Funazoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ソウ(2004年製作の映画)

4.0

目が覚めたら汚い浴室で鎖に繋がられていて、訳がわからないまま生き残りのゲームに参加させられてしまっているという奇想天外なつかみから引き込まれる。密室の外の事件も絡んでハラハラさせられ、続編シリーズがた>>続きを読む

ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.5

アフガニスタンが舞台の火薬の量増し増し、大量の死人が出るアクション映画へとシリーズ3作品目で変貌を遂げた。ベトナム戦争の後遺症を引きずったあの悲哀に満ちたランボーは何処かへ行ってしまって、戦闘狂みたい>>続きを読む

フォーチュン・クッキー(2003年製作の映画)

4.2

母と娘が入れ替わる王道コメディ。お互いに職場や学校と別の生活を余儀なくされるチグハグ具合がたまらなくいい。真面目な母であったのに、娘が乗り移った途端、別人の様にはっちゃけまくるジェイミー・リー・カーテ>>続きを読む

5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

3.7

5ツ星ホテルで働くというだけで大変なのに、視力が普通の人の5%しかない状態で様々な業務をやらなければならないという状況下に置かれた主人公の努力と周囲の人の優しさのハートフルな面だけでなく、お仕事物とし>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.7

嵐の中ヘリを手配しろ、出版前のハリー・ポッターの原稿を手に入れてこいとか無理難題をふっかけてくる編集長のメリル・ストリープにシンプルにイラつく。しかし、垢抜けないアン・ハサウェイが段々と美しくなって、>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

トム・クルーズとプラット・ピット、この2大スターが永遠に若いヴィジュアルを保ち続けているヴァンパイアを演じているというこの設定だけで十分すぎる。いつものトムにはない役所やゴシックな世界観やホラーらしか>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.7

派手さには欠けるものの、死んでしまった愛猫を曰く付きの墓地に埋めてしまったことをきっかけに起こる悲劇が恐怖よりも切なさを感じる。”愛する者の死との向き合い方"に焦点を置くスティーヴン・キングの発想が面>>続きを読む

I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

3.5

ショーン・ペンの演技ということを忘れてしまう程の7才児程度の知能しか持たない父親役の熱演に加え、娘のダコタ・ファニングの愛らしさもあって、力任せに感動にもっていこうとしているストーリーですらすんなり受>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

2.2

表紙にもなっているナスターシャ・キンスキーの圧倒的なビジュアルがとにかくヤバい。しかし、妻捜しに出るまでの単調な展開や会話の少なさ、主人公の子供や妻への対応が理解不能すぎたりと感動するには全く至らなか>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.0

CIAの内勤専門だったおばさんが敵に顔が割れていないという理由から現場エージェントになるというつかみがグッド。CIAなのにダサいおばさんの立ち回りを命じられる主人公とイキリ散らしているだけで所々ドジ丸>>続きを読む

Black&White/ブラック&ホワイト(2012年製作の映画)

4.0

2人のCIAが1人の女をものにする為にCIAのありとあらゆる特権を乱用しまくる破茶滅茶な戦いが面白かった。CIAの2人のキャラのバランスやヒロインの女友達の思考がその辺のオヤジよりも下衆かったりする所>>続きを読む

ラットレース(2001年製作の映画)

3.5

1000km先のゴール地点に用意されている200万ドルを目指して、6組の男女がモラルなどお構い無しのがむしゃらになる姿が笑えた。ローワン・アトキンソンのキャラがあまり好みでなかったのとラストが弱いのが>>続きを読む

ロスト・チルドレン(1995年製作の映画)

2.2

心優しき大男とミステリアスな美少女の組み合わせというレオンを彷彿とさせる組み合わせではあったものの、キャラクターのヴィジュアルや世界観に力を入れている分、ストーリーがいささか分かりづらく、ハマれなかっ>>続きを読む

隠された記憶(2005年製作の映画)

2.0

フランス映画ならではの空気感といい、期待とは程遠いレベルで盛り上がりに欠けるサスペンスだった。衝撃のラストカットという煽りもあったけど自分には全くハマらなかった。はっきりとしたストーリーを好む人には向>>続きを読む

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.7

前作程の衝撃こそはなかったものの、母親の恋人のアカウントのパスワードを入手したり、あらとあらゆるアプリを主人公の女の子が上手に使いこなすシーンは感嘆せざるを得なかった。肝となるサスペンスも丁寧なつくり>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.0

床屋のくだりとか前作で面白かったネタが今作でも見れたのは良かった。しかし、今作の主役ともいえる婚外子の息子のキャラの弱さ、エディ・マーフィ演じるアキームですら大幅なパワーダウンが否めない状態になってし>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

4.0

スタートからあのヤバいエスターが帰ってきたと喜んでいるうちに最初から飛ばしすぎなエスターにビビった。前作と違い、最初からヤバい奴と知りながらの展開やイザベル・ファーマンが14年振りにエスターを演じるこ>>続きを読む

ステイ・フレンズ(2011年製作の映画)

4.0

ミラ・クニスのヒロイン役がハマっていた。ラブコメならではの台詞回しも面白い。ウディ・ハレルソンのゲイの同僚役がいい味を出していたりと個性的な脇役たちが意外と的を得たことを言うシーンが印象的。ちょっとし>>続きを読む

男と女の不都合な真実(2009年製作の映画)

