hamokoさんの映画レビュー・感想・評価

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シンプル・シモン(2010年製作の映画)

3.7

アスペルガー症候群の少年とその周りのひとたちを描くハートフル?ストーリー

症状と付き合いながら生きるシモンと、彼の少し難しい面と向き合いながら面倒を見ている兄。
そして面倒をみる兄、そしてシモンと同
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

4.0

リーグチームで結果を残せなかったサッカーチームの監督が、
アメリカンサモアの最弱サッカーチームに左遷され、「公式戦で1ゴールを決める」という目標のもと公式戦に臨む話。

濃いキャラクター性を持つ寄せ集
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

4.0

帝政ドイツ時代、初めてサッカーを広めた英語教師の、差別や偏見との闘いから遠い未来にサッカー大国ドイツを生む始まりの物語。

イギリスに留学し、英語教師としてドイツの名門校に赴任したが生徒たちの中に潜む
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.0

これはちょっと色んな人に見て!って言いたい正統派ホラーだった

両親を失った少女を引き取った叔母。
おもちゃメーカーのエンジニアだった叔母は子どもとの付き合い方がわからず、AIを使って子どもの友達にな
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.0

なんだこれは!?!?!?

3時間の悪夢。
ヘレディタリーもミッドサマーも卒制とかも観たけれど今作が監督の新境地なのだとしたらついていけないよ〜😭と嘆かれてもおかしくない、申し訳ない。
グロいのも痛い
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極上ディナー 狂気の夜(2020年製作の映画)

-

スコアもつけられないほど酷くて笑っちゃった、何を見せられたんだ…?という感じ。

ディナーパーティーにお呼ばれして集まったけどワインだけ飲ませて家主全く食事を出す気配がない。
お腹が空いたと客が言うと
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燈火(ネオン)は消えず/消えゆく燈火(2022年製作の映画)

4.0

香港のネオン職人の話。
ネオン職人であった旦那を亡くし、途方に暮れる妻。
旦那の作業場であったビルの一室の鍵を見つけて行ってみると、数年前に閉じたはずの作業場はそのままに、誰かがいた跡と大量の借金があ
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

2.5

とある街に住む少年少女たちが、その晩あちこちで開催されるお泊まり会に参加して互いに影響を及ぼしあい、小さな取るに足らないような一歩を迎える一夜のお話。

本当に何か大きなことが起きるとかではなく
昼間
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エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.0

エスターの前日譚。
エスター、めっちゃ刺すやん。容赦なく何度も滅多刺しにするのでもう十八番みたいになっている。
ヨッ!滅多刺し!いいぞ!やれ!やりすぎだ!

エスターの哀しみは年相応の恋すらできないと
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GHOULグール(2015年製作の映画)

2.5

20世紀の食人をテーマに、ウクライナのホロドモールに視点を当ててドキュメンタリーを撮影するTVクルー。

しかしホロドモールより彼らを恐怖に陥れたのは殺人鬼アンドレイ・チカチーロの霊、小屋で起こる不可
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瞳をとじて(2023年製作の映画)

4.0

この監督の映画を劇場で観たのだという経験のためにも行っておいてよかった。

覚悟はしていたが、瞳をとじてしまって途中の記憶がない。

主人公が地元へ戻り犬と海へ出るところで覚醒したが、あの一連のシーン
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TAR/ター(2022年製作の映画)

3.5

由緒正しいベルリンフィルの首席指揮者のター。
その彼女が音源の収録という大仕事を控え、プレッシャーに苛まれる中で彼女の教え子の訃報が届き、彼女の完璧なキャリアは少しずつ崩壊していく…という話。

しか
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

3.0

ゲームは未プレイ、未視聴完全初見。ピザ屋の警備?バイトくらいの印象だったけど、ホラー期待して行ったらなかなかハートフルファミリー(兄妹)ストーリーだった。

これはほぼオリジナルなんだろうなと思ったん
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黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

キャンプの帰りに車が故障した大学生一行。
車の修理ができるところがないか近くの村へ
たずねるとその村は…

意外と見ていてスッキリする、ベタな展開もお約束〜で笑って見れる軽めのアクションホラーだった。
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Saltburn(2023年製作の映画)

4.0

ありがとうバリー・コーガン。
すごい演技を見せられて絶句と賞賛の笑みが交互に出てきた。

冴えない大学生と貴族の美男子の愛憎渦まく
アメリカン・パラサイト・ストーリー。
確かに愛していた、けれど憎んで
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65/シックスティ・ファイブ(2023年製作の映画)

2.5

とある惑星で生活を営むアダム・ドライバーは宇宙の他惑星の探索をしに旅出ち、その道半ばで隕石と衝突し恐竜がいる時代の地球に来てしまう!

