たがやしさんの映画レビュー・感想・評価

たがやし

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ルパン三世 THE FIRST(2019年製作の映画)

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3Dでなんとなく避けていたが、画としては特に違和感なく見られた

ただ、脚本はなんとかならんかったんか、、
レティシアのキャラもなんか固まりきれてないし、キャラも脚本に振り回されてるし

製作陣がカリ
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犬王(2021年製作の映画)

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某手塚漫画みたいな話
やはり悪霊に身体を奪われる系のストーリーが古くからあったんだろうか

随所に湯浅感出てて良かった

四畳半タイムマシンブルース(2022年製作の映画)

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両原作のお祭りコラボであって、本作自体は四畳半神話体系とはまた少し違う描かれ方をしている印象は小説からすでにある
(もちろん、サマータイムマシンブルースとも異なる)

ただ、両原作の設定と世界観に頼っ
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バトルシップ(2012年製作の映画)

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いろんなもの詰め込んでるから飽きはせんが、全体として考えたら…?というとこも少なくないのは気になる

2012年当時にスクリーンで見ておけばバカ映画路線でハマったかもとは思う、2021年に初見で観るべ
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カムバック・トゥ・ハリウッド!!(2020年製作の映画)

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手垢がついてそうなくらいコテコテの脚本をベテラン俳優に演じさせるの好き

映し出されたフィルムを3人が見入るシーン、あれを味わうために僕は映画を観たいんだなと改めて思わされた

ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから(2019年製作の映画)

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素晴らしき哉人生とアバウトタイムは連想に出て来る
明らかに装置感のあった雪と小説改変からの流れがすんなり済まないところも"second"なのか

ジョセフィーヌ・ジャピかわいすぎ
エンドロールの曲が気
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心の傷を癒すということ《劇場版》(2021年製作の映画)

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柄本祐と濵田岳はやはり上手い

想いを自分の身体で濾過しようとしていた、の台詞が刺さる

小さな点だが、ふたりが聞こえなかった「東京物語」の台詞が"アレ"というのがまた良いですね

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

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生活にはたくさんの時間が同居している(止まったままの時間、意図的に止めざるを得なかった時間、いま止めたい時間、それでも流れる時間etc…)ということを感覚的に思い出させられた気がする
どれだけ近い人で
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ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

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邦題のつけ方と売り方が謎なことに定評があるタイプのあるあるヨーロッパ映画
僕は「ロシア料理店」よりも原題の"strangers"に重きをおきたい

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

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フィッツジェラルドの「若者はみな悲しい」を思い出す、ラストはそれより映画的だが
開始2秒でわかるウディ・アレン臭

シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい!(2018年製作の映画)

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シラノを読んでから視聴。

ロスタンの真実がどこにあるかは分からないが、作品上のストーリーと映像それ自体を「シラノ」のアレンジとして見せる側面があるわけで、それを思うと邦題の付け方は上手いと思った(ロ
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博士と狂人(2018年製作の映画)

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原作に救われ、映画化と上映を待ち望んでいた身としては感慨もひとしお
OED完成への戦いというよりは、2人の交流を主軸に再編成したあたりは、映画的になったんだな、と感じさせられた
ショーン・ペンがうます
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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現在と回想を入り混ぜる手法の作品は最近増えているという感覚(あくまで直感)があるけれど、場面転換で多くを語らず撮影の風味や色調のみに場面を表させることで、暖かみと寄り添いやすさが出るなぁ、という印象。>>続きを読む

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

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見逃していたやつ
伏線の貼り方や、小さな生活の中に小ボケポイントを織り混ぜてくるところはフランス映画のしっとりコメディの王道って感じ
ブノワさん偏屈なおじさん役の印象が今まで強かったけどこういうのもあ
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リザとキツネと恋する死者たち(2014年製作の映画)

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ロイ・アンダーソンとジャン=ピエール・ジュネを足して3で割ったような感じ、というか「さよなら、人類」と「ミックマック」をベースしたと言われたら信じちゃいそう
割と真面目にサントラが欲しい、ダンスダンス
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閃光少女(2017年製作の映画)

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宣伝絵しか知らずほぼ前知識ゼロで見たら思ったよりポップめだった、というか邦画のラブコメドラマっぽい演出多い気がする(特に中盤まで)、こういう作品で変に溜め作ったりしないしないテンポの良さはよさげ(詰め>>続きを読む

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

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音楽が陽気な映画は基本的に楽しくなるので良し
選曲と年代とタップ、あと芸術至上主義っぽい視点に途中までMGMミュージカルを想起するところもあるけど、そのままスッと終わらないのが今の映画だな、と感じる
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アニエスによるヴァルダ(2019年製作の映画)

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ひらめき、創造、共有
デモ行進の横で勝手に歩くアニエスかわいい
アニエスの作品には抱擁力があると思っていて、そこが好きなのだけど、本作は抱擁力の根源を抱擁力を持って語ってくれたところがあってめちゃくち
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

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恋人のエピソードと漁師たちのエピソード、ふたつが混ざり合わずに進むあたりが面白い
ポワントクールトで生まれた男は地元の男たちのコミュニティと別次元で生きている、その感じが一抹の不安を呼び起こす
音楽が
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

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すごくドキュメンタリーっぽい撮り方、という印象を受けたが多分意図的なんだろうな
タイトルがタイトルなのでユゴーのレミゼを思い浮かべながら観ていたがなかなかに面白い、見え方はだいぶ異なるけど源泉はやっぱ
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デジモンアドベンチャー LAST EVOLUTION 絆(2020年製作の映画)

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デジモン映画はウォーゲーム以来
童心を振り返りながら見るには格好の作品だった

オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

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ボクシング映画らしからぬ作風で、元になったご本人がそれを受け入れているというのが面白いな
タイトル(英題)の付け方も見終わると納得する、greatestでもchallengingでもなくhappies
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

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TV版にも言えるけど、どこまでもテーマが"実"なアニメってちょっと目の付け所が面白い
じゃあこれがアニメである意味って?となると、"実"の心理描写を"実"の世界に"虚"を重ねることで表現できているとこ
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

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没入感たっぷりだけど最初ちょっとカメラワークで酔いかけた
夜動き出すあたりの光と影の感じとかとても綺麗で好き、そのへんはIMAXレーザーとかいうやつで見た恩恵も大きそう
影と闇(裏を返せば光)を美しく
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つながれたヒバリ(1969年製作の映画)

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音楽がいい、恋人たちのシーンのそれはちょっと「慕情」を思わせる
風刺ものっちゃあ風刺ものだけど、焚き火を囲むシーン然り、不自由な中で我を通しつつ生きていく人々を群像的に撮る感じが優しくて好き
しかしま
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