このレビューはネタバレを含みます
終盤の宿敵との立ち回りでのバイオレンス描写で急にイキイキし始めたくらいで、後は「いつもの」時代劇。悪くはなかったけど特別よかったか、と言われるとウーン…。
当時の価値観についてとやかく言うのは野暮だ>>続きを読む
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偏向報道によって振り回される人たちが出てくるという点で、「空白」を髣髴とさせる作品だった。
両親も、叔父も、これから罪悪感を胸に抱きながら、ふとした瞬間にいなくなった子どもの幻影を見ながら生きていかな>>続きを読む
公開当時に見ていたら、あるいは私が男だったら感動したのかな~…と思いながら観た。2024年の価値観で観てしまうと子どもの扱い方とか、当時十代だった子どもに手を出した上に束縛する倫理観とか、最終的には育>>続きを読む
初恋は冴羽獠だった。幼稚園のときに通園バスに乗っていたのだが、そのときにどういう経緯だったか忘れたが、先生に「普段はおちゃらけているのに決めるべきところを決めるところが好き」と言って「渋いね」と言われ>>続きを読む
確かにベニーは手に負えない子ではあるのだけど、彼女が破壊するという「システム」は誰が、誰のために作ったのかとかを思ってとても苦しい映画だった。
自分はこの女にとって特別に違いない、という幻想を男が一方的に抱く、という筋書きは結構ありふれていることもあって、特に響かなかった。ただ、届いた悲報に悲しみ、怒り、ベッドの上で泣き伏すホリーを俯瞰で撮っ>>続きを読む
パキスタンのバスってあんな装飾してるんだ!?になりながら観た。
「"愛"ではなく"憎しみ"に飛びつく」みたいなセリフがあったと思うけど、本当にそれ…となった。
怪我をきっかけにバスケの本流から外れ、過去に因縁のあるPGに試合中「俺を使え」と言い出す男が出てきて、「三井寿ポイントが高すぎる!」とドキドキしてしまった。
傑作、というわけではないのだがもはや何を>>続きを読む
殺し屋をやっている男の普段の顔が漁師、というのが今までなかった設定で面白くもあり、いつでも船動かせるし自分の知ってる場所に捨てれるってことか~と説得力もあった。
邦画の場合、同性愛をメインテーマに据>>続きを読む
予告を見て想像した話と全然違ってた。
ものすごくテンポがスローで劇的なことは起こらないしはっきりとした結末も迎えない。いろいろあって前日3時間しか寝ていなかったこともあり、めちゃくちゃ眠くなってしまっ>>続きを読む
現実と非現実の境目がシームレスに移行されるので最初は「!?」となってた。
しかしこのオチ、アダムの母親が語った「同性愛者は孤独な人生を送ることになる」という偏見を助長するような結果になっててまずいの>>続きを読む
コンテンツモデレータの職務内容について「我々が削除すればインターネットから永遠に削除される」という説明があったと思うけど、それは無理なのでは…?と思いながら観た。
これは確かに長く続けてたら心身に不調>>続きを読む
何も考えずに見るのに向いている娯楽映画。平安装束であんなに物理アクションしているところは初めて観たのだが、「どことなくるろ剣とかHiGH&LOW成分を感じるな…」と思っていたら園村健介さんだったので納>>続きを読む
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確か「ぴったんこカンカン」だったと思うが、安藤サクラに似ていると言われたときに「サクラちゃんも嫌やと思うで、私に似てるって言われんの!」と小気味よい関西弁でしゃべっているのが本当にいいなあと思ったので>>続きを読む
意味深な冒頭に期待は高まったが、急速にB級アクションコメディに寄って行った感があった。つまらなくはないけど、ものすごく面白い、という感じではなく「午後ロー感」ってこういうことなのかな、と思った。
女子>>続きを読む
私には良さが分からなかった。「ファースト・カウ」と似たような感じを受けた。
牧師のルーカスが割と人間としてよろしくなくて、聖職者、こと伝道者として選ばれるような人間は信仰心が篤くて人間性も優れている>>続きを読む
映画で予告を見て面白そうだと思ったが、正直何を描きたいのかが分からず、私には面白さが分からなかった。「バーナデット ママは行方不明」と同じような雰囲気の映画だったなと思った。
アン・ハサウェイ演>>続きを読む
あらすじを見たときに面白そうだなと思ったのだが、なんというかべたべたの演出とかキャラ設定とか展開とかがあまり好みではなかった。
