指揮者の時間を支配する能力と、対比的に凋落するに連れてコントロールできない様、あわやコントロールされる最後は面白かった。
ケイトウィンスレットの怪演っぷりを味わえただけでも良い体験だった。
時折り挟>>続きを読む
前半はたまにある児童文学特有の大人を幼く乱暴に解釈した視点の話。おじいちゃんが不憫過ぎて観てられなかった。なのにラストは逆にあの子に残酷過ぎないか?
互いにバランス感が悪過ぎる。
ユマサーマンのママ>>続きを読む
後半の「アレ」を観て複製された男を思い出した。
きっと解釈のいくつも仕方はあるだろうし、メタファーもあるのは分かる。でも結局はアダの可愛さを受け入れられるかどうかでこの映画の好みは分かれるような。
自>>続きを読む
良いニコラスホルト!こういうニコラスホルトが観たいんだ!
それ以外は後半に連れて失速していった…。設定は良かったけど、社会風刺の域を出ない上に何だかよく分からない話になって最後ごちゃごちゃっとして終了>>続きを読む
2022年の取りこぼし作品として鑑賞。
良質なコメディ作品で面白かった。タイムループの繰り返す流れも面白いし、後半のそういう話?!となる方向転換っぷりも良い意味で裏切られた。
俳優皆さんの演技も良いし>>続きを読む
ケイコの生き様の美しさをそのままに切り取るように描く映画。
ほとんど流れない劇伴やしっとりと落ち着いたフィルム映像。それら全ては演技と演出に必要な素材として嫌味なく機能していた。
要は何と言おうが岸井>>続きを読む
分かりやすいストーリーながら、強度のある俳優陣の演技とイングロリアスバスターズばりの痛快な社会風刺でとても見応えのある映画だった。
最初の盛り盛りから崩れていく様も良いし、「実は…」の展開も良い。>>続きを読む
何でそんな短い時間で恋に落ち、自分の人生を捧げることができるのか。。
絵は綺麗ですよね。
コートで両手をバン!ってやるのはバスケ選手あるある?
持たざる人間が社会に生きる話。まさにリアル、バカボンドを描いた人が作る映画だった。
冒頭から漫画として始まり、全編通してアニメではなくて漫画の>>続きを読む
前作に続いて『フリーバッグ』のハリーブラッドビアが継続してくれて嬉しい。相変わらずエノーラはこっち向いてるし、テンポ感良く話が進んでくれる。
元はティーン小説原作というところもあってか、前作同様に良い>>続きを読む
時間軸が半年後にジャンプする。劇的な部分、クライマックスどころだけが出て来るのであらすじは分かる。けど本当に太賀くんや若葉くん、大島さんが考えていることが分からなかった。
一方、ラストで息子に駆け寄っ>>続きを読む
公開当時、映画館で観ればさぞ素晴らしかったのでしょう。家のTVで観るべきではない。ただ
話の全てが稚拙。よくある展開に、よくある恋愛。今の今まで観ずに敬遠していた印象そのままだった。
ナヴィ族は見>>続きを読む
大なり小なり思春期になると「ここではない何処か」を求めて背伸びしたり、無茶したりする。その背伸びしまくった顛末の話。
少年側のエピソードは自分は身に覚えありまくりなので共感しかなかった。
ピートデ>>続きを読む
冒頭からキメ画が良い。部屋で佇む主人公ハーパーからトンネル、森、家、教会。
ハーパーが抱えているネガティブな描写と、彼女を取り囲む不穏さがマッチしていたし、神聖な雰囲気すら醸し出していた。
後半にな>>続きを読む
色々言われてるけどそりゃあラストがアレなら泣いちゃうでしょう。
泣くから良いという訳ではないけど、多少なりとも感情を揺さぶられる物語を観られるなら十分満足。
映画が始まってすぐ、主人公のシイノは三途の川を飛び越えて死者の国に行く。旅の中で死者と向き合い、死んだ彼女と折り合いを付けて現実へ戻って来る。
旅から帰ってきた後には少しだけ変化した自分と共にクソな社>>続きを読む
白人×黒人のバディ警察モノ。フォレストウィテカーはこの頃から今みたいにな雰囲気だった。
序盤から2人の仲を深めてクライマックスに突入かと思ったら、大事な所でウィテカーが退場という珍シナリオ。
90sポ>>続きを読む
ホラーというよりサスペンス。意外な犯人はお!と思ったけどお前1人で出来るの?ってツッコミ入れたくなった
ジャレッドレトは度々出てくるけど良い所なし
