f326f326f326さんの映画レビュー・感想・評価

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浮き雲(1996年製作の映画)

4.0

見ていたと勘違いしていた。

枯れ葉と同じトーンで、どうしようもなく貧しいし、何で生きているのかって思う。
でも、ふざけていて、お洒落。
こういう類の映画ってあるけど、ズドーンと突き抜けてますね。ずっ
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

2.9

ファンタジーなのでそこまでとは思うが、演技が…。ディテールが…。ゴジラも熊が町に降りてきた感じで、シナリオの、軸がみあたらず。
そういう類の映画ではないと思うが。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

3.9

見ていたと勘違いしていた映画ってあるけど、それ。

最新作のカウリスマキは熟しているけど、なんかもっと前にすすんでいく感じがした。
でも、根底。ふざけていて、だから、面白い。
ふざけられるってことが、
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.3

見始めて、これは100点のやつだとおもって、途中やっぱりヴェンダースっぽい雑味がでて下がって、でも最後やっぱりうねって上昇。

カウリスマキといい、ナレーションもセリフもない、でも、ゴリっと生活シズル
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家族を想うとき(2019年製作の映画)

3.8

最初から最後まで、自分の人生と家族を投影しながら進むストーリー。ドラマってやっぱり日常にあって、人生ってやっぱりドラマ。まったく幸せな話ではないのに、1番大切なものを愛おしく思える、映画。
でも、最後
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.3

これは、凄い。
なにかとてつもない、大きなものをずっしりと受けとったような。
底知れぬ愛情が、ストーリーに描かれている。
ラストも世界の片隅に迷える子から、大きな希望が生まれてくる。
泣く映画ではない
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.7

エンターテインメント。
一緒にステイールするワクワク感と、単純なラブストーリー。こういう映画でいい。

スラムドッグ$ミリオネア(2008年製作の映画)

2.9

シナリオとインドは、湿度80くらい、ジメジメして熱量出ていた。ラブストーリーだったが、
兄のラストや、司会者のマインドなど、救いがないのと忘れたままなのが、いまいち。
このながれで、この話ならもっとス
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セッション(2014年製作の映画)

3.0

ドラムと、スパルタ。
シンプルなストーリーでストレスなく。
ただ、主演がどうもカリスマっぽくなく、
もう少し雰囲気のあるキャストであれば、もう一段階上にいったかと。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.9

ミュージカルだから成立しているのか、ミュージカルじゃない方がいい話だったのか。なんというか全てが予想通りのスケール感。

バグダッド・カフェ<ニュー・ディレクターズ・カット版>(1987年製作の映画)

4.9

数十年前に見た時は、なんとも不思議な世界観と話に、自分の幼さを感じた。

30代で見返すと、なんて面白いんだと思った。

そして40代になって。
なんだ、この映画は、金字塔なんだと。

白昼夢のような
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枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

シンプルな登場人物。
必要最低限のセリフ。
人生の途中で始まって、少しだけシフトが変わった
ちょっとワクワクする時間を、共有してもらったような映画。
バグタッドカフェと小津を同時にみたような、素敵な時
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

The、80s
ご都合主義と、音楽と、エピローグ。
あの頃のワクワクが詰まっている。
古くて懐かしい、新しい価値観。

楽しいから映画が存在していた頃の、熱量。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.0

何度もこするように見たライブ・エイドの再現がピークの、ドキュメンタリー、再現。
テレビ番組の再現偉人伝の様に見えて、映画なんだろうか?が少し残るけど、クイーンに熱中して、クイーンから離れていた自分との
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水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

1.5

ダルい。
ずっと物思いにふける演技と、間延びした編集、いかにも美術、衣裳といった撮影。30分は短く出来る内容。
あざとい演技とあざとい演出で、これは厳しい…。

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.3

ファンタジー、サスペンス、コメディ。
リズムよく展開し、粛々と物語が展開、
飽きさせずに映像編集ギミックもいれつつ
テクニカルにすすむ。
ただ、冒頭、ナレーションが多すぎで、そこが終始。
ずっとダイジ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