悲劇に見舞われるプロレス一家の話らしい、というふわっとした情報だけで観に行ったら、ものすごく辛い話が展開されて「こんなことある!??!」になっていた。あったんだよな…これが…現実に…。
ザック・エフ>>続きを読む
お腹いっぱいの状態で見てしまったせいか、割と起伏がないせいか、途中眠気と戦いながらになってしまった。
しかし、性加害で逮捕されるような俳優を推した過去がある身としては、この映画に出てくる人たちは、まさ>>続きを読む
三時間と長尺ではあるが、さくさく進むので苦ではなかった。公聴会がメインになってくると、誰の話をしているのか分からなくなり「?」となることもあったが、事前にwebの記事を読んで予習していたせいか、誰が好>>続きを読む
クリント・イーストウッドと西部劇が何かしらの映画でよく言及されているので観た。
確かにこのイーストウッドは渋い存在感で、白く立ち込める砂煙の中から出てくる姿は格好いい。「真ん中に俺」というセリフも格好>>続きを読む
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つまらなくはないが、面白いか?人に勧めるか?と訊かれたら面白いとは思わなかったし、人にも勧めないと思う。
小説家志望の夫が妻に「作品を盗まれた!」と言っていたが、絶対こいつ今後も小説一本も書かんだろ>>続きを読む
割と評価が高めだったので半信半疑で観に行ったが…個人的には刺さるところがなかった。
だいぶ面白かったのだが、面白い原作を元にやればこのレベルには持っていけるのか?という思いはある。音楽とかタイトルの感じとかが昭和のサスペンス感というか、わざとダサくしているように見えたが気のせい?
「>>続きを読む
やはり暴力! 暴力はすべてを解決する!
「真実の部屋」と「弁護士の〇〇さん」ネタが死ぬほど好きなので笑ってしまった。でも「スタンさん」には勝てないね!
敵対するイケメンの着ているスーツがテッカテカ>>続きを読む
ミステリーじゃなくない!???!
つまらなくはなかったけど面白いか?と言われるとウーン…。とにかく触れ込みが「MCU初のミステリー」だっただけに「いつものじゃん…」と肩透かしを食らった気持ち。
「>>続きを読む
嫌いではないが好きではなかった。ハードルを上げすぎたのかもしれない。シーンの切り替え方や繋ぎ方は好きだった。
天国じゃみんな海の話をする、というのは何か元ネタになった詩やクラシックムービーなどあるの>>続きを読む
久保監督が撮ると知ったときは期待半分、恐怖半分という感じだったが、かなりよかったのでほっとした。
ストーリー自体は原作に忠実で、提示される画は静止画ではなく動画であることを踏まえた素晴らしいものばか>>続きを読む
とにかく設定の活かし方が上手くて感心した。韓国の映画は聴覚や視覚に障害のある人物を主人公に据えたサスペンスを定期的に作っているイメージがある。
韓国映画は容赦がないので主人公だろうとなんだろうと死ぬ>>続きを読む
チュ・ジフンのオタクだったら楽しいかもしれないが、それ以外に楽しむポイントがないなあというのが正直なところ。それにしても犬、別にいらなかったなあ…。
タランティーノは好きじゃないんだよな~と思いつつも鑑賞。やっぱり合わなかった。
この人ずーっと、こんな映画撮ってるんだなあというのを確認できたのはよかった。
「ミスト」とか「スノーピアサー」とかの系譜の映画だなと思った。設定は面白いけど話の筋自体はさほど目新しさはなく、想像通りの展開で進む話ではあった。イ・ビョンホン演じる「代表」の心の動きに納得感があって>>続きを読む
「プロミシング・ヤング・ウーマン」が大好きなので鑑賞。音楽や提示される画はさすがだったけど、話に無理があるというか「いやいや…バレるだろ…」みたいな気持ちになってしまった。
「夏の世の夢」の仮装パー>>続きを読む
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「スイッチ」というタイトルの割に「入れ替わり」の部分が効いていないというか、もうちょっとマネージャーの方の話やってもよくない!?になってしまった。入れ替わりものって入れ替わった二人の話が交互に出てくる>>続きを読む
予定調和的にトラブルが起きて解決する映画。好きではないけど、テンポがよくてつまらなくはなかった。
主人公のお母さんが「この曲を聴いてみんなが自分の主張を始めた」みたいなことを言って踊りだすところで泣い>>続きを読む