話の展開がしっかりあるので観やすいハイスクールドラマ。
普段映画を観ない層でも楽しめること間違いなし。
カミラ・メンデスのバッドビッチな感じとマヤホークの変幻自在ぶりが良い。
ソフィーターナーの贅沢>>続きを読む
主演のラキース・スタンフィールドはアトランタのダリウス!クールでシニカルなダリウスだけど今回もそんな感じ。
ダニエルカルーヤは完全にスターのオーラ(じゃないといけない役柄。だからすごい)。
史実を元>>続きを読む
アニメの記憶が薄い中での鑑賞したので童話を新鮮に楽しめた。
何事にも受け身姿勢の男の子が周りの言うことを聞くままに生きていたら大変なことになってしまった というような話。
旅の中で無条件に助けてくれ>>続きを読む
ヴァンパイアというよりゾンビもの…?でも噛まれると身体能力が強くなったからヴァンパイアなのか。この映画は突っ込んだら負け。あらすじも設定も器程度にただ銃をぶっ放すだけの映画。
いつ来るのかと思ったら>>続きを読む
激熱展開全部盛り。見たら元気になるホラー映画と聞いていたけどまさにその通り。めちゃくちゃ怖くて途中から可愛くなってカッコよかった。何だあの牢屋!あんなのある訳ないだろ!警察のいる部屋はミュージカル(ウ>>続きを読む
我が子を捨てた母親、赤子をビジネスに使う男たち、それを見守る刑事、その他云々それぞれのロードムービー。赤子の闇取引をテーマに「生まれてきてくれてありがとう」と力強く生命礼賛を謳っていた。
監督曰く、>>続きを読む
ヒッチコック映画として上げ底の評価で、映画としては大して面白くはない。
イケオジのケーリ―グラントは動けるようで動けないので屋根の上を渡って歩くのも危なかっしい。
グレースケリーが美を解き放っている>>続きを読む
学生から大人になろうとする青年期の4者4様のドラマ。
正直大事件らしい大事件はなくて、現実の人生として起き得る範囲の悩みを抱えている印象だった。
でも25を過ぎた辺りから皆で集まってこの頃を振り返っ>>続きを読む
大人が観たい満点の夏休み映画。サマバケムービーとして観たいものが全部詰まってるんじゃないか?足りなかったものといえばドラえもんぐらいか?
前半はよく出来た落語のよう。丁寧に振り、怖がらせて、恐怖の本>>続きを読む
小学校高学年女子向け小説のような話かと思ったら、実際見たら女子中学生向けでした。これは皮肉。
分かりやすいフリとオチばかりで安いドラマを見させられてる気分だった。4人のうち、死を扱う重めなエピソード>>続きを読む
ダメな成長をしてしまった子役俳優のゲイリーと、モラトリアムを抱えているようで抱えていないアラナのエピソードが散文的に描かれる。
映画全体でポールトーマスアンダーソンの記憶をなぞるようなこの感じが心地>>続きを読む
中盤まではぐいぐい引き込まれる展開だった。残念ながら終盤はリンクさせること自体が目的のように見えてしまい、それ以上の驚きはなかった。典型的な手段の目的化じゃん
ただラストの「モナムール」を見て微笑む>>続きを読む
実写版サウスパークと言えるような馬鹿馬鹿しさとシリアスさを掛け合わせた2時間。
要はラストのディカプリオの一言が全てで、一方の「あの最後」を遂げない人種がこれからも飽くなき欲望を持って繁栄していくし>>続きを読む
よくこんな話を作ったなという驚きと感動。「新聞記者」や「朝が来る」といった作品に続いて、またもや脳天をブチのめされる一作と出会えた。
言わばメディア業界版「第9地区」といったところか。しかし単なる反>>続きを読む
改めて見直すと007というよりもデパルマのM:Iシリーズ1作目を思わせるようなシックな作りで面白かった。
油汗や血の涙を流しながら闘うポーカーゲームや裏切りの裏切り劇など実直に見せ場を作ることで飽きる>>続きを読む
連続シリーズで描いていくべきエピソードの数々とキャスティングを無理やり凝縮した2時間ドラマ。
毎回同じ展開の心温まるエピソードの数々を見せてくれる。一方、それぞれが伏線となって大団円的に終わる訳では>>続きを読む
大味なプロットは100歩譲るとして終盤の説教臭さがどうも苦手かな。パティジェンキンスとガルガドット、クリステンウィグ等々の布陣でそうなるのは分かるけど。
ダイアナ自身の葛藤は終盤の前にはスッキリしてし>>続きを読む