小原バオさんの映画レビュー・感想・評価

小原バオ

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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

5.0

いわゆる社会派の韓国映画がものすごく面白くて、それに引き換え日本映画の現状は…としょんぼりしちゃうのにもう慣れすぎなんだけど、今の日本の政治状況そのものがよくある韓流ドラマみたいで、頭の中ゴチャゴチャ>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

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現実には不可能(監督談)な恋なら徹底的に甘く描いてほしいのに!
甘みが足りている人たち(リア充的な?)が作った映画かな?
2019.08.15

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

ソンガンホはもちろんすごいけれど、チェウシク(テテの友達!)やパクソダム(洪水の時、煙草を吸う彼女の完璧な美しさ!)すごくないですか? そしてなんといってもイジョンウン、それにチャンへジン! 韓国のお>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

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CG使いまくっていてこの内容は? まず自分が反省しろ!ということ?
2019.07.03

12か月の未来図(2017年製作の映画)

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最後の方で先生と生徒が二人で話すシーンがあって、そこがとてもいい。
2019.06.08

芳華-Youth-(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

団の仲間のいじめがヤバすぎて、肝心の時代に翻弄される方は影が薄い。

精神を病んだ主人公が舞台を鑑賞して自分も外に出て踊るシーンがある。私の友人が精神科に入院していた時、趣味のバレエをどうしても踊りた
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

5.0

かって呉智英がジョージ秋山の『デロリンマン』を論じて「デロリンマンの絶望を見よ」と書いたが、同じようにスパイクリーは『ブラッククランズマン』で絶望を描いた。最後はPRINCEの "MARY DON'T>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

5.0

「女だからってなめんじゃないよ」映画もここまで来た。予告映像でおなじみの何度でも何度でも立ち上がる覚醒シーンは本編で観たら泣く。
親をはじめ周囲に否定され続けて育っても、そして自分自身が何も成しえなか
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

映画を観る前に"sunflower"のMVでやられていたんだけど
https://www.youtube.com/watch?v=ApXoWvfEYVU

本編を観たらもっとすごくて、とりあえずこれ!
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グリーンブック(2018年製作の映画)

5.0

ドクターシャーリーが、演奏の後、立ち上がって客に向ける満面の笑みはこの映画をほのぼのと観ている私自身にも向けられていたわけで、思い出すたび落ちつかなくなる。
アカデミー作品賞は『ブラックパンサー』にと
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

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笑って泣いてしみじみ感動して帰ってきて、家族に「良かった~」と話したら「サルマンカーンはパキスタン爆撃熱烈支持してるよ」だと! 実際の俳優本人と役は違うにしても違いすぎないかい?
2019.02.27
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ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

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なぜジェイムズボールドウィン? コンシャス感狙った? 色彩も音楽もセンス良すぎてかえってダサい。女性の描き分け方も嫌い。
私にとって『ムーンライト』は21世紀ベスト1なのだけれど、もしかしたらバリージ
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アクアマン(2018年製作の映画)

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人懐っこくて純情でユーモアを解ししかも謙虚、こんな大男を好きにならずにいられようか。黄金の鱗スーツを着て黄金の銛を持って立つアクアマンを見たら、スタローンとシュワルツネッガーのようにロック様とジェイソ>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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オリヴィア・コールマンはものすごく上手だし、レイチェル・ワイズもエマ・ストーンもさすが。
映画を作品としてきちんと鑑賞できる人が好きそうな映画。映画に慰めてもらいたくて観に行く今の私には向いていなかっ
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

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大した能力も魅力も無いのに、カルチャー系(こんな言葉無い?)の賢い女性をひきよせる男は確かにいて、そういうやつがそのまま老人になっている姿をジョナサン・プライスがとても上手く演じている。アカデミー賞に>>続きを読む

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

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途中まで、精神病者の妄想を全肯定する話だと思って感激して泣きながら観ていた。しかし、最後は肩透かしをくらって何だこりゃ感ありまくり。

映像がとにかくしょぼい! しょぼすぎる! スーパーな怪力の描写が
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

5.0

ものすごいハードトレーニングからのロッキーのテーマはお約束なんだけど泣くしかないし、マイケルBジョーダンが演技も身体も素晴らしい。
しかし、途中から「クリードががんばってるのは分かったからヴィクタード
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

