ふっかーさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

4.7

以前、イーストウッド作品のシティ・ヒートにたどり着いたとき、バート・レイノルズを知りました。そのDVDパッケージには、"イーストウッド&バート・レイノルズ 夢の共演"とあったけどいまいちピンとこなかっ>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.5

恋愛とは、愛するとは何か。
青年期と老年期のふたりが、表現の仕方は変わっても、変わらぬ愛を捧げます。

若い頃、特にまだ10代後半の
もう好き!とにかく好き!
生まれや育ち、それが何?
そんな恋愛が一
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ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

5.0

ヤツが、帰ってきた!

観る前は思いました。
歳はいっててもランボーを演じる以上
もう少し減量してくれスタローン、と…。
(無茶ですね)

でもそんなことは小さなことでした。
もう興収や観客動員数やラ
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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像(2018年製作の映画)

4.3

年老いた美術商の願い。
"最後にもう一度、いい商売がしたい“

あの絵は間違いなく本物だった。
しかし…

物語は美術商のオラヴィと孫のオットーを中心に進んでいきます。脚本は穏やかながらも、それぞれの
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

まずはデ・ニーロ演じるベン。
シニアでもまだ誰かの役に立ちたい、力になりたいという思いが、結果的に周りを生かして自分も輝く。組織や人と人との理想の関係性が見てとれました。
ディア・ハンターの頃の若きデ
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ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方(2018年製作の映画)

4.0

動物カメラマンのジョンと料理ブロガーのモリーが、夢の農場を開拓していく8年間のドキュメンタリー。

てっきり二人だけで広大な荒地をよみがえらせるのかと。もちろんそんなわけはなく、出資者や賛同者の協力が
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.0

ミュージカル映画初鑑賞。
オペラ座と3人の男女の栄枯盛衰。
時は止まってくれません。

物語終盤では、ジェラルド・バトラーが怪人の歪んだ愛や歓び、報われぬ思いといった心の内面を見事に表現しています。怪
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パンダ・インフルエンザ(2014年製作の映画)

3.5

元カノのセリフ “まさか⁉︎“ に笑えた。
元彼もいいヤツです。

やっぱり男って単純。
コメディなのでそれでいいと思います。
だまされるのは男の方がいいかな。
立場が逆だと、後味が悪くなるかも。

マリーナの海(2014年製作の映画)

3.3

なんてことのないストーリーかと思いきや
ラストの字幕で気づかされる。

時にわがままでも
人生、どうしてもと思ったらやるべきです。

久々のブリリアショートショートでした。

勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.5

再レビューです

"おまえが必要なんだ!"
試合か脱走か...ハッチの決断は!
こんな熱い仲間が好きです。

シリアスな中にもユーモアがあり楽しめる。
終盤からラストはスケールの大きな展開でスカッとし
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男と女 人生最良の日々(2019年製作の映画)

4.0

予備知識ゼロで鑑賞。
1966年の「男と女」の続編でした。

53年前!の前作の映像と現在を織り交ぜながら、当時と同じキャストでジャン・ルイとアンヌの会話が穏やかに進んでいきます。ただ、そのゆっくりと
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

これは納得のホアキン・フェニックスのオスカー受賞です。笑いひとつ取ってもなかなかエネルギーが要ります、あの笑い方は。アーサーの悲しみの笑いです。

アーサーは貧しさや病気の中、日々を懸命に生きていた。
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大脱出3(2019年製作の映画)

2.8

シリーズ第3弾
続編とはいえ2、3は中国向けかと思います。
一応今作のボスが1作目と関係があるので、繋がってるんだなと分かります。
しかしながら“大脱出“にはなってません。

う〜ん、もっと主人公に感
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

5.0

実話ゆえの重みと、俳優陣の素晴らしい演技が作品をより深みのあるものに。エンドロールが流れ始めても涙が止まらなかったです。

主人公リチャードは、冴えない見た目や自身の過去がどうであれ、逆境でも自分の信
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だれもが愛しいチャンピオン(2018年製作の映画)

4.3

主人公マルコが、知的障がい者のバスケットボールチームのコーチとなって指導するお話。

「人扱いしてくれた」
知的障がい者の人たちは分かっています。
健常者が自分たちをどう見ていて、どう接しているかを。
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

4.8

あ〜もう泣きました。笑いました😃

恥ずかしながら、映画館であんなに観客の笑い声が聞こえてくる映画を観たのは初めてでした。
もちろん嫌じゃなく新鮮で、男はつらいよが上映されてた昭和や平成初期の館内の雰
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.2

インドにおける階級や身分の差を取り上げた恋愛映画。

結婚に失敗した主人と、未亡人のメイドの日常生活が穏やかに描かれています。
映画なんだけど、これ本当に演じてるのかと思う。そのぐらいふたりの役者さん
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大脱出2(2018年製作の映画)

3.2

上映館があまりにも少なくてブルーレイにて鑑賞。

前作はシュワちゃんとの共演でした!
それに比べると続編の今作は話題性もなく、またストーリー上の都合、スタローン本人の出番も少ないです。
ハイテクに疎い
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

想像していたストーリーとは全く違い、重い刑務所が舞台なのに鑑賞後はむしろさわやか。清々しい。ティム・ロビンスが控えめな主役を演じる分、フリーマン他、脇役の個性がより際立って見えます。

冤罪で刑務所に
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今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

4.0

誰にでも
人には言えない秘密ってありますよね。

主人公は村の伝説の自転車乗りの英雄タビュラン。今は自転車店の店主でもあるのに、実は自転車に乗れなかった!

