先日鑑賞した「愛なのに」の姉妹作。本作は今泉力哉監督がメガホンを取った。
離婚間近の夫婦が、飼い猫の親権を争う。
夫婦共に恋人が居て、各々の寂しさを紛らわせる。ただ、猫が夫婦を繋ぎ止めていて、最後の>>続きを読む
家族想いだけど家族からは少し疎まれてもいる、良くある一家庭のサラリーマンお父さん。
というのは仮の姿で、実はめちゃくちゃ強い男だった…
というはちゃめちゃなアクション作。あまりにもぶっ飛んでいるので>>続きを読む
映画大学を出たものの、郷里の甲府でバイト生活をしていた主人公。コロナの影響で仕事が無くなり奨学金を返すアテも無くなったので、やむなく上京してウーバーイーツで出稼ぎを始める。ささてはてどんな仕事で上手く>>続きを読む
中国では白血病薬が高価で、貧しい患者には辛い環境が続いていた。
借金で首が回らない主人公が、ひょんなことから安価な白血病薬をインドから密輸する。これが次第に売れ始め一財産築いた後、捕まる前に手を引くが>>続きを読む
今泉力哉脚本、監督はタッグを組んだ城定秀夫。
来月は脚本と監督が入れ替わった作品公開予定と。
R15+というだけに大人のシーンもそこそこあったが、脚本がしっかりしていて会話だけでも十分楽しめるので、>>続きを読む
人生の苦労を背負った3人のボクサーの物語。
強いけど脳に異常がある青年、教えるのは上手いが試合には勝てない青年、認知症の祖母と暮らすプロ成り立ての青年、この3人を軸にボクシングの試合を織り混ぜながら話>>続きを読む
目立ちたがり屋で、でも純粋で寂しがり屋でシャイな佐々木と友人達の物語。
いたよなこんな奴。ノリが良くて周りのみんなを楽しませて、でも男子にしか人気が無い奴。それがいいんだけど。
卒業してから会ってない>>続きを読む
ロシアがついにウクライナへ侵攻した。もう誰も大統領を止められないのだろう。自国よりも弱小な国を苦しめて何が良いんだ?
本作は第二次世界大戦のドイツを風刺した作品で、たまたま大統領にそっくりな床屋の主>>続きを読む
大金が入ったカバンを巡る、それぞれ事情を抱えた大人達の話。
ある意味滑稽なパス回しというか、次々にカバンの所有者が変わる。この展開がシリアスかつコミカルな雰囲気で進行するので非常に観易かった。パート>>続きを読む
韓国作でこうした本格的な会話劇を観たのは初かもしれない。
一人の主人公が、三人の先輩・友人を訪ね会話するだけのストーリーで、通しで観ても一瞬何が言いたいのか分からなかった。
ただ、見終わってから本作の>>続きを読む
韓国の工作員が営業マンを装って北朝鮮に潜入する話。
こんなに上手く総書記まで辿り着くものかな?と思いながら観ていたのでこの点は減点。ただし、作品の緊張感や北朝鮮の要人と心を通わせるシーンなどは良かった>>続きを読む
両親・兄が聾唖者で、主人公だけ健聴者。
幼い頃から家族の通訳として支えてきた主人公が教師から音楽の才能を見出され、音楽大学への進学を選択するか悩み苦悩する。そのまま変わらずに家族と暮らすか、家族と離>>続きを読む
Tinderというマッチングアプリで詐欺の被害にあった女性達のインタビューで構成されるノンフィクション。
桁外れの遊び方と金持ちと信頼させてから金を騙し取る詐欺師に唖然とした。25万ドルの借金を背負>>続きを読む
IMAXで鑑賞。
やはり巨大スクリーンと超高音質の音響機器で聴くループトップ・コンサートは格別だった。
こんなマニアックな映像が映画館で観れたことに感謝したい。
ただ、Disney+で配信のGET >>続きを読む
落下してきた岩に腕を挟まれ5日間身動きが取れなくなった男の話。
幻想・回想シーンが男の精神状態の変化を表していて効果的だ。
さてはてどうやって脱出するのか?
