神楽坂の脇道かな?と思って調べていたら実際に「ドーナツもり」ってドーナツ店があるんだ、実店舗ベースの物語もいいな〜。
作家性強い演出の数々を、ミレニアム期のアナザヘヴン的な懐かしさとして、なんなら好意的に見ていたけど、最後の振り切りかたで「逃げたな〜」って笑ってしまった。ラストの5秒で星がひとつ減った。
学生時代に浮気されたとき、里子と全くおんなじ気持ちになり、相手に執着するというよりかは、向こうの気持ちも自分の感情もお互いの関係性も全てが茶番に見えて丸ごとどうでも良くなり、似たような振る舞いをしてい>>続きを読む
グリンデルバルド、ジョニデの闊達さが滲み出ていて話が進むほど「なんか合わんな〜」と思っていたので(ニヒルではあるが)、今回のマッツミケルセンのほうがずっと馴染んでいるように見えて好きだったな。
ネトフリジャパンってちょっと異常なくらい下ネタと下世話さ、トキシックマスキュリニティ的なノリ好きだよね。最近は分化した気もするけど、特定のプロデューサーの執着に近いこだわりなのか?とはいえそのなかでシ>>続きを読む
火サスだと思って観るなら絶妙なサイジング。
ただ、映画としては、やはりオーディションの真偽と、狂言回しの彼がこのオーディションに参加できた経緯の筋が通らないと三重構造目、ひいては四重目が大きく破綻し>>続きを読む
恣意的な神様のいたずらや御膳立てがひとつもなくて、自ら選べる選択の総てをお互い選んだから、どんな行く末も奇跡で。
あらかじめ決められた恋人たちではない、
不可侵の長い美しい物語を持てた二人。
そんな>>続きを読む
友人のおすすめを聞いて一年経って鑑賞。14歳の自分を思い出しながら鑑賞していると、あの時期は苦しかったから、ちょっと辛くなるけど。
あれから一周以上した今では、おおかたのことはやっぱりもう過去になって>>続きを読む
FRIENDSのプロパガンダ映画…というのは半分冗談で、パニックスリラーは真相の詳細より、渦中のドラマを楽しむものだと思うんだけど、たぶんこの手の内容が日本であんまりウケないというか評価の伸びが悪いの>>続きを読む
嫌いなネットミームのひとつに「ただしイケメンに限る」って言葉があるんですけど、このもやもやはずっと言語化してこなかったものの、昨夜「MEN 同じ顔の男たち」を見てす〜っと腹落ちした。そうそう、少なくと>>続きを読む
名探偵ポアロの人狼ゲーム編。
映画親方と書いてケネス・ブラナーと読む。
イーサンホークのこういう役どころやるところが結構好きなんだよね・・・。パージとか。
意外と知られてない?ようだけど原作はスティーヴン・キングの息子ジョー・ヒル。ああここはオマージュだな〜とわかると楽>>続きを読む
ピカソ、ジョルジュ・ブラック、マティス、モネ…芸術の巨匠たちの美術品を根こそぎいただく、クライム・ドキュメントの中ではかなり視覚的に美しい一本。美術館泥棒をしたい貴方に華麗でムダのないテクニックをレク>>続きを読む
ここまで歪んだ熱情に狂えるのは、本人にとって幸せなのか不幸なのかもはやわからない
今なきLiveLeakを観るのが学生時代の習慣のひとつだったんだけど、アメリカンポリスの携帯しているボディカメラが格段に向上しているのか?失踪当時の映像やこれだけ大量のデータをモザイクや抽象表現なしで>>続きを読む
原作のラストが大好きだったから二時間尺で間に合うか〜?とずっと放置していたけど、期待値を削いでいたぶん良かった。オチや伊藤の置きかたは原作と比べてしまうとどうしても安直だが、映画サイズのコンパクトさで>>続きを読む
私はどうも昔から気難しい偏屈で堅物な生真面目野郎を愛してしまう。なんでも扱い方次第だよ!
自らに利する対象には目をつむること、知らないことで罪悪感を背負わない選択、そういうのはもうよしたい。
愚痴っぽく寒がりなサンタのありがたいプロフェッショナル仕事の流儀、情熱大陸!
移動中の読書で声かけてくるの本当に嫌な気持ちになるよね。本当にしつこいので、こちらが狂いかけてしまう。
それにしても昨今の台湾映画といい、台湾ドラマといい、過激描写がちょっと凄絶というか、数段はっち>>続きを読む
暗黒ブック・スマート、地獄編ズッコケ三人組、若気の至りのトレインスポッティングだ。嫌いじゃないよ。落とし前をつける、という大人の階段を一夜にして登る物語。教育して叱ってくれるって、ありがたいよね。序盤>>続きを読む