自分の秘密を話すべきか否か。
打ち明ける
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

箕輪ダム イベント広場
「僕たちの映画館」にて鑑賞

涙は出なかった。
でも心が震えた。

数々の映画賞を受賞した本作。
これはもう映画化以前にクイーンのメンバー、楽曲、そしてフレディ・マーキュリー
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.1

前作から早9年。
1作目からはなんと24年‼
ウッディやバズといったお馴染みのキャラが出てくると、なんだか懐かしさを覚えました。ありがとう。

「なぜ生きるのか」
そんなセリフが出てきます。
やっぱり
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

5.0

さらにスケールアップした第3弾!
思い入れのある作品は名作を上回ります。
ということで⭐️5つ!

黒地に赤文字で STALLONE RAMBO III。
かっこいい。もう充分強さが伝わってきます。
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運び屋(2018年製作の映画)

4.2

オープニングの曲、いいですね。スッと映画の世界に入っていけます。

自分は男ですが、これは特に男性に観てほしい。それも古い価値観で"男はこうあるべきだ!"と家庭を省みなかった男たちに。父親(男)は見え
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おとなの恋は、まわり道(2018年製作の映画)

3.5

あまり予習せずに鑑賞。王道の恋愛物かと思ったら、ちょっと変わったラブコメでした。

キアヌ・リーブスとウィノナ・ライダー。
ふたりの会話のテンポが良くて、演技とは思えないほどの自然さ。ひたすらしゃべっ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.5

続編の今作は派手さを抑えた演出。そして登場人物それぞれのドラマに重きを置いています。家族愛やその周りの人との繋がりがテーマでしょうか。男性向けのイメージがあるかもしれませんが、ヒューマンドラマとして老>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

家族について考えさせられる一本。
少年ミゲルが家族の大切さや、先祖と自分の繋がりをより理解していく過程がいいです。そしてママ・ココが歌で記憶を取り戻すシーン。誰にでも素敵な思い出はあるんです。歌や音楽
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チェンジリング(2008年製作の映画)

5.0

もし自分が精神異常者として扱われたら...。想像するだけでも苦しい。
アンジェリーナ・ジョリーの魂の演技と、後まで残るイーストウッド映画の余韻が素晴らしいです。

SING/シング(2016年製作の映画)

5.0

これは良かった!途中からずっと観ていたい、終わらないでほしいと思った一本です。

まず登場人物(動物?)たちの行動がエネルギッシュ。生き生きしている。そして歌い出すと心を揺さぶられるほどエモーショナル
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愛は痛みをともなうもの(2014年製作の映画)

3.0

姉と妹、どっちもどっちかなあ。ホテルマンお気の毒です(笑)

一目ぼれ(2010年製作の映画)

3.6

セリフ無しで表情から気持ちを察する本作。お互い何度も見かけて目が合う。やがて微笑みから笑顔に。自分だったら、さすがに同じ座席に座ったら声掛けちゃうな。いい天気ですねって。地下鉄だけど💧

未来の自分(2013年製作の映画)

3.8

一度じゃ細部が分からず二度鑑賞。
別れた後のお互いのポーズ。"頑張れよ!"という思いが伝わってくる。いいシーンです。
ちなみに過去の自分にアドバイスできるのなら、チャンスに気づけ。"そのうち"はやって
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インタビュー(2012年製作の映画)

4.2

泣けました。
ありがちなオチの上を行く展開。一見、大丈夫か?と思える面接官。元々の能力+ダウン症の"面接官"だからこそ人を見抜く勘が鋭かったのかも。もちろん面接を受けた弁護士もハートがあり有能でした。
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恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.3

久々の邦画。まずさわやかなタイトルに惹かれました。物語も中年男と女子高生のそれぞれの立場や心情を描きつつ、希望が持てるいい形の終わり方ではないでしょうか。

昨今の嫌な事件ばかりが目につきますが、素敵
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ビーボーイとフラワーガールの愛(2015年製作の映画)

3.8

パートナーがピンチの時にこそ、二人の愛が本物かどうか試される。素敵なカップルでした。

犯罪オタクのカップル(2011年製作の映画)

3.4

どこかほっこり感のあるアニメ映像ですが...。一番怖いのは過度な妄想や思い込みかもしれません💧