…というトンデモ展開アドベンチャー映画
完全に子供と絡むアダム・
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スマイル(2022年製作の映画)

3.0

ちょっと期待外れだったかも…

死の連鎖。自殺を見たら終わり。
テイストとしてはリングとかチェンメ笑 みたいなものを感じて、タチの悪さが和ホラー

NO PAIN😃がすべてを語っている。

自分が超常
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ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

5.0

やっっっと観れた〜!自分が登録しているサブスクの中では配信もなく、自分の住んでる地域にはDVDのレンタルもなく、ここに来て初めて観れた。

映画館で観るライブってとっても最高!!
アメリカンユートピア
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.0

確実にこの世に存在している格差の話。

普通に生きているだけでは交わることのない、貴族と庶民の話。
別になにか軋轢が生まれるわけでもないのだが、淡々とその性別や家柄に縛られることの不自由さと、何者でも
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.0

なんとサクッと観られる1時間映画。

亡くなった祖母の家の片付けに来た一家。
ネリーは森で一人遊びをするうちに、母親と同じ名前の少女と出会う…

森で遊ぶ子どもたちの姿、自然音が多くて落ち着く。
子供
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.5

目も耳もすべてが満たされるアーティスティックムービーだった。

ある科学者の下、胎児の脳を移植された女性の成長の物語。と言ってしまえばそれまでなのだけど、その根底にはフェミニズムだとか女性性の問題提起
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

4.0

想像以上の正統派復讐譚だった。

アイスランドの王子アムレートは10歳の時、叔父に王である父親を殺され、「父の仇を討ち、母を助け、叔父を殺す」と誓い命からがら海へと逃げて隣国でヴァイキングの戦士となる
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

-

対話劇。

全然集中できなかったけど、たぶん今後見ることはなさそう…
自分が改めてフェミニズムや女性の価値観などに悩み、思いを馳せることがあったら、またこの映画の扉を叩くかもしれない。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.5

父親を亡くし、叔父の介助をしながら二人暮らしをするクリス。

ずっと心が見えなくて閉鎖的で息が詰まりそうで、久しぶりに「どこにも行けない」系の映画を見たな…

叔父が倒れたことで大学進学を諦め、家業を
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ウォーターワールド(1995年製作の映画)

3.0

世紀末海洋アドベンチャー!だけどなんか絶妙に惜しい。

テンポが悪いのか?何が悪いんだろう
いまいち盛り上がらないままなんとなく話の流れに乗ってなんとなく見終えたという感じ。
やっぱり女子供がそれなり
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アミューズメント・パーク(1973年製作の映画)

3.0

これすごいなあ…とても短いのでとりあえず見てほしいけど…

見ていてここまで不快な気持ちになったの久しぶりだった。
エレファントマンを見たときの「私は何を求めてこれを見たんだったか」という気持ち…
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

3.8

初っ端から最高
陸の父としての子育て、海の王としての政務、どっちもやらなきゃならないのがry

今回もアトランティスはじめ海生物を模したメカニックや衣装デザインが最高にイカしてる。
特にクラゲみたいな
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.3

filmarks記録記念すべき1000作品目〜

しばし先延ばしにしていたこちらをチョイス。
すっっっっっっごい長かった

グッドフェローズが大好きなので期待していたのだけど、やっぱり豪華出演者とテー
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.3

2024年観初め映画。

1800年代の士官学校であった殺人事件の捜査に来た刑事と、在学しているご存知エドガー・アラン・ポーの物語
サスペンス?ミステリー?
捜査中にも被害者は増え、連続殺人事件
とな
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.7

すごくぼんやり見てしまった。
2023年映画納めの1本。

終始ずっと無情感が漂っていて、
1人の兵士の意思や命が集団の中で埋もれてゆく様をふんわりと感じながら見ていた。

秀逸だったのは冒頭の制服が
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CURE キュア(1997年製作の映画)

3.5

うーん 難しい。

ラストシーン、終わり方が好きなんだけどでもその本質がわからなくて「えっと……?」となるままエンドロールに入る。
考察を見た方が良さそうだ…

どんどんキレていく役所広司と人を苛立た
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レリック ー遺物ー(2020年製作の映画)

3.3

祖母が行方不明になったと連絡を受け、祖母の家に訪れる母娘。
しかしある朝祖母が帰ってきていた。そんなところから始まる中途半端ホラー。

怪奇現象の答えが見つからないのでだいぶ消化不良なのだけど、
怖さ
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.7

ミステリーとして観ると残念なので、とある女性の人生を、ある事件を中心になぞる映画だと見ればとても満足のいく美しく物哀しい一作になる。

静かで美しい自然の描き方がとてもよくて、湿地を愛し自然と寄り添い
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

2.5

きさらぎ駅RTAって聞いたので見てみた
笑いっぱなしの1時間半弱をありがとう

きさらぎ駅から生還したはすみ(仮)さんを訪ねて取材をする大学生がきさらぎ駅に行く方法を知り、きさらぎ駅に行って無双する話
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白鳥(2023年製作の映画)

3.5

後味が悪くてとても好き

いじめの嫌なとこ全部詰まっている話
箱庭的なウェス・アンダーソンの世界で描かれる17分の小さな理不尽、見る価値ある

これが実話に基づくって……

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.5

暗くて重くて、ラストでドキッとする映画だった。

しばらく阿部サダヲを見る目が変わってしまいそうなくらい演技というか、ハイライトのない真っ黒な瞳が印象に残る。

しかし痛いシーンが多すぎる。ホラーには
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