このレビューはネタバレを含みます
関心領域というタイトルから、一家が、そのとなりで行われている行為に全く関心をもつことなく、平穏で豊かな生活を送っている様子を描いているのだろうと思いながら、鑑賞を始めた。
しかし、鑑賞すると、そうでは>>続きを読む
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妙な面白さとリアリティのある会話の積み重ねからのラストシーン。
それまでのノンフィクション感や現実地続きのように感じられる物語から、唐突とも思えるような展開だが、差し迫った本能の発露は、距離をおいた者>>続きを読む
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作中のパーティーのように、それぞれの登場人物の感情は騒がしく、荒ぶっている。
そんな中でも、その人として、あるいは属する階級として従うべきと感じる規則や義理に従って生きようとする。そのような姿に違和を>>続きを読む
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イギリス版がかなり好みだったので鑑賞。
イギリス版に比べると過去と現在の地続き感が薄く、区切りが潔すぎるように感じた。
ホラー展開には乗れなかった。
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主人公は、いわゆる「普通」に馴染めないということで、胸にしこりを抱えている。精神的に生と死の間にいたからか、昔に亡くした両親と再会し、時間を共有する。
ともに過ごす中で、現在の心境に繋がるような出来事>>続きを読む
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ベラは、ものすごい速さで外に広がる世界を吸収し、その幼さや本能と社会が衝突し続けるなかで、社会や何より自分自身にとって、何がベストなのかを追い求める。そのようなベラに、現在を生きる自分自身が在りたい>>続きを読む