くろねこヤマ子さんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

くろねこヤマ子

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静まれ、私の痛み(2008年製作の映画)

3.2

途切れるように
映し出される
痛みに苦しむ女性。

例の如く、何故かは
観客の想像力に託される。

彼女は痛みを鎮めるために
アクションを起こす。
そして雨音。
時間をかけて大きく近づく雨音。

彼女
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山猫リュシュカ(1921年製作の映画)

3.5

恋物語と実験映画。
初めてのルビッチ映画は
そんな映画でした。

女盗賊だって恋をする。

がっつりワイルドな
リュシュカだけど
自分の周りにはいない
物腰の柔らかな男に
コロっといっちゃう恋物語。
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犬を連れた女(2010年製作の映画)

3.4

少年が美しいと思った。

少年が
ポッテリとした女性の家に
上がり込んでいるのだけれど
そこまでの経緯は
想像するしか、ない。

その経緯の想像次第で
ふたりのやり取りの
受け止め方が
見る側によって
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男らしさ(2007年製作の映画)

3.2

監督最初の作品。

コンテンポラリーダンス感
高め。
嫌いじゃないけど
どう受け止めるかが
難しい。

監督自身、
受け手が如何様にも
受け止めれるような
作品づくりをしている
と言っていたな。

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日曜日の朝(2012年製作の映画)

3.4

おじさんと犬の
早朝お散歩ロードムービー。

気心を許し合いながら
歩く2人の姿は
おじさんの飼い犬か?
と思ったほど。

実は監督自信が
ネットで見つけた
黒犬なんだって!
(そして飼い主に交渉みた
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タンデム(1987年製作の映画)

4.1

昔々、梅田シネヌーヴォにて鑑賞。
おっさん2人のロードムービー。

髪結いの亭主で変な踊りを披露した
ジャン・ロシュフォールが
やっぱりね、というような
なんともかんともな笑いを生み、
けれどその裏に
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夢見るシングルズ(1982年製作の映画)

-

昔々の学生の頃
シネヌーヴォ梅田の
オールナイト上映で
観ました。(メモ)

恋の邪魔者(1980年製作の映画)

-

昔々の学生の頃
シネヌーヴォ梅田の
オールナイト上映で
観ました。(メモ)

パトリス・ルコントのボレロ(1992年製作の映画)

-

昔々の学生の頃
シネヌーヴォ梅田の
オールナイト上映で
観ました。(メモ)

パトリス・ルコントの大喝采(1996年製作の映画)

-

昔々の学生の頃
シネヌーヴォ梅田の
オールナイト上映で
観ました。(メモ)

夏の夜は三たび微笑む(1955年製作の映画)

3.5

途中脱落せずに
最後まで観れました
ベルイマン♪

この作品は興行的に
成功を収めたようなので
つまり大衆向けですね。

色恋の世界、
入り込みやすいです。
フィナーレもスッキリ。
そりゃウケますね♪
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

3.9

ウディアレンの
映画愛を感じながらも…
彼の作品は
ちょっと傷つくから嫌だ。

以前にも思ったのに
あーあ。
見ちゃいました。
学びませんね、あたし。

上手なんです。
女性の描き方が。
認めたくない
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味園ユニバース(2015年製作の映画)

3.0

ユニバースの近くに
実家がある友だちと
友だちのオカンとあたし、
3人で鑑賞。

コッテリした
スバルくんの歌は
大阪を感じたし、
彼が演じた死んだ目も、
裏に隠し持っている目を
この映画のために
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夏の夜の夢(2014年製作の映画)

4.4

公開中なのにレビューも少なく
ドキドキの中、観に行きました。
(お値段高いし。笑)
本日11人。
うち男性が2人か3人。
なるほど…という感じ。

ストーリーはそのまんま
脚色なしの「夏の夜の夢」でし
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海月姫(2014年製作の映画)

3.4

2015年、劇場初めが海月姫でした。

原作殺しが多い実写化の中
かなり頑張ってくれた
作品だと思います。
キャラクターを似てせくれて
(龍之介以外は)良かった♪
千鶴ちゃん、特に良かった♪

原作終
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リトルプリンス 星の王子さまと私(2014年製作の映画)

2.4

どうしよう…
せっかく見たけど
何も書くことのない映画。

星の王子様かぁ。
うーん、ほんとに?

