吉田さんの映画レビュー・感想・評価

吉田

吉田

ザ・ハーダー・ゼイ・フォール 報復の荒野(2021年製作の映画)

3.3

曲の選び方と使い方が嫌だし、スタイリッシュにしようとしすぎなんだよな
もうちょっとクラシカルな西部劇の要素を入れて緩急つければいいのに
そのうち忘れてしまう、後に残らない作品

39days(2016年製作の映画)

2.1

今度は警官って設定なのか、立場が入れ替わったり展開はあるんだけどそのせいで今までより気持ち悪さが薄れて最早ただのエロになってしまっている

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

構図や美術から映像へのこだわりが見えるし、100分とは思えないくらい密度があって楽しめたけどたしかに人によって合うか合わないかはあるのかもな
でも1人の人間の人生の厚みを感じられてよかった

サラウンデッド(2023年製作の映画)

3.3

なんか話の起伏の無いまま、ほぼ半径数百メートルの世界で終わったような感じ

ELI/イーライ(2019年製作の映画)

3.1

たしかに想像つかなかったけど、終盤いきなりB級みたいになったな…

呪詛(2022年製作の映画)

3.4

グロさはあるけどべつに怖くはないな
6年前の出来事から現象は始まっているので、徐々に忍び寄ってくるというよりは6年後に娘を引き取ってからはもう一気に進んでしまうという流れなのでそのへんの恐怖感が薄い
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.8

探偵物の作品の良し悪しというのは、
トリックの複雑さや展開の予想のつかなさなどではなく、探偵がどのように幕を引くかであると思ってる
それで言うと結構かっこよかったんじゃないかね

あとミシェル・ファイ
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TENET テネット(2020年製作の映画)

3.4

誰の作品かなんて気にせずに観てたけどノーランか、道理で合わないはずだと思った
映像として面白いところはあるけど何度も繰り返し観てそういうことか…!とかやるくらいなら別の作品でも観ます

インターステラー(2014年製作の映画)

3.4

宇宙をテーマにした作品は結局宇宙へのワクワクよりも浦島太郎的な、地球と宇宙での時間の流れの速度の違いによる別離の話がメインになったりしてそれが作品の規模に関わらず多くてがっかりする
ファンタジーとかミ
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ホステル(2005年製作の映画)

3.3

見どころは外人の裸とグロ描写のみ
93分しかないのに話が動くまで30分以上使うなよ
主人公一行の目的は女だけど、同じホステルの女の旅行者たちの目的は?そのあたりもうちょっと詰めてほしかった

search/サーチ(2018年製作の映画)

3.4

それなりには楽しめたけど、観終わってみると思ったよりあっさりしていたなという感じ
もっと謎があってもよかったし、真相がわかったらそういうことだったのか!て思いたかった

シャッター アイランド(2009年製作の映画)

3.5

謎を最後まで解くのか、それとも謎はそもそも存在するのかという話の行き着く先を大きく2つに分けた場合の、そっちかという感じだった

出来はいいと思うけど現実と虚構の境目がわからなくなるような演出は食傷気
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最強殺し屋伝説国岡 完全版(2021年製作の映画)

2.0

良い部分なんて何もなかったと思ったのにこの評価の高さはなんなんだろうな

モキュメンタリーなのに冒頭からドキュメンタリーですってそれでいいのかって思うし、それでいくならリアリティが薄すぎるし笑わせたい
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黄龍の村(2021年製作の映画)

2.8

序盤の大学生ノリみたいなのは創作的にはリアルでよかったと思いますけど、その後は練習したこと発表したかったんだねおつかれって感じですね
殺すならちゃんと殺せ

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

途中までは3.6か3.7かなって思ってたけど最後で興醒め、阿部サダヲも岡田健史も演技良かったのに

ロング・キス・グッドナイト(1996年製作の映画)

3.2

こういう設定の作品でこんなに老けてる女殺し屋初めて見たかもしれない
爆発派手すぎだし痛みに強すぎ

さがす(2022年製作の映画)

3.3

退屈はしないで観れるし、最後のシーンが良さげに撮れてるけど良作とは思わないな

話の流れに無理矢理登場人物をのせてるだけとしか感じないというか
その結末に至る根拠と説得力が無いからだと思うんですけど
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.3

ファンならそんなに優れた作品だと感じられるんだろうか、正直過大評価としか思えない
アメコミで言うところのオリジンなんだろうけど、ちゃんと描いているのは鬼太郎の物語に繋がる結果だけでいかにも日本人らしい
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欲しがり奈々ちゃん ひとくち、ちょうだい(2021年製作の映画)

3.7

性的なシーンがもっと少なければVシネという扱いではなくちゃんと面白い恋愛映画だったと思う
主人公のキャラクターは架乃ゆらちゃんの雰囲気に合っててよかったと思うし、何よりかわいくてきれいな体しててふとも
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ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

