原作のことを良く知らずに見た。昨今因習村があまりに擦られすぎているので、大した驚きはなかったけども、退屈もしなかった。
陳腐な言葉を並べる事が憚られる、圧倒的な密度のしょうもなドタバタコメディ・・・
清貧を貫くタバコ屋の娘も、1000万の魔力とギャンブラーの血には勝てなかった…でもまあそんなもんよね
颯爽と登場した暴力刑事が、こんなになし崩し的に情けなくなる映像作品初めて見たよ。
あと特別出演の天本英世、一言もしゃべらずに死んでこんな使い方ある!?とびっくりした(後で一応ちゃんと台詞あったけども)>>続きを読む
画面設計の緻密さは、気にしてみるとやっぱり凄い。
基本コメディだけど、終盤6人が船着き場へ向かうタイミングで絵面が唐突にバリクソ美しくなって面白かった。
タツノコCG班は本当に素晴らしいです。しかしドラマパートは正直しんどかった
黒沢清的な緻密なカメラワークもありつつ、とにかくバカバカしくて楽しい。
最初ブツの受け渡しに失敗したヤクザ役の國村隼が、2回目で流しそうめんみたいな装置作ってきたところで爆笑してしまった(工場の脚立と>>続きを読む
西島秀俊が名前を挙げており、何となく見てみたけど、映画ビギナーの私にはレベルが高すぎた…
1つだけ分かったのは、主人公が犯罪を犯す瞬間の顔が徹底して映らず、手元ばかりが映るということ。悪を働く時の全体>>続きを読む
幽霊も、寄生虫も、生保レディへの偏見も怖い。
序盤も序盤、替えのストッキングを受け取るか受け取らないかのシーンで緊迫感出過ぎ。
シャブをこよなく愛し、覚せい剤の父・長井長義(1845~1929)を崇めるヤクザ。ガンギマリ・暴走の末に待ち受けるのは、信じ続けた者だけに授けられる奇跡。
役所広司が最初から最後まで瞳孔開きっぱなし>>続きを読む
強敵を苦戦して倒した後「疲れた…疲れた…」と言うのが、仕事終わりの僕の口癖と全く同じ。
死体はチラ見せが一番イヤだ。
ビートたけしが殺し屋役で出てきてしまうと「これはもう駄目では…?」的な絶望感が一気に高まる。
トラディショナルな日本映画の雰囲気があるけれども、役所広司がうなぎに楽しそうに話したり市原悦子がフラメンコをノリノリで踊ったり、結構奇妙なシーンが多い。
ひょんなことからヤクザがタクシー稼業を!?
ヤクザがタクシーやるとこうなるだろ、というのを解りやすく突き詰めている。クライマックスアクションの舞台が草ぼうぼうで意外性があったし、ラストシーンも正にこの>>続きを読む
侵略者がやっていることは、ある意味"CURE"と同じじゃないかと言う気もする。こっちの被害者は人を殺し始めるわけでもないけど
見れば見るほど良さが増していく。たけしの佇まいだけでメシが延々と食える。
勿論ゲームとしてはプリティーシリーズやらアイカツシリーズやらの先輩な訳だけど、映画としても先輩だった。当時としてはしっかり作りこまれたCGダンスシーンは、完全にプリティーリズムへ繋がるものを感じた(音>>続きを読む
困惑!
サスペンスホラーかと思ったら、終盤で完全にあさっての方向へ。映画って自由なんだな……
上手く言えないけどめちゃくちゃいい映画だった。主演が西島秀俊だということにエンドクレジットで気づいた。若すぎる。
よそ見して歩いていたら看板に激突する、なんてベタなギャグでも、あんな緊迫感あるタイミ>>続きを読む
コワすぎが好きな人は安心して楽しめます。
何だかんだこういうモキュメンタリーは、長回しカメラでどういう風にモノを順々に映していくかがきちんと計算されているなーと感心します
嫌味の無いめちゃくちゃいい映画。
おっさんが初めてダンス教室という異世界に足を踏み入れ、初歩的なステップすら上手くやれない、あの汗がじんわり滲んでくるような空気が伝わって来て良かった。
役所広司が>>続きを読む
中盤まで全然楽しい雰囲気じゃなくて、良かった。
途中まで、ジブリなのにまじにメシがうまくなさそうな所も良かった。
むちゃくちゃ怖いけど、やり過ぎてちょっと面白くなっちゃった所もあった。
「人の身体にパソコンが隠れた!これは人が動いたらパソコン電源ついてるやつだろ・・・・・・って付いてないんかーい!」
「加藤晴彦の>>続きを読む
「心に傷を負った刑事が、山奥の1本の木を巡る争いを通じて自分を回復させていく」みたいな話かと思いながら見ていて、実際そうなんだけど。
役所広司が到達する領域がこの映画における正解でありソリューションだ>>続きを読む
怖っ!!!!!!!!!!!!!!!
月並みな言い方だけど、恐怖が待っているというよりは、理解の出来ない不気味な事が続く、イヤーな緊張感。
「蛇の道」「蜘蛛の瞳」両方見た、こういう作品に対して語るための言葉を持ち合わせておらず、もやもやした余韻が日常を侵食している。でも悪い気分ではない。
番組自体はもはや語りづらい物ではあるけど、この映画は正直嫌いになれない。
男女の恋愛リアリティーショーを銘打っておきながら、落としどころはホモソーシャルとすら言え、劇的な結末は何も訪れない。虚を突かれ>>続きを読む
起こった事全部無駄だった、としか言いようがない……
「無だった……」という余韻がこんなに残るもんなのか
エンターテイメントとしては、新海誠作品の中では一番、というか初めて好きになれた。劇伴も相まって、90年代怪異モノ実写映画、角川映画のような雰囲気が出ていてツボだった。テーマがテーマなためか、新海誠的な>>続きを読む
5000京点アニメ。
苦しみを告白する勇気をもてない主人公の成長、という話ではあるのだが、この作品は真実を吐露した主人公に対して親やフリースクールの先生がきちんと味方に回ってくれる(もちろん本当に駄>>続きを読む
福島で被災した一家と犬、被災ペット保護ボランティアの女性の実話を元にしたアニメ映画。
実話から嘘をつかないよう気を遣っている故なのか当然ドラマ性は薄い。しかしながらペット保護ボランティアの活動の様子や>>続きを読む