frenchblueさんの映画レビュー・感想・評価

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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.5

これが最初の最初なんだと感慨深く鑑賞。マックスのマッドさは5%くらい。愛する人がいて子供がいて、親友がいて素晴らしい日々を送っていたとは意外。45年前だから映像に驚きはないものの突然の残酷描写、敵の怖>>続きを読む

FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

残酷描写やグロい描写も比較的平気なのだが、高所はダメ!めちゃくちゃ怖かった。息つく暇もなく次々と主人公たちにアクシデントが起こる。それだけでもはなく、ストーリー的にも驚いたりしんみりしたりすることもあ>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.4

氷の上をトラックが走るなんて想像するだに恐ろしいが、実際映像で見せられ、次々に事件、事故が起こりもうダメでしょと思いながらも復活、手に汗握る。リーアムニーソンとローレンスフィッシュバーンだから安心して>>続きを読む

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

3.8

みんなが有罪という中一人無罪を主張すること、人の命が関われば自分でもやるかな。ほぼ一つの部屋で行われる会話劇なのだけど、全然飽きず惹き込まれた。扇風機やノート、窓、汗だくなシャツなど小道具も効いてて良>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.9

ポップコーン食べながら観てて、音はあるけど音楽はほぼなく、内容が内容なだけに凄く食べにくかったし、そんな自分自身が皮肉だなと思った。

妻のあまりにも無関心さに呆れた。夫は辛そうだけど妻には逆らえず、
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.5

早速特典のスマホ壁紙ゲットして、スマホ見る度に気分上がる。前作以上は正直期待してなかったけど、さすが、最高。フュリオサ、あんな過酷な運命を抱えていたとは。あるんだね、楽園が。ディメンタスも最高で最悪。>>続きを読む

アトラス(2024年製作の映画)

2.7

映像が凄くてお金はかかってそう。だけど設定はありきたりだし、ストーリーは無理すぎ、というかヤバい域。何も考えなくても楽しめる、委ねられるという感じでもない。主人公に全く共感できず。主人公以外の人間の扱>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

後味悪い、悪すぎる。ご飯食べながら観るんじゃなかたっと後悔。ヴィーガン、肉を食べる人、人種、貧富と色々な皮肉と風刺。

そばかす(2022年製作の映画)

3.4

そういう趣向だから人がよってきやすいし勘違いされることもあるのではないかと思った。「正欲」と似ている。多様性を言葉にする時の自分は大丈夫だろうか。

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.2

良い意味でほんとに馬鹿馬鹿しくて笑ってしまった。キャストも絶妙でOLとヤンキー喧嘩の組み合わせがおかしかった。でも、あまりにコテコテで説明過多で乗り切れなかった点もあり。

仕事で行き詰まった時とか落
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母性(2022年製作の映画)

3.6

女は2種類、娘か母か。
私は子供ができても娘だったな。いつからか子供への愛情の方が上回って母になった。母性なんて子供を産んで自動的に発動するものじゃない。二人の関係がデフォルメされているとは言えリアル
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

3.1

清純派なイメージの永野芽郁さんがタバコ吸ったり悪態吐いたり、漢気に溢れていてそれを観るのだけでも面白かった。遺灰の箱を手持しながら歩いているのヤバい奴だよなとか、ひったくりはこんな山の中でコスパ悪そう>>続きを読む

花嫁のママ(2024年製作の映画)

3.3

夏休みは南国に決定。ホテルや海、プールが最高。ストーリーは単純で想像通りのことが起き想像通りに動く。キャストも典型的な動き。子供が独立してからの青春の視点は新鮮。とにかく健康第一ですな。でもそんなこと>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.5

ザ・芸術。演劇の演劇の構造で分かりにくいものの実はそんな難解ではない?などと考えながら観ていつの間にか終わっていた。エンドロールまで余韻残る。シンメトリーやモノクロが美しいです

生きる LIVING(2022年製作の映画)

3.7

リメイクとはいえ、イギリスでも役所はたらい回し的な感じなのか。入った時には違和感もどんどん慣れて染まっていく。それに染まらない人間と染まる人間、染まったけど変わる人間。生きるという意味、意義を感じさせ>>続きを読む

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.9

観終わって動悸が激しい。三部構成。一部はほぼラブストーリーも後から考えると序盤から怖いし、何も知らなくてもヤバいやつ!?どっちなんだ!?と惑わせられる。二部は打って変わって明るい感じも嫌な奴感半端なく>>続きを読む

ロスト・フライト(2022年製作の映画)

3.8

たまたま飛行機に乗った時に見始め、「やばい」と思ってたらいったん飛行機シーンは序盤と後半だけでホッと一息。絶対にベルトは外さなかったが😅

機長扮するジェラルドバトラーがとにかく凄い。力的にも性格的に
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バービー(2023年製作の映画)

3.9

世界観がめちゃくちゃ素敵だった。ピンク、バービーならではの家の前面がしきりがなかったり、移動の仕方とか細かい設定にニヤッとなったりわらったり。バービー界⇆人間界の移動も素敵。