3.8

もしも会っていなければ、
もしも同性愛がもっと許容される時代だったら、
もしもあのとき別の選択をしていたら

もう決して戻ってこない時間と場所を思うとその"もしも"の積み重ねがつらいな

書くが、まま(2018年製作の映画)

3.0

録音部のスタッフがくそなせいなのか?台詞が全然聞き取れないし、バンドの絡みがめちゃくちゃでプロモーション映像でしかなく、作品の良い部分をぜんぶ帳消しにしてしまってるプラマイゼロみたいな作品

ドラえもん のび太と夢幻三剣士(1994年製作の映画)

4.1

やっぱり自分の中でのドラえもん映画の最高傑作
白銀の剣と兜を手に入れたあと滑り降りながら『夢の人』が流れるところからめちゃいい
あとはラストシーンを始めとした様々な箇所で考察の余地があるのがこの作品の
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ドラえもん のび太とブリキの迷宮(1993年製作の映画)

3.7

放送が終了したテレビの砂嵐から始まって、ドラえもんの道具を使わずして異世界に迷いこんで中盤まではこれって本当に子供向けか?と思うくらい気味が悪い
その他にもドラえもんが停止して、残った4人は二手に別れ
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ドラえもん のび太と雲の王国(1992年製作の映画)

3.5

自分たちの事しか考えずに環境破壊を続けた人類に怒った天上人が人類の住処を消し去ろうとするが、人類が過去に積んだ徳のおかげでそれを免れるというメッセージ性の強い寓話のような話
子供向けなのに怖すぎる

ドラえもん のび太のドラビアンナイト(1991年製作の映画)

3.2

燃えた絵本の灰をタイムふろしきで絵本に戻さなかった時点で物語のためにあえて回り道をさせるんだなってわかるので正直のれないなって思ってしまうし、これ以前までの劇場作品に比べるとかなり劣っていると感じる

フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

3.9

実在するわけでもない1人の人間の人生を描いただけの作品でここまでの作品になっていることが本当にすごい

ババとの約束を律儀に守るところとか、ダン中尉が数年越しにあの時助けてくれた礼を言ってなかったなっ
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ドラえもん のび太とアニマル惑星(1990年製作の映画)

3.5

テーマがいいし曲もいい、ただ話の本筋に入るまでが長かったかなあという印象

そしてジャイアンがかっこいい作品、「友達が助けを求めてんのに知らん顔していられるか」はいいですよね

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

3.8

これも紛うことなき名作だった
主人公が脱獄する話というのは知っていたけど、こんなに周囲の人間との関わりを丁寧に描いているとは知らなかった

終身刑で長い時間を過ごすと最初憎んでいた刑務所の塀に慣れて次
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.9

突拍子もない設定と、それだけしか書かれていないあらすじのせいでこの映画のことをずっと勘違いしていた

誰しもが持っている、あの時ああしていたらという悔いが残る場面ともう一度向き合う機会をくれる優しい奇
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

気持ち悪いフェティシズム描写も無く、最近の新海誠作品の中ではよかったと思う
震災絡めるのはちょっとずるいかなとも感じるけど
楽曲はもうラッドはいいんじゃないかな、他の作品ほど効果的に作用していないし今
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

3.9

こういう映画だってわからずに観てたからより楽しめた
オチわかったって書いてるやつは嘘だろ、それにわかったとしても楽しめるような脚本の強度がある作品だと思う

いつか輝いていた彼女は(2018年製作の映画)

1.5

話がどうとか以前に録音技術がひどい
ぼそぼそ喋らせすぎなんだよ
それに聞き取れたところで中身はない

ある男(2022年製作の映画)

3.5

面白かった、んだけどラストはなんか安くなっちゃって好きじゃないな
世にも奇妙な物語みたいで
引っかかったついでに元も子もないこと言うけど、そこまで時間がかかる弁護士の高額であろう調査費用は田舎の文房具
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稀人(まれびと)(2004年製作の映画)

2.8

90年代後半みたいな空気感の作品だなあって思って観てたけど、2004年てまだこんなの撮ってたのか
これがアニメだったら旧ブギーポップとか好きだった層にある程度支持されてたかもなって思った

世の中にたえて桜のなかりせば(2022年製作の映画)

3.6

80分しかなくて要らないシーンを極限まで省いたような作品だけど、大事な所はちゃんと描けていた
岩本蓮加…いやれんたんの芝居は正直まだまだかなって感じたけど、宝田明の遺作となってしまったこの作品で共演で
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ドラえもん のび太の日本誕生(1989年製作の映画)

3.6

子供の時に観て、3匹のペットと食べ物が入ってる大根とギガゾンビをおぼえていたくらい今観てもおもしろい