やすおさんの映画レビュー・感想・評価

やすお

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二百三高地(1980年製作の映画)

3.6

長い。もっくんが好きなので坂の上の雲はしっかり観た。流石に映像の古さはあるがこちらも息を呑む戦闘シーン。あと重厚なおっさんの顔、顔。今邦画に足りないのはこういうおっさんだよ。あと夏目雅子が美しすぎてフ>>続きを読む

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.3

テンポ良く観れた。何かあんまりピーチ姫が可愛くなかった。鼻の穴が気になる。アニャ・テイラー=ジョイが声優やったんか…いや、まあこういうのは日本語版で観る方がいいか…

炎628(1985年製作の映画)

4.0

ほぼずっと地獄。木々から落ちるシャワーを浴びて踊るシーン、あれは夢だったのか。あそこから始まるずっと悪夢。こんなに淡々と描かれる戦争映画も珍しい。

MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.3

自分がそこまでステイサム愛に溢れてないからなのか…何とも言えない映画だった…
リー・ビンビンも綺麗だけど、おばちゃんだし…ハゲとおばちゃんと微妙な大きさのサメ…(もっと派手目にデカくしてよかったのでは
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マッドゴッド(2021年製作の映画)

3.4

ここでタイトル来るやろな!でドン!と来て、ここでスタッフロール流れるなよ…で流れる映画大賞受賞作品。オープニングで日本語字幕のクレジットあるのに、セリフねえじゃねえか!騙された!2001年宇宙の旅、地>>続きを読む

セルビアン・フィルム(2010年製作の映画)

3.3

日本のカルトムービーとかとは違って、ちゃんと映画だな。しかしよくここまで倫理にもとるものを作るなあ…こういう過激自慢モノは、それ以上でもそれ以下でもないな。疲れるから30分くらいにまとめてくれ。

テリファー(2016年製作の映画)

3.1

全編「そうはならんやろ〜」で満載のスプラッター映画。舞台装置も、殺人鬼の不死身設定も、何もかも「いやいやいや…」ってなって冷めちゃう。30分くらいにまとめてくれ。頭踏み潰すゴア描写なんて、ライアン・ゴ>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.1

一定の層を狙って作って、狙い通りヒットした、と押井守が言ってたが、これは大衆恋愛作品のようで実はサブカルがテーマの挫折を描いた、わけではなく理想と現実に揺れ動く二人、ではなくただ女性視点での同棲破綻モ>>続きを読む

キングス・オブ・サマー(2013年製作の映画)

3.8

なんつーか、ああいう失恋の仕方とか、見た目ヤバそうで何言ってるかわからんけど遊んでると楽しいやつとか、小中学生の時にあったよなあ。脚本はよくある家出ものなんだけど、ラストの二人の車中のカットが素晴らし>>続きを読む

アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

3.9

アメリカンのスリープオーバー(お泊り会)を巡る群像劇。大した事は起こらないけど、朝を迎えた時、ちょっと前に進めたかな?系映画。しかし、こういうのが文化としてある時点でアメリカ総パリピなのではと思ってし>>続きを読む

ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.7

両手に銃を固定されちゃった、以外は結構ふつうなアクション映画。ヒットガールが可愛い。テンポよくて痛快。こういうのでいいんだよ、ラドクリフ、いい感じに小汚くなってきたな。

カーター(2022年製作の映画)

3.6

疑似ワンカットに拘りすぎて「面白ゲーム映像」の繋ぎ合わせになってる。全体としてよくある南北陰謀モノ+ウイルス+ハードコア+ザ・レイド(バイクチェイスシーンとか、そもそも主人公のイコ・ウワイス感)な印象>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.5

AIに「細田守」と「美女と野獣」って入れたら創ってくれそうな設定。
色々詰め込みすぎてお得意の青春模様が蛇足のように感じられたけど、映像や音響はスクリーンで観たかった感じのエンタメ作品。中村佳穂もいい
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凶女 KYOU-JO(2002年製作の映画)

3.2

三池崇史感あるサイコホラー…のようなドタバタコメディ。色々詰め込みすぎて脚本わけわからんし演技もポンコツだけど、全体的に望月峯太郎の座敷女っぽさが出てて面白かった。少なくともそこだけ。

八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.3

香港おとぼけ刑事ドラマ。犯人は和田まんじゅうとヴィンセントドノフリオを足して2で割ったようなやべーやつ。この演技だけで見る価値はあるな。それ以外はマジで、何を見させられてるんや…?字幕が放送禁止ワード>>続きを読む

呪詛(2022年製作の映画)

4.1

臨場感を高めるためのPOVという手法が途中ノイズになるんだが、ラストはメタ的に奏功し「こいつ、やりやがったな…」と一本取られる。リングや呪怨のような怨嗟がもたらす不条理というより、因果応報という超自然>>続きを読む

哭悲/The Sadness(2021年製作の映画)

4.0

なかなかに二度と観たくないレベルのインモラルさだったな。ほぼ満席だったけど、カップルで来てる人はまぁ…すごいな…
主人公カップルが美男美女で微笑ましいんだけど、ホントろくな事にならない。エンドロールま
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サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

