Jilさんの映画レビュー・感想・評価

Jil

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オーメン(1976年製作の映画)

3.9

とんでも展開だが強烈なインパクトのある作品。
脚本的にも視覚的にも分かりやすい作品で多くのひとが楽しめる。

ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

こういうところあるのかも?と思わせてくれる作り方いいですね。
元祖ミッドサマー的なやつと言われてる所以でしょう
ウィッカーマンのラストカットのためのコストのかけ方好きだなぁ
あ、言うほどエログロないで
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死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.6

今観るとツッコミどこ満載かもしれないけど、それもまた結構面白い。
理不尽な感じとか問答無用な感じであんまり考える暇なく襲われる主人公たち。
不憫だなぁ
ラストも好きな感じ

ヘル・レイザー(1987年製作の映画)

3.9

イギリスホラー独特の世界観があります。
アイデアが面白い。
美術が良い。
不思議な世界に引き込まれる

シド・アンド・ナンシー(1986年製作の映画)

3.9

刹那的な生き方を送ったカリスマの話
結構悪いやつでも死後いい人だったとか言うこと多いと思うけど、それ系だとは思う
ドラッグはやっぱり良くないし、それで苦しんでるシーンもたくさんあって良く描かれてます。
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ケーブル・ガイ(1996年製作の映画)

3.7

ジムキャリーは何やっても面白い
今作ではコメディ+ホラーでうまく演じています
だんだんサイコな感じになっていくのもゾクゾクします

フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

4.0

歴史的にも貴重な映画。
今から約90年前に作られたとは思えないすさまじい完成度。
イギリスでは30年間禁止されてたみたいですが、学校で道徳の時間で流してもいいんじゃないかなくらい良い
最近はダイバーシ
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ヴィデオドローム(1982年製作の映画)

3.9

まずビデオというもので作品を作ろうとしたアイデアがすごい
現実か妄想か分からなくなってくる演出もうまい
後半にから一気に持ってくパワー系な感じはご愛嬌だがかなり観やすいのでオッケー
またみるかと言われ
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(2023年製作の映画)

4.0

観客に他人事で観るなよと鋭く突きつけるストーリー。
テンポの良いカットと美しく計算された構図で144分間飽きさせない。
2023年邦画のベスト作品。

キャリー(1976年製作の映画)

4.1

独特の緊張感と怖さがとても良い。
また、ワンカットでいかに伝えられるかを意識していて素晴らしい。
現代ではデジタルカメラやCGなど様々な選択肢があるが、この時代ならではの美しい方法で製作されている。
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オールド(2021年製作の映画)

3.6

設定的に面白い。
登場人物のバックグラウンドを描くのが2時間弱でできていて良い。
色味はちょっと明るすぎるのでリゾート系とは言え暗めの方が緊迫感出て良かったかも知れない。
だが、印象に残った映画である
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アングスト/不安(1983年製作の映画)

3.5

殺人鬼のバックグラウンドがよく分かってよかった。
撮影もすごく臨場感を感じる。
ポップコーンが進む映画ではないが、上映禁止になるほどではない。
気持ち悪いとか言って目を背けるな。現実にあったんだぞ。と
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不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.6

久しぶりに映画館に行けてよかった。
映画館で観る必要はないけど、なかなかいい作品。
家族と仕事、嘘と虚栄心などよく描けている。
全体的に淡々としていて暗いムードの映画なので好みは分かれると思うが、個人
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.1

モノクロならではの画が美しい。
また、登場人物が魅力的に描けており素晴らしい。
個人的には波の音など音響のこだわりもすごく好みだった。

野いちご(1957年製作の映画)

4.8

カメラワーク、構図、編集、照明など全てにおいてお手本のような作品。
また、テーマも普遍的なもののため、現代においてもその意図はしっかりと伝わる。
もはや完璧としか言えない名画中の名画。

ストーカー(1979年製作の映画)

4.3

精神に直接問いかけてくる稀有なSF作品。
タルコフスキーの妥協のない映像表現はさることながら、脚本も非常に面白い。
人々の様々な欲望が渦巻くこの社会に生きる我々が観るべき映画であり、次世代に残したい傑
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

4.1

マフィア映画といえばの一本。
少々長い映画ですが全く飽きません。
演者の躍動感が素晴らしい。
フィルムならではの気合の入り方を感じます。
ストーリーも完璧です。

(1974年製作の映画)

4.5

タルコフスキーの映像美に浸れる映画。
8 1/2のように時間軸が曖昧で非常に難解だが、水や草木、風や火など生々しくも美しいカットはタルコフスキーならでは。
一体どうやって撮ったのか分からないくらいスム
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.0

実話に基づいたマフィア映画の傑作。
アクション映画のように派手なシーンはないが、それがこの映画の良いところだ。
実にノンフィクションらしさが出ている。
カットはテンポが良く、ムダがない。
役者の演技も
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

夢と現実。肉体と精神。
これらは非常に定義が難しいものであり、映像化するのも難しいものである。
しかし、今監督はアニメだからできる表現方法を駆使して見事に映像化している。
日本のアニメーションの歴史に
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G.I.ジェーン(1997年製作の映画)

3.4

良くも悪くもハリウッド的な映画といえる。
テンポが良く飽きさせないシンプルなシナリオと果敢にアクションに挑んだデミ・ムーアは素晴らしい。
ただ、劇中では主人公らが他国の領土に侵入し、国境警備隊を射殺す
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

宗教をベースにしたサスペンス。
宗教の違いで家族間であっても距離がある依頼人の家族。
ミカエルは仲が悪い依頼人の家族を見て家族なのにおかしいと言うが、さほど自分の家族も状況的には変わっていない。
一方
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インターステラー(2014年製作の映画)

3.8

現代のSF作品において重要な一作。
各所に散りばめられたオマージュが礼儀正しく、リスペクトされている。
商業的に寄っているが、それもノーランのすごいところである。

メメント(2000年製作の映画)

4.1

ノーラン作品では一番好きな作品。
作者の意図が明確に分かる。
荒削りなのが緊迫感を助長させる。

フォロウィング(1998年製作の映画)

4.0

借りパクされたり、借りパクしたりでDVDを何回か買った。
それくらいの傑作。

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.5

名作とか言われてるが、そこそこの映画。
これが好きとか言ってる人とは友達にならないようにしてる。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.7

映画館で観ました。
韓国映画の強さを感じた。
映画終わった後、みんなどんよりしてたなぁ

オデッセイ(2015年製作の映画)

3.5

公開日に映画館で観ました。
オマージュが散りばめてある。
ありえなさそうだけど、ちゃんと一部理論上可能な事を調べて作っている。
SFで抑えるべきところを抑えている。
しかし、マット・デイモンはなんでこ
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

アメリカの大学生時代に当時話題だったIMAX3Dで映画館で観た。
車が橋から落ちるシーンなんか映画館中が声を出して盛り上がっていたのを覚えている。
ノーランは一般的な人にもコアな映画好きにもウケる映画
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

3.8

アメリカの大学に通っていた時、何故か社会学か人間学の授業でみんなで観た。
とりあえず間違っても黒人の友達のスニーカー踏まないようにしようと思った。
とりあえずヒップホップ好きな人は観るべきクラシックで
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ザ・セル(2000年製作の映画)

3.5

アイデアは面白い。
また、冒頭や精神世界などなかなかに綺麗なカットがあります。
ただし、それ以外のカットは平凡。
したがって一貫性を感じない。
アートを作ろうと思って作っているように見えた。