残念無念。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

4.2

ユーゴスラビアの激動期を
地下で逞しく過ごす人々の話。

歴史の流れから悲哀もあれど、
(ブラックなものも
そうでないものも含め)
喜劇でしょ!?の割合も多く、
生きる強さを感じさせてくれる。

第三
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

3.7

ナウシカなにわ節。

学生の頃、出された課題は
ナウシカを違った視点で観る。
それに付けたタイトル。

先生の好みに寄せて
野村監督も登場させました。

評価はB+でした。

先生曰く、
Aは誰にも付
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惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.9

SFとは、
サイエンスフィクション。
科学的な空想に基づいた
フィクションの総称。
(と、Wiki様に書いてあった)

この映画はまさにそう。
ソラリスという謎の科学(?)が
織りなす奇妙な物語。
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生きる(1952年製作の映画)

4.0

黒澤映画。モノクロ。
主人公はギョロ目のおじさん。

余命宣告を受けてからの生き返り。
ハッピーバースデーは
おじさんの生き返りの応援歌。

粘り強さと四白眼は
「つくること」を成し得た。
幸せだった
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五月のミル(1989年製作の映画)

3.4

うわー。懐かしいな。
今はお洒落パッケージに
なっているんですね。

おじさんが満面の笑みで
沼に入っている前のんも、
印象的で好きだったけどなぁ。
(何やってんねん!って感じ)

ストーリーとリンク
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シンデレラ(2015年製作の映画)

3.6

誰もが知っている物語。

チャーミングなシンデレラ。
完璧な美人!というよりも
無邪気な素朴さがある
リリージェームズに、
シンデレラの
新しい側面を見る。

金色の髪、
意志の強さを感じる太い眉、
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デルス・ウザーラ(1975年製作の映画)

3.9

Дерсу Узала
黒澤映画、初見。

なのにカラー。
(モノクロイメージ強し)
なのにロシア。
(日本で撮れなかった時期の)
なぜこれを選んだ…。
(たまたま)

黒澤映画がよくわからないので
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女は女である(1961年製作の映画)

4.0

何回か繰り返し観た映画。

ゴダールの見せ方を取り上げて、
彼は何を伝えたいのか!
みたいな事を考えていました。

今は普通に娯楽として
映画は楽しむものだと
思ってますけど。

マレフィセント(2014年製作の映画)

3.3

新しい切り口で面白かったけど
アンジーのための映画…
とも感じました。(それもあり)

同じ切り口で
アースラーverも観てみたいな。
キャストは誰がいいかしら((ΦωΦ))

ロング・エンゲージメント(2004年製作の映画)

3.4

アメリの次に見た
オドレイ・トトゥの作品は
戦争映画でした。

映像が綺麗。
泥まみれのシーンにも
美しさを感じてしまう。
(いいのか?)

ピアノレッスンが好きな人に
ハマるかもなぁという印象。

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)

3.4

オドレイ・トトゥのシャネル。

悪くなかったけど、
シャーリーマクレーンのシャネルの方が好きでした。

オドレイ、可愛いんだけどな。
物足りなさがありました。

アメリ(2001年製作の映画)

3.7

学生の頃、上映当時に観ました。
ストーリーよりも
ビジュアルを追っていた時期。

あの色彩が可愛くて
ポスターが欲しかったり、
前髪を短くしたり、
友だちとクリームブリュレを
やたら食べたりしていたな
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薔薇の名前(1986年製作の映画)

3.5

学生時代、ゼミで少し。
その後、改めて鑑賞。

ウンベルト・エーコを
知るきっかけになりました。
彼の小説は面白いと思います。

(映画のレビューではナイ…)

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.2

黒い映画は苦手だけれど、
引き寄せられるものがありました。

黒いファンタジー。
可愛い少女。
戦争映画。

鑑賞後の夜は
うなされるかと思いましたけどね。
(大丈夫だったはず)

ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

4.8

恋い焦がれて観た
みつばちのささやきは、
20年近く経っても
あたしのNo.1映画です。

魔女の宅急便(1989年製作の映画)

4.2

1番好きなジブリ作品。

「おちこんだりもしたけれど、
私はげんきです。」

この言葉に何度救われたかな。

愛と哀しみのボレロ(1981年製作の映画)

4.1

長い映画。
でもその長さを感じさせない
ラストがある。

一人二役があったりなかったりと、
途中(誰やねん!的な)
カオスな時代を通り過ぎ、
エッフェル塔のシーン。
ジョルジュ・ドンの
強く美しい舞い
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草原の実験(2014年製作の映画)

4.4

台詞がない映画と聞いていたけれど
「音」はあって、
「音」だけでも
十二分に伝わるということが、
この映画の魅力のひとつかも。

焼けた乾いた大地と人の肌が
こんなにも美しいのもだと
思わなかった。
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.5

思い出のマーニー×種田陽平展を
観に行った流れから、自宅にて鑑賞。

種田さんが作り出す空間を
体感してから観たので、
ストーリー以外の背景を追ったり、
あの時の!とか、
あれか!とか、
そうそう!と
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巨神兵東京に現わる(2012年製作の映画)

3.2

特撮博物館
at名古屋にて観てきました。

「それ」が好きであろう
オジサマたちがたくさん。
上映後、彼らの目が
キラキラしていたのが
とても印象的でした。

ストーリーはイマイチ、かな。
もう少し練
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