も読んだが、映画的なエンディングは原作へのリスペクトを感じて良かった。人生を生き直すことは、戸籍を買わなくても出来ると思いたい。

パレード(2024年製作の映画)

3.0

設定はいいが期待外れ。死者たちの未練がなくなるカタルシス的エピソードが弱いなあ。生きてるからできることがあると言うメッセージかな。映画は脚本。長澤まさみが好きなら見るべし。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.6

スピルバーグが作った古典映画。現代版ロミオとジュリエット。映画的映像にあふれた映画。お金かかったやろうなあ。好きなものが撮れるようになったから、リスペクト作品に挑戦したくなるのはわかるな。ストーリーは>>続きを読む

君のためのタイムリープ/私を月に連れてって(2017年製作の映画)

3.7

タイムリープで最愛の彼女を救う好きな設定。江ノ島プリズムで救われるのが本田翼の方みたいな内容。二階堂ふみによく似たヒロイン。人生はやり直せないからこう言う話に揺さぶられちゃう。

恋は光(2022年製作の映画)

3.7

草食系男子が3人のタイプの違う女子にモテる話。現実には起こらない展開。モテキとコンセプトは同じ。結末は予想どおり。平祐奈可愛すぎ。ストライク過ぎる。告られてみたい。それもあり得ないが。😭

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

3.3

自己の利益しか考えない生き方に疑問を投げかけるパニック映画。勧善懲悪的なのが如何にも韓国もの。家族愛も当然ついてくる。主人公が橋下徹に似てる。

パラレル 多次元世界(2018年製作の映画)

2.5

設定は良かったが、意味が分かりにくく、何度か寝そうになった。自分だけの利益のために生きてはいけないというお説教映画。

夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく(2023年製作の映画)

3.0

ベタベタなアイドル恋愛もの。たまに見たくなる分野。邦画得意の難病は控えめ。お互いの好きのピークがあるから、老後もいっしょにいられると高齢者としては考える。

ブリキの太鼓 ディレクターズカット版(1979年製作の映画)

3.5

成長をやめた主人公が俯瞰する大人の世界とホロコーストの歴史。人の歴史には性と死が交互ににあらわれる。誰も成長していくことからは逃げられない。カエルスープや唾のお菓子などは理解不能。面白くはないが見たほ>>続きを読む

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.9

ソマリア内戦でのサバイバル実話ベース。命の前では、国家的対立は無用と言う展開。命が守られた後には、また対立に戻ると言う悲しい現実。ソマリアの分断と南北の分断を重ねた見事な脚本。映画は脚本が命と誰かが言>>続きを読む