ストーリーも老若男女に
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シティーハンター(2024年製作の映画)

3.6

最初から怒涛のアクションシーンが続き惹き込まれる。鈴木亮平さんの素敵な銃さばきとアクション、そして肉体美。ストーリーは結構ドライでしつこくなくサラッとしていて見やすかった。新人の相棒との掛け合いも徐々>>続きを読む

KAPPEI カッペイ(2022年製作の映画)

3.1

ギャップの笑いネタ(子供のいる公園で大の大人が戦い、不良が真面目、作中モテてる子が現実では非モテキャラ、大学生の賃貸アパートに複数勝手に同居など)で内容はほぼないし、今どきパンチラとかそこで笑いとるん>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.5

好きな人とのタイムループ、抜けるのか抜けないのか、悩むよね。けど永遠に続くとなると地獄。

ジュリアン(2017年製作の映画)

3.7

日本でも共同親権が現実になるということで、他人事ではなく鑑賞。DVとか虐待か受けてたら、子供が板挟みになることは容易に想像できる。こんなことを子供時代に経験したらトラウマなるだろうな。クライマックスは>>続きを読む

こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.7

あみ子が何をするか読めず、気になって一気に観た。あんな優しかった兄が、、、こんな酷い目に遭った継母にこんな仕打ちを、、、いつまで父は耐えられるのか、、、観ていてこれでもかと悪い方に転がってっていってる>>続きを読む

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.0

各方面への皮肉っぷりに大いに笑った。偏屈な主人公、結局周りに流され事態は好転してるのだけど、本人は納得いかなく憮然な表情が益々面白かった。
一番好転して欲しいところがうまく行っていない所は、ハッピーエ
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秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

3.5

観てる時は何とも思わないシーンも、観終わってふとした日常の中でシーンが蘇る、じわりじわりくるのだよね。セリーヌシアマ監督、唯一無二の監督。「さよなら」の言葉に涙。

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

さとみくんがとにかく良い味出してた。こういう優等生で何かとまとめ役になる子いるいる。狂児とのやりとりも愛おしい。他のキャスト、合唱部のメンバー、先生、ヤクザ、家族も最高。めっちゃ笑った。そして肝心のカ>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.1

タイトルといい内容といい今回は完璧。主人公が女性で、相方が男だけどモノというのが功を奏したと思われる。ネコちゃんもキュート。地震が起こるたびにこの作品を思い出すのだろうな。

パレード(2024年製作の映画)

3.3

泣きたくて観て、ホロリくらい。観る自分の心が捻くれてるのか、出てくる人みんなみんな良い人たちで、そんなことあるか、と思ってしまった。息子に会いたいという割に、会った途端満足かよ!とツッコミ。自分なら地>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

変な変な作品。肉体的接触はないのにエロいし、サスペンスだし、恋愛だし、警察系だし、ちょっと笑えるし、シュールだし。スルメ的作品。

個人的には主人公と妻との会話、そして唐突な展開がさすがと思った。
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

日本だけ公開が遅くなっていたというのは納得。オッペンハイマーの苦痛を描いているけど日本人としての苦痛も感じた。京都も初め候補に入れてたのかよ、、、作った兵器を試さずにいられないのが人間。ドイツのヒトラ>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.0

前作は観たばかりだったのですぐに没頭。これこそ映画館で観る作品。前作より砂漠、戦い、砂虫ライドシーンなど見応え十分。救世主への反応、ハビエル・バルべムのどんな言動にも救世主の裏付けにするの、めちゃくち>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.8

水の潤沢な美しい惑星から砂の惑星DUNEへ。没落の過程が流れるように進んでいき没頭。砂漠と砂虫のシーンには圧巻。敵はデブなのに優雅に飛んでてめちゃくちゃ不気味。世界観とストーリーが素晴らしかった。>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.7

一歩間違えればかなり危ない作品になってたと思うけど、製作陣、出演者の方達の力量が素晴らしく見事な按配。小説とは少し違う結末も、映画は映画でありじゃんと思った。稲垣吾郎さんのザ正論ぶりが恐ろしくもあり滑>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.5

本当にこんな制度がありそうと思った。関わる人は病むよな。本人はどうなんだろうな、一人の人は想像つくけど、同居でも色々思惑が飛び交いそうだ。これを見て実際はありえないということが身につまされた作品でした>>続きを読む

市子(2023年製作の映画)

3.7

国の施策は待っていても何もやってくれない、自ら出向かない人はスルー。だから本当に困っている人はそんな余裕ないからそのまま時が過ぎていく。時間が経てば経つほどは嘘が上塗りされていって身動き取れなくなる。>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.2

最初のシーンから引き込まれた。誰もいない寒い夜の川べりで一人、一心不乱にサックスを吹く男の子。邪念がなくまっすぐで心洗われた。他の二人も天才と努力家でそれぞれ良い味出してた。

周りの大人も正直に対応
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