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頑固さにはもっともな理由があった的な文脈でホロコーストの体験が語られる。この映画を作った人たちの善意や問題意識は疑いようもないので、なおさら歴史の風化を実感した。
思いついたエピソードを整理しないまま
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

5.0

ガガ様完璧!
ブラッドリークーパーも完璧!
そして真魚八重子さんの批評も完璧! 観る前に読んで泣き、観て泣き、観た後に読んで泣く。
https://digital.asahi.com/articles
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

「話はいいから早く曲やれ、曲!」と言いたくなる映画があって、最近では『ジェームスブラウン』とか『ストレイトアウタコンプトン』とか。
この作品もまさにその通りなんだけれど、熱心なファンではない私でも全部
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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配信されたら、モニターで止めたり早送りしたりしながらもう1回観てみたい。
犯人設定にはうんざり。
2018.11.1

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

5.0

私たちアジアンズは、日本の少女マンガや韓流ドラマなどでシンデレラストーリーを飽きるほど観ているから、予告編でこの映画の王子様を見て「こりゃダメだわ」と思った人も多いのではないか。ニックは確かに顔も体も>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

5.0

この映画、この監督のために「才気あふれる」という形容があるんじゃないかと思うほど、すべてのシーンがかっこよくてかつリリカル。
オーシャンズシリーズに言及するなら、ラストは物足りないというかあれはないだ
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

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銃撃戦が今まで観たことが無い始まり方! 緊張で体が固まる! 素晴らしい!
しかしですね。ジェレミーレナーはもうとっくのとうに『ハートロッカー』のジェレミーレナーではないし、エリザベスオルセンはじめゴー
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判決、ふたつの希望(2017年製作の映画)

5.0

町山さんの解説は作品の魅力をものすごくおもしろく伝えてくれるから、時々作品そのものより感動的だったりするけれど、この映画は町山さんの解説(@たまむすび)よりずーっと凄かった稀有な例。
最初は「こいつ、
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イコライザー2(2018年製作の映画)

5.0

美しい生活というものがあるなら、マッコールさんの日常がそうだと思う。ちゃんと仕事しているのも家の中がすっきりしすぎているのもいいが、何より近隣の人たちや友人への接し方が素晴らしい。
ストーリーはビック
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タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

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「産後うつ」の一番の原因は睡眠不足で、治療の第一は睡眠時間の確保である(by神田橋條治)。そこに本人の性格やら子どもの問題やらをひたすらネガティブに絡めて、ちょっと意地が悪いな。
しかし、やせていよう
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

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わたくしは主人公が一人勝ちしてあっけらかーんとしているのはどうしても許せないのであります。しかも、立派な軍服着ちゃってさー
2018.9.21

1987、ある闘いの真実(2017年製作の映画)

5.0

職務に忠実=権力に忠実ではないことがものすごく良く分かる。
韓国映画いつものことながら俳優はとにかく上手で、キムユンソクは『ワンドゥギ』の先生はもちろん『哀しき獣』のミョン社長とも同じ俳優とは思えない
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

5.0

平成が終わるまであと数カ月あるけれど、平成の日本のコメディ映画ナンバー1。
しゅはまはるみ最高! 彼女や秋山ゆずきはじめ撮影スタッフ役に女性が多いのも成功している。プロデューサー役の竹原芳子の存在感、
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

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サンドラブロックは狂言回し的な役割をビシッと決めていたり、ケイトブランシェット様はあまりにもかっこよかったり、オークワフィナは納得のキュートさだったり、キャストそれぞれの魅力が雑なストーリーを補って余>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

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トムクルーズは「ツンデレ」とか「BL」とかもっと学んだほうがいい。
それとチームが手薄。
2018.8.10

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

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子どもはわりと大人の事情をわかっているものだから、ここまで無敵の天真爛漫に描くのはかえって子どもを侮っている。
ウイレムデフォーは素晴らしい。
2018.7.27

サスペクト 哀しき容疑者(2013年製作の映画)

5.0

アクション、アクション、またアクション! 注射器の人は有名な俳優なのだろうか。あの階段での素晴らしい格闘シーンを見たら満点付けざるをえない! 
落下傘!! カーチェイス!!! すごい、すごすぎるの連続
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結婚前夜 マリッジブルー(2013年製作の映画)

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ネイリストの方だけシェフも漫画家も超イケメンで、しかも2PMを振るなんてずるいーっ!という悲鳴が聞こえてきそうです。
2018.7.12