3.7

ハートウォーミング特撮畜生ゴアムービー。気合入ったゴア描写に、くだらね〜と思いながらも見てられるのは主人公ミミの唯我独尊振りが痛快過ぎるが故。家族愛を描いているようで、結局何も解決してないのが面白い。>>続きを読む

学校の怪談(1995年製作の映画)

3.5

こういうジュブナイルもの減ったよなあ。何か全国的に怪談ブームだった気がする。今見ると、クマヒゲさんの造形がマジと気合入ってるんだよ。あれは怖いわ。

夏の庭 The Friends(1994年製作の映画)

3.8

暑い夏が来ると思い出す。死や衰え、別れといった事象を子供たちの体験を通じ瑞々しく、また残酷に描く。真夏の非日常的で、白昼夢のような映像がノスタルジックに感じる。三國連太郎がいい味出してる。こんなジジイ>>続きを読む

インサイド(2016年製作の映画)

3.3

屋敷女のアメリカ版。ファニーゲームの時も思ったが、やはりアメリカ、何となく見やすくしてくれてる。まずヒロインが可愛くなる。フランスホラーには食傷気味なのでこんなもんでええんちゃうかと思うが、オリジナル>>続きを読む

P2(2007年製作の映画)

3.3

アレクサンドルアジャ製作のサスペンス?シチュエーションものスリラー?ハイテンション等で知られる監督とのことだが、暴力残酷描写はさほどのもので、とにかくヒロインの乳にだけ目が行く。大失敗作である。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.8

ゲーム版の1と2を詰め込んだ脚本。バイオの根底にあるB級ホラー感をうまく再現してたというか。出来はともかく、雰囲気は良かった。撮影監督がマキシムアレクサンドルということで、洋館の暗闇での戦闘等の幾つか>>続きを読む

Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.8

ずっと抱えていた「異物」とは自己の出自なのか、求められる理想に近づこうとする虚像に宿った命なのか。「異物」を飲み込んでは「排出」していく主人公。誕生会とトイレのシーンは死と再生を想起させる。ヘイリー・>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

3.9

ウィレム・デフォーの顔芸凄すぎる。退屈は人を狂わせ、酒は人を愚かにする。ただ、救いは愚かでいることにしかないのかもしれない。猜疑心と高慢が故に罪を犯し、神の灯を奪わんとする時、破滅が訪れる。観たあとゲ>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.2

ザ・レイドの一対複数の格闘術の妙技やジョン・ウィックのスタイリッシュさや無敵感もなく、ただ、ああ日本映画にしてはアクション頑張ってるなあ〜って思うだけの時点でもう何だかなあ〜
ただでさえ余計なドラマ部
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

ミッドナイト・イン・パリのような懐古ものでなく、何で60年代のロンドンが舞台なの?って感じ。現代でも同じこと起こってるし。ただ監督の趣味をオマージュばりばりで詰め込んでウォークな人々に向けて作った凡作>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.1

金髪のコのスタントアクションが見応えたっぷり。二人の会話劇やケーキのくだりなんかを楽しめたらすごいいいと思う。

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.5

なんつーか、エスターとかでも思うけど説得力がないんだよなあ。いや次々助けに来る男相手にそうはならんやろ、て。望月峯太郎の座敷女よろしく、ビジュアルに「やべえ」感がないと。テンポの悪いキャットファイト観>>続きを読む

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

3.4

前半はちゃんと怖いんだけど、後半から自身のオムニバス作品と似たようなことやっちゃってる。怪奇に説得力持たせようとして、途端にチープなおふざけゴアムービーになって、とっちらかって終わった。また致命的なこ>>続きを読む

マンホール(2013年製作の映画)

3.2

汚水処理施設に落ちた男の絶望ムービー。殺人鬼兄弟という背景らしきものもあるが、投げっぱなしで終わる。逆に陳腐にならずに済んだのかもしれない。純粋な汚物不快映像に仕上がっているため、是非観てください。

ザ・ギニーピッグ マンホールの中の人魚(1988年製作の映画)

3.0

蔵六の奇病を映像化したかったのか、何ともグチャグチャの映像でうんざりする和製シェイプ・オブ・ウォーター。ずっと画面が暗くて何が何だかわからんし、アップを多用するところとかもう嫌がらせにしか思えない。

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.4

ジャーロやらサイコホラー的な感じを薄めて結句安モンスター映画に落ち着く。最後まで観させるんだけど、これ、2022年の映画か?ってほど安い。ジェームズ・ワンに過度の期待しても仕方なかった。

セブン(1995年製作の映画)

3.9

独特の映像と、ずっと雨でホントまいる。ドヨーンとする。ジョン・ドゥ、つまり名無しの権兵衛は誰でもないし、全ての人間に当てはまる。ラストも含めて、強烈に皮肉が効いてんなあ。しかしこの年代あたり、こんなス>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.6

とにかく美しい主演二人を愛でる眼福スクリューボール・コメディ。天性のオッサンたらしの彼女は田舎の太陽のようである。対してニューヨークはしばしば雨。しかし雨に煙る街にもその美しさを見出せた時、主人公に変>>続きを読む

吸血少女対少女フランケン(2009年製作の映画)

3.1

斎藤工は何ほざいても、自分の出演作見つめ直せよ、で終わるな。川村ゆきえがかわいい。ゴアやスプラッターてのはこれくらいエンタメに振ってないと。