このレビューはネタバレを含みます
前半の方はあまり話が入ってこなかったけど、だんだんと繋がってくる。後半からは軽快に進んでいく感じ。2回目のほうがおもしろい作品かも。
ブッチが日本刀もってゆっくり階段を下りるシーンが1番すき。
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栗原家族とひかりが今後どのような関わりをもって生きていくのかが気になった。
佐都子の最後の表情をみて、朝斗とひかりの繋がりを決して軽く扱ったりはしないだろうなと思った。
役者さんの演技がいいだけに胸くそわるい場面が多くてかなり体力使う…
添田(父)の言動に対してどうしてそういう考え方しかできないの…と正直モヤモヤするが子どもを失うというとてつもない悲しみや苦しみの行き>>続きを読む
長回しで淡々と続く会話も描写も不思議と飽きない。むしろ没入していく、というか少しづつこの映画の世界に引きづり込まれるような感覚。
映像が澄んでいてずっとみていられる。
巧はこころの一部が抜き取られて>>続きを読む
兄弟たちの生活風景が多く、長く描かれていて、(当時)子役の演技も自然だったからより入り込める。それだけに哀しい。
エンドロールには聞いたこともないような役割がたくさん。ほんとうに多くの人や組織が携わっていることを実感。この作品に限らずそうだよなあ。
あみ子が無自覚な故に救いがない感じでちょっと、というかだいぶつらかった。
明るい展開にはならなかったけど、序盤と終盤では明らかにあみ子自身の考え方が変わってきているのがわかったし、今後のあみ子が気にな>>続きを読む
原作のシュールさは漫画でしか表現できないのかなあと思ったけど、無理にシュールさを追求してないようか感じもした。そうしてたらなんとなくチープな仕上がりになる気もしてこれでよかったなあと。
2人の関係性や>>続きを読む
新垣結衣の目の冷たさ、無機質さ、そして意志の強さの表現がすごかった。
自分も同じ立場だったら社会に理解されることに期待を抱かないと思う。
希望のある終わり方とその後に続くエンディングがよかった。「風になれ」の歌詞が三浦透子の声を通してスーッと入ってきた。
ソバタに配役されたのが三浦透子でよかったな。
終盤の朝食のシーンは微笑ましい。
頭では理解できていてもコントロールが効かないという強い恐怖に対して、立ち向かうというよりも付き合って生きていくという物語。
主人公ふたりがお互いの病気を知り、たどたどしくも力になろうとしていた。症状>>続きを読む
穂志もえかが演じるリナがかなりリアルで客観的に見て苦しかった。園田もそう。こういう関係になったらお互いつらいだろうな…という気持ちに…。
パワハラ役の方々の演技はちょっとわざとらしかったなあと感じた。
とてもチャレンジングな作品だなと思った。本人たちはもちろん学校や保護者の理解や合意、協力があってはじめて実現できる企画。不登校の子にもインタビューをしていたの、見終わった後に思うとかなり攻めてたなあと>>続きを読む
すべての子どもは祝福されて生まれてきていいはずでそこに理由なんてないと思う。
けれど実際はそうじゃない。そしてそれを掬い上げられるほど社会は完璧にできてないし、現実は複雑なんだろうな。
それぞれの役者>>続きを読む
主人公の気持ちや考えがあまり理解できなかった…
海のシーンはとても綺麗でよかった。
細かい所作ひとつひとつがとても自然で、ほんとうに何年もその生活をしてきたかのような演技だった。
変わりない淡々とした日々の中に小さな気づきを見つけて微笑むような生活がしたい。素晴らしい「住む世界」のひ>>続きを読む
すぎるほど正直で、真っ直ぐな性格な三上。少なくとも出所するまでの彼の環境はその性格によって生きづらさを感じることはなかったと思う。
対して一般社会はそうではない。我慢したり受け流したり、見て見ぬふりを>>続きを読む
すごく不器用でとても真面目でかなり頑固だけど根は親切なおじいさんのお話し。その性格もあって生きづらい場面もあるけどいい人たちに出会えて、前向きになることができるのがよかった。
車のくだり、くだらなくて>>続きを読む
その人間の出自に対する世の中の考え方は時代の流れとともにフラットなものになっていると思っていたが意外とそうでもないのかもしない。
そして、本人がそれに縛られる苦しみは想像以上なのだろうと思った。
もし>>続きを読む
夜通し遊んだ後の静かで青白い街を歩くシーンはとてもリアルだった。
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ついこの間映画館で見た気がするのにもう配信されていてびっくり。
大の強い信念からなるセリフは自分に向けられているのではないかと思っていまうほど真っ直ぐで濁りがないものだった。山田裕貴さんすごい。>>続きを読む
青年たちが自分や相手の感情と拙いなりに向き合っていく過程が見られる。
さわやかな終わり方がよかった。
音楽が好きだった。
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長谷川との平穏な生活、市子にとってそれは特別なものだった。その時間は辛い過去を忘れることができていたのだと思う。しかし婚姻届をきっかけにそれは自分が享受し続けられるものではないと再確認する(してしまう>>続きを読む
あまり好みの作品ではなかった。それ以前にこういうジャンル自体が向いていないのか…
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不器用なケイコの愚直さ、ひたむきさがよく表現されているなと感じた。岸井ゆきのの熱量が伝わってくる。
ケイコの大切な存在となっていた監督、コーチ、ボクシングジムの描かれ方がとても温かかった。同時にそれ>>続きを読む
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もう二度と会えない、戻ってこない人へ抱える後悔や悲しみに対してそれを乗り越えていくというのではなく、受け入れて、その苦しみのなかで生きていく決意に至るまでが描かれていて良かった。
韓国手話のシーンが>>続きを読む