2.9

そういう感じにするなら、見なかった的な感想。
のらりくらり、突き抜けて行くのが、シナリオの妙。
殺人エンタメ。

ムーンライト(2016年製作の映画)

2.9

暗い、ずっとなにも良いことが起きない。
つまり、ワクワクしないから辛い。

ノマドランド(2020年製作の映画)

4.0

父親を突然亡くした今年の自分自身と、父親の心象が投影されているようなストーリー。特になにも起こらない事が、滲み出るような肌触りの映像となり、血液に染みてくる。
撮影、ロケーションも素晴らしいが、この地
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

シンプル、明確な設定。そして普通の話。
作り手都合の見たくないものもない、そのままハートが1℃暖かくなるような、素敵な小さな話。
ジョニ・ミッチェルというのも、個人的に最高。
こういうのが、映画だって
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.5

単体の作品としては評価しにくい。
宮崎駿への感謝をもって、彼のためのボーナス映画。
今まで愉しませてもらった分を、お返しする時間として見るものであり、良い意味で、なんでも良い、アリな感情。ただやりそう
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.7

脚本が素晴らしい。
予想する嫌な展開をスルスルとすり抜けて、誰もが望む展開にもっていきながらも、熱量が上乗せされていくという、誰が演出しても見入ることができる作品。
本当に作品とよべる、久しぶりに納得
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

3.7

ああ、ケンローチ。見終わって、納得。
なんだか貧民映画をたて続けに見て、気分が滅入ったけど、やっぱりこの人の作品には愛情がある。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.3

聞いたことはあったけど、ドキュメントとして。へー、と楽しめた。あと、鴨頭さんがずっと頭のなかで喋っていて、それも3点加点。

百円の恋(2014年製作の映画)

2.8

安藤サクラの演技が見たくて鑑賞。
みたらよくあるロッキー成れない話。
シナリオも肝心なところが嫌な方へいっちゃうんだよな。
そう思うと、キッズリターンは、ちゃんとカタルシス。

万引き家族(2018年製作の映画)

1.9

これはだめ。
ナルシスト過ぎて、キャラクターに関して愛がない。ただの酷い話にカタルシスは無し。

やっぱり小津は愛情あるわ。

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

2.5

単調で長くかんじてしまいました
どんでん返し構成は、水野晴郎の方が潔い

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

3.0

長野に帰省する電車の中で鑑賞。
夏の空と、田舎がいい感じに混ざり合ったので、3点。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

1.0

何がしたいのだろう。人生をサスペンスに利用する最悪のシナリオ。ダンサーインザダーク並みのこの世から消滅してほしい映画のような代物。
シナリオの技術も全て稚拙。ご都合主義。
人の気持ちを嘘で繋いで、ポイ
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

恐らく6回目くらいの完全視聴。
役者もシナリオも、音楽も、撮影も、演出も。長さも。
でも、やっぱりアイデアとシナリオ。
プランを始めて、練って、段々いろいろ見えてきて手応え出てきたときは、面白かっただ
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未来よ こんにちは(2016年製作の映画)

4.0

美人が、旦那に捨てられる、熟年離婚話。
同じく美人の母親の末路と、まだ一人の女としての残された時間。孫ができる年齢と。淡い期待。現実。でも、凛、と生きなければならない、一人として。
ピンぼけにしたい人
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台北ストーリー(1985年製作の映画)

1.1

これは駄目。
エドワードヤンは好きな映画あるけど、放り投げすぎだし、台湾すぎる。
映像にひかれ、予告でかなり期待したけど、
ずっと悩んでいる設定がつらい。景色だけは満喫。
雰囲気はあるけど、それだけで
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海街diary(2015年製作の映画)

3.5

役者が揃いすぎ。というか、もっと地味なキャスティングじゃないと、四姉妹の会話が見ていて辛い

君の名は。(2016年製作の映画)

1.1

ただのナルシスト
本編中に歌で魅せるのは、スタローンの技だから。

しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.9

地味でいいね。強引なストーリーだけど、まあそれは。

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