マホガニーさんの映画レビュー・感想・評価

マホガニー

マホガニー

バジーノイズ(2023年製作の映画)

3.3

登場人物みんな行動ヤバすぎるやろ!

めちゃくちゃツッコミながら内心爆笑で見れた

とにかくみな行動が突飛すぎる!

奥野瑛太はいい役者

書を捨てよ町へ出よう(1971年製作の映画)

3.8

詩やら散文とやらを

舞台と客席という構図を破壊する寺山の手口は本作にも健在

撮影:鋤田正義

ただ、中盤は乗れなかった
集中できなかったと言った方が正しい

だが終盤、ブチ上がった

私は、喉が枯
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キートンのセブン・チャンス/キートンの栃麺棒(1925年製作の映画)

3.9

逆グッド・バイ

好きなキートンの中でも名作と名高い本作、ついに観ちゃった

後半のシークエンスはまさに映画的豊かさを感じる!

大量という絵力

もちろんキートンのアクションも!

1時間、テンポよ
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大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

3.6

大人は判ってくれない
いい邦題だ

この子達なんでこんなにおしゃれなの💕!?

やっと見れた

悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.9

ゴダールか、アピチャッポンか、

あの2人の車中会話は、まさに濱口脚本

ハッピーアワーキャストの登場も嬉しい

思わず声が出そうになる、鳥肌が立つカメラワークがあった

花役の西川玲
不思議な声。あ
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名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

3.0

リニアもコナンも暴走しすぎ

ボンズ、ナベシンのアニメみたいな始まり方
からいかにも爆発しそうなリニアの説明でコナン始まったなーと思える

世良には絶対ばれたやん

全編通してわりと真剣な空気が流れて
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.0

広いなぁ。迷子になるわぁ

冒頭から説明台詞多すぎない?
コナン映画はそうだけど、にしても気になるレベル

大岡紅葉、嫌な京都人キャラが濃すぎる
今はかわいくなったなあ

競技シーンがダイジェストなの
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

3.5

なんでやねん!

予告見てると去年の大ヒットもあるし今年は谷、微妙な年かな?と思ってたけども、ちゃんと面白かった!

コナン映画通例、むしろそこを見に行くために行く人も多い最後に明かされる本編未公開の
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チャイム(2024年製作の映画)

4.2

あっかん、こっわい
マジで怖い

冒頭からもう
画が、撮り方が、怖すぎる
改めて、黒沢清、ホラーうますぎる

そして音
これが心臓に悪すぎる

今まで見てきた日本映画で最恐更新かも

NFTだって今や
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.7

とりあえず、やっと見れたという気持ち

本国からの前評判やあまりあるほどの予習時間、史実モノということもあって、観る前からドライめな姿勢でしたな。

これ時間軸バラバラにしなくても良くない?

ビター
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劇場版 名探偵ホームズ デジタルリマスター版(1984年製作の映画)

3.8

脂、乗ってます

ナウシカ同時上映の一作目とラピュタ同時上映の二作目

音楽がシュガーベイブの村松邦男だったとは!

奇しくも今日は、近藤喜文の誕生日でした

タンポポ(1985年製作の映画)

3.8

伊丹十三、こいつはトンだ映画変態だ

そんでから日本のラーメン文化も変態だ

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.4

果てしなく良い

青春という概念の具象化
ジブリでもジブリ色が強くなく、トーンもあわせて脱色された作風で、それがもう純度の高い空気・記憶・思い出になっている

そんでBunkamuraル・シネマに合う
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変な家(2024年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

ひさびさに悪い意味での邦画を味わった
そうよな。普段評判いいもの選んで見てたから
こういうのもまた邦画よな

脚本がガッタガタ
怖がらせるためだけの演出

後半因習村モノになるのは
現代の洒落怖である
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SPACY(1981年製作の映画)

3.3

コマ撮りの連続性と非連続性が同居する映像感覚をうまく活かしている

逆噴射家族(1984年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃ良い

ATGxディレカン

これ日本版ボーはおそれているでは?

一軒家と一家族という限定的なシチュエーションでここまで大暴れし、実にATGなエンディングに着地した。見事!!!

