萌える闘魂さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

萌える闘魂

萌える闘魂

映画(46)
ドラマ(0)
アニメ(0)

アラモ(1960年製作の映画)

-

西部劇史上屈指の制作費と言われているが、アラモ砦で対峙する両軍は部分的に合成である。それでも戦闘場面は、千人単位のエキストラを動員し迫力は期待できている。2時間でまとめれば快作になっただろう。ジョン・>>続きを読む

スパルタカス(1960年製作の映画)

-

クライマックスの平原での決戦におけるローマ軍行進は二倍合成で乗り切っている。決戦前夜の奴隷軍の大観衆も合成。古代ローマのセットもそれほどでは無い。がカーク・ダグラス畢生の力演と名も無いエキストラの熱演>>続きを読む

天地創造(1966年製作の映画)

-

バベルの塔のどこからが「合成」なのか未だに論議される作品。が、この場面はスペクタクルでよく出来てはいる。「合成」を差し引いても巨大な物量が投入されていることがよく分かる。因みにノアの方舟の猛獣は一部合>>続きを読む

十誡(1923年製作の映画)

-

今日のCGでは表現出来ない、およそ百年前の特撮の味。当時100万ドル超の制作費を投入。古代エジプトを再現した大オープンセットと夥しい古代戦車の大群はヘストン版を凌ぐ迫力だ。ハイライトの海割れは、何度観>>続きを読む

十戒(1956年製作の映画)

-

CG処理が無い、テンポが悪い等の理由でどんなに酷評されようが、これだけの人と物量を現実に投入し映画として完成させる事は、今日では不可能である。当時1350万ドルの制作費と8000人余りのエキストラが投>>続きを読む

ベン・ハー(1959年製作の映画)

-

古代ローマ史劇の決定版。闘技場全景は部分的に合成。当然観衆も部分的に合成。それでも闘技場の巨大オープンセットはあのリドリー・スコット監督を驚かせた逸話あり。ドラマ前半のジョッパの門の大オープンセットに>>続きを読む

ベン・ハー(1925年製作の映画)

-

名高い戦車レースの闘技場全景と観客は合成ですが、レースは掛け値無く大迫力でヘストン版を凌ぐ。群衆シーンには3千人程のエキストラを動員し迫力ある絵作りにしている。海戦場面も洋上でのリアル撮影で、こぼれ落>>続きを読む

戦争と平和(1956年製作の映画)

-

当時1200万ドル前後の制作費が投入された文芸大作。ヘップバーンが可憐で美しい。これだけでも観る価値のある作品。ヴィダー監督後期の作品だがこの上品な絵作りは、やはりこの監督ならではの味わいがある。大作>>続きを読む

市民ケーン(1941年製作の映画)

-

この作品が傑作であるとか無いとか名作であるとか無いとか映画史上のベストワンであるとか無いとか技法が凄いとか凄くないとか、過去の名作であるとか無いとかくだらないコメントが散見されるが、映画そのものを全く>>続きを読む

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

-

1939年アメリカ映画。諸説あるが400万ドル程度の制作費が投入された文芸大作。ただし、制作者セルズニックは合成画面等を多用し膨れ上がるであろう制作費と制作日数を抑える才覚も持ち合わせていた。前半の山>>続きを読む