mmmuさんの映画レビュー・感想・評価

mmmu

mmmu

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

男がぞろぞろとタバコを吸いはじめるときの私たちのことをなぜ濱口竜介はなぜかよく見ているんだね 知人は参考文献に『ミツバチのささやき』を挙げてたけど、わたしはやっぱり観る前の直感通りケリー・ライカーとの>>続きを読む

あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

最初のほう、鏡にうつる門脇麦にズームしていくところであっこれは現代日本を舞台にした『天が許し給うすべて』なのか、と気がつく しかし湿っぽくなりすぎず、希望のある終わりでよかった 最後の長回しがもっと長>>続きを読む

夜明けのすべて(2024年製作の映画)

4.1

わーよかった 自分自身学生時代から定期的にイライラして人にあたったり物を壊したりしがちで、それがPMSとかPMDDって呼ばれるようなものではないかと気がついたのはごく最近で、判明してからも婦人科で処方>>続きを読む

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

-

キャラクター俳優のマーゴ・マーチンデイルじゃないか!

友だちの恋人(1987年製作の映画)

-

日が暮れると悲しくなるみたいな台詞にマジマジマジそれなと思った全てがうまく行っていることに対して出る涙の種類がある

赤線地帯(1956年製作の映画)

-

『哀れなるものたち』にでてきたような娼館で働く女性たちの状況を、あくまでも淡々と描く。そこには楽しい瞬間もあれば、地獄みたいな時間もある。売春の場面は描かれないことで見やすくはなっているが美化されては>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.9


地味だけどすごくいい。母息子のファミリードラマ。メロドラマに傾ききらない抑制の効いた音楽やプロットももよくて、初監督作と思えない、次回作たのしみすぎる (すでにポストプロダクションにはいっているらし
>>続きを読む

雨月物語(1953年製作の映画)

-

やっぱり日本家屋の画が一番いいので幽霊屋敷に行ってからの画面のきまりかたが最高 目が覚めた源十郎が屋敷跡に呆然と立ち尽くすところのクレーン使った長回しも、言うまでもなく最後の家に帰った場面は黒沢清的な>>続きを読む

近松物語(1954年製作の映画)

4.5

やっぱ死刑とかないと愛をここまで出力すんのむずいよなと思った あとすごいエロかった

偶然と想像(2021年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

最初のエピソードだけ 親友が恋人(になる人)と会ったその日に今まで誰にも話したことないようなことを話した、核をまさぐるような会話をした、みたいなことを言われてガーンとなる、何にガーンとなってるんだろう>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.8

なんかどエロいフェミニズム映画らしいってぼんやりした情報だけで見に行ったら、エレファント・マンみたいな19世紀産業革命フランケンシュタインものだったのでびっくりした

身投げした女性のお腹の子の脳を移
>>続きを読む

ブラックベリー(2023年製作の映画)

4.0

カナダのトロントの近くの都市Waterlooを舞台に、iPhoneに先駆けて北米で流行した携帯電話ブラックベリーの開発秘話をめぐるカナダ版ソーシャル・ネットワーク。

そういえばガラケーがガラパゴス携
>>続きを読む

シニアイヤー(2022年製作の映画)

-

y2k新書というゆっきゅんのポッドキャストから

レベル・ウィルソン誰かと思ったよ!

Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

-

ぐるぐる行ったり来たり ボクシングの映画って見てるとなんとなく自分もボクシングできる気がする

その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

-

面白いけどねちゃった 最初と最後だけで別にいいかも

(2023年製作の映画)

-

時は戦国ということでまだホモソーシャルとホモエロティシズムのあいだのあの恣意的な境界線がひかれていない!「サムライ」が権力を独占していて同性愛という用語が存在しなかった時代のお話…といいつつ芸能界とか>>続きを読む

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

-

まってドラン馬鹿にしてたけどめちゃくちゃセンスよくね!?になった ドランの映画は基本的に父親は人物は不在だけどこれと『トム』という原作のある2作品には家父長的な人物がでていて家族のドラマに深みをもたら>>続きを読む

シザーハンズ(1990年製作の映画)

-

キーラ・ナイトレーだとおもってみてたらウィノナ・ライダーだった

東京物語(1953年製作の映画)

-

年取って大人しくなったモラハラ父とその父の言いなりでウンウン頷いて男を立てるのが女の役割って育った時代の母親を見ていて気が滅入らないわけがなくて、それには無関心でいられる男たちと、わかるからかかわりた>>続きを読む