だぁ〜
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黒い家(1999年製作の映画)

3.7

🟡

怖いと聞いていたが、思ったよりは怖くない
私にとっては幽霊とかの方が怖い
サイコパスは、幽霊よりは理解できるからかな
いや理解できないけど

大竹しのぶかぁ

映像演出も攻めてる
そういえばはじ
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花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

3.9

こんなにも真摯に男と女を撮れるのか

ほんのりとゴダールを感じた
調べると、カーウァイが言及している数少ない影響元にゴダールの名前

よくぞ4Kレストアしてくれた
華麗すぎる

ブエノスアイレス 4Kレストア版(1997年製作の映画)

3.9

ウォンカーウァイは菅田将暉を撮ってくれ

トニーレオン
ショーケンだ
若い頃のジブラだ
ヤナセジロウだ

流石に良いな

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

3.7

静かだ

写ってるもの全てなんてトレンディなんだ
今のファッションや空気感も次の世代の人達にはこういった感情で見られることになるのかな

今更ながら、「青」を我が物とするって凄いな

久石譲の音楽って
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.6

まさに"ブラック"コメディ

ジョークで書いたコテコテの黒人小説が思わぬ大ヒット、というとてもキャッチーなふれこみに違わぬ良い塩梅の作品

ここまで徹底的に白人をバカに描くか、と思うが、最後までみれば
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落下の解剖学(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イケオジ弁護士!

とても面白い
長尺口論シーンはやはり見応えがある

最後まで、いや終わっても真実はわからない
私はお父さんに肩入れしているけれど、それは登場シーンが少ないからで、お父さん側の視点で
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.6

原作未読だが感動

あの手この手で試合を熱くするアニメ演出!
まわりの観客も涙を拭く手が止まらない方多数

一人もキャラ知らないけど熱くなれるのは
ジャンプ漫画と、部活ものという基礎のポテンシャルの高
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ジャン=リュック・ゴダール/遺言 奇妙な戦争(2023年製作の映画)

3.4

美術館展示をみんなで観る

こんな作品見に来るくらいのあんたらなら
脳内ゴダールフィルターで見えてくるやろ?
と言われているよう

20分
ぽーんと投げ出される観客
この劇場体験はこれはこれで

でも
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

アリアスターの一人ごっつ

前2作とはまた違って、彼の短編の味がビンビン

どこまでがボーの妄想か、とか言われそうだけど、大体は実際に起きている事だと思う。実際に起きないような事が起きるシュールさがア
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ミツバチのささやき(1973年製作の映画)

3.6

フェルメールの絵画のよう

なんかまわりとノリ合わんくなってきなぁって
あるよね

アナの表情
これだけでもう勝ってる

あとライティング、質感!

となりのトトロ

めっちゃ眠くなったけど
低い点数
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

3.6

これも映画か

たしかに視聴感覚は紛れもなく映画だ

そんなヌーブラみたいなの被れば過去や未来に行けるのか

ストップ・メイキング・センス 4Kレストア(1984年製作の映画)

4.3

これはもう世界最高のライブ映画と言い切っていいのでは?

何回も聴いた曲、何回も見た映像
なのにイントロで全身鳥肌が立つ
ありがとうA24

こんなものを映画館の席に座ってお行儀良く見なきゃいけないな
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

アーニャ、露骨なズームを使う映画好き!

肉付けは奇妙だが、骨組みはしっかりとした傑作

ファッションやメイクの変遷を見ても面白く、ベラが自立した後に現代のモード的ファッションになるのがナイスポイント
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.9

結婚できない男 lev.99

流石のヴィムヴェンダース
雇われ仕事でもここまでの作品に仕立て上げるか

私は洋楽がカッコよくかかる映画が大好きだが、邦画には合わないんだろうな…と思っていたけど、それ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.6

ここで生きる

ウィレムデフォー良い

中盤ですごく良い映画時間だと思えるようになった
終盤でいや、そうか?いうほどか?と思い始め
ラストで、なにこれ?
でもこのタイトル

ふーむ

ふーーーむ

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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

3.6

すべて!

思っていた構成の作品じゃなかった
ずっとお父さんの抱える具体的な1つの"真実"について考えながら見ていた

でもちがう、すべてだ!

31歳を経験した後にまた見たい

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