4.0

美人だけど仕切り屋で理想が高すぎる恋愛下手なプロデューサーが、嫌いなはずの下世話なトークが得意な恋愛パーソナリティのアドバイスに従い恋愛をはじめるストーリーがなかなか攻めた下ネタも多数あって見やすかっ>>続きを読む

イエスマン “YES”は人生のパスワード(2008年製作の映画)

4.0

王道の元気を貰えるコメディ。否定的な言葉を口にするだけで可能性や運も閉ざされてしまうとつくづく感じてしまった。韓国語ペラペラのジム・キャリーと上司主催のハリー・ポッターのコスプレパーティのシーンがウケ>>続きを読む

ポリス・ストーリー 香港国際警察(1985年製作の映画)

3.5

序盤の二階建てバスと終盤のショッビングモールでのアクションシーンはジャッキー・チェンならではでのアイディアが詰まっていて見応えがあった。その分、ストーリーがやや荒削りで中盤の見どころがあまりなかったの>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

3.0

主人公が相手の夢の中に入り、潜在意識を植え付けるというミッションに挑むという奇天烈すぎる設定を考え出したのは素直に凄いと言わざるを得ない。しかし、主人公の奥さんの存在のせいでストーリーが無駄に分かりづ>>続きを読む

ザ・グリード(1998年製作の映画)

3.5

パニック映画の舞台として最も適している”船”、そこに得体の知れない巨大な生物が襲いかかるというストーリーでつまらないわけがない。曲者揃いの登場人物に加え、独特の言い回しなど気楽に観るのに丁度良いテンシ>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

3.5

エルヴィス・プレスリーを良く知らない人でも魅力が伝わる内容にはなっているが、トム・ハンクスが演じているからか、パーカー大佐のパートに時間を割きすぎたせいで、主役のエルヴィスの苦悩や圧巻のライブシーンな>>続きを読む

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)

2.5

アルツハイマーの元殺人者VS現役殺人鬼という構図はなかなか良い設定ではあったが、現役殺人鬼のぶっ飛び感が足りなかったり、後半が思っていたよりかは失速してしまい、上映時間よりも長く観ているような気になっ>>続きを読む

地獄のモーテル(1980年製作の映画)

3.5

“おかんが好きな映画のタイトルが分からない”である日、荒木飛呂彦先生の著書でタイトルが判明した作品。兄妹が営むモーテルの絶品自家製ベーコンの原材料がなんと兄妹に捕らえられてしまった人間!人間達が声帯を>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.7

若い頃からレクター博士の変態的狂気の片鱗が出てるアンソニー・ホプキンスが気味の悪い人形の腹話術師をやっていることで恐怖度が何倍にもなっている。情緒不安定な腹話術師のコーキーの異様な感じが癖になってしま>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.2

8分間の限られた時間で過去の列車爆破犯を探し出す無理難題すぎるミッションを与えられた主人公がタイムループするという非常にスピーディーな展開にハラハラさせられ、ラストまで楽しめた。自分だったら諦めてテキ>>続きを読む

チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁(1998年製作の映画)

3.5

チャッキーとチャッキーのめんどくさい恋人のやりとりが面白く、ホラーというよりかはコメディに振り切っているのがかえって良かった。90分という上映時間でテンポはいいものの、内容自体がややあっさり気味ではあ>>続きを読む

恋とニュースのつくり方(2010年製作の映画)

2.2

主演のレイチェル・マクアダムスや脇役もきっちり有名所の俳優で固めているのに、恋愛要素は薄く、ただ主人公がシャカリキになって働いているだけで脚本家がいっしょの"プラダを着た悪魔"のように成長らしい成長も>>続きを読む

ニュースの天才(2003年製作の映画)

3.0

今まで、何で誰も指摘しなかったのか不思議なくらいの杜撰な記事を書きまくっている主人公が徐々に追い詰められて醜態を晒すシーンが印象的。題材は悪くないだけにもう少し盛り上がっても良かったと思う。ヘイデン・>>続きを読む

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.0

後半になるにつれて、恐怖心が如実に現れる盲目の女性を演じるオードリー・ヘップバーンの演技が良かった。機転を利かせる盲目の女性に翻弄される犯罪組織の3人組の小物感がイマイチ拭えなかった。アラン・アーキン>>続きを読む

ワイルドシングス(1998年製作の映画)

4.0

次々と色々な展開が起きたり、最初の予想が外れてしまったりする官能サスペンスにエンディングロールまでも楽しまさせてくれた。ケヴィン・ベーコン、マット・ディロンという普通には見えないキャストの起用も良かっ>>続きを読む

新しき世界(2013年製作の映画)

3.5

派手なアクションだけに頼るのではなく、警察と犯罪組織の中で揺れ動く潜入捜査官の主人公の苦悩や葛藤といった繊細な感情の描き方が丁寧で見応えがある作品だった。既に8年も潜入捜査させられてそこから任務延長に>>続きを読む

沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇(1995年製作の映画)

3.0

類は友を呼ぶというようにヤバい奴はヤバい奴の所に集まってくるなぁと思ってしまった。ラストの為の映画と言ってもいいぐらいのインパクトはある。家政婦の主人公の経歴や感情の変化なんかをもう少し時間かけて欲し>>続きを読む

コンスタンティン(2005年製作の映画)

3.5

宗教色強めのファンタジーではあるものの、主演の不健康な渋めのキアヌ・リーブス、ヒロインのレイチェル・ワイズのヴィジュアルの良さや厨二心くすぐられる設定の数々にストーリーの小難しい部分が大分助けられてい>>続きを読む