この手の作品〜身動き出来ない、閉じ込めら>>続きを読む
本作も「太陽を盗んだ男」のようなカルト作に位置付けられるのであろう。昔から気になってたけど、偶然日本映画専門チャンネルで放映あり、ラッキーだった。
昭和25年。北九州一の暴力団を決める為、ヤクザ達が>>続きを読む
ものすごい復讐劇。
主人公の執念と、サイコパスの尋常ではない狂気と生命力。
たまたま見つけて観たものの、2時間半があっという間だった。この突出したエグさは韓国作ならでは。
ラスト、明け方哀しみに暮れて>>続きを読む
鬱屈した学校生活を送っていた主人公がクラブでノーザンソウルに出会い、仲間とレコードを漁りながらDJとして成長する青春物語。
70年代は情報媒体が発展途上だっただろうし、特に他国でかつ全く体系化されてい>>続きを読む
絵はすごく平坦な感じなんだけど、人の動きが妙にリアルでこのギャップが面白かった。
ストーリーはシュールな青春もの。
音楽特にバンドって上手い下手よりも感情なんだよなと改めて思う。
あと、友情というオ>>続きを読む
韓国映画は完成度が高い作品が数多くあるため、本作はやや見劣りする感じ。
丁寧に作り込まれているけど、残念ながらあまり深みが無い。
主演の女優は人気韓国ドラマ「トッケビ」でも主演だったな…と思いながら>>続きを読む
夫婦の美しさ、夫婦の難しさ。
哀しみに暮れながら妻の人形を作り上げた時、ようやく泣くことが出来た主人公の涙に胸を打たれた。
良かった。
とあるサラリーマンの最期を綴った記録。
何が感心したかというと、ご本人の若かりし頃の写真や映像が豊富に映し出されたこと、また現役時代の映像も残っていてこれは凄い財産だなと。
退職してから>>続きを読む
重い。
人生の不可解さ、偶然が重なった際の大事故の恐ろしさ、遺された者達の言い表わす事の出来ないやり切れない気持ちが確り描かれている。
半狂乱の姿からマスコミによって加害者の様に扱われる父親、万引>>続きを読む
漸く鑑賞。
障がいのある女性が、ある時守られた世界から飛び出し成長する物語。
序盤の鬱屈した生活から性の世界を知って行く辺りの展開はなかなか観ていて辛い所もあったが、新宿で知り合った女性と心通わせ後>>続きを読む
エクストリーム・ジョブと兄弟作かな?
立て直しを命じられ新たに派遣された弁護士が、潰れかけの動物園で奮闘する話。
エクストリームジョブもおバカ展開だったが、本作も負けず劣らずで面白かった。
コーラ>>続きを読む
ほんと壮大な仕掛けですなーとの感想。
初めは何が何やら良く分からないけど(これが本作の狙いだろうけど)、中盤から徐々に…という感じで物語が進行する。
ただ、展開が凝りに凝りすぎて登場人物の描写が弱く>>続きを読む
ドキュメンタリーなのに素材が強烈すぎてコントを見ているようだった笑
腐り切った富山市議会を巡る議員達の政務調査費横領事件。皆さんが書いているように本作はコメディー映画なのかもしれない。
「そんな事>>続きを読む
同級生の親同士が不倫しているという設定は珍しいかな?と思いながら鑑賞。
高校生の青春を描いた作品だが、色んなテーマや考える要素が多めのため焦点が合っておらずやや散漫な印象だった。伝えたいことは感じられ>>続きを読む
警察の緊急連絡室にかかる電話の会話のみで進行する話。
だいぶ前に観た「オン・ザ・ハイウェイ」を思い出した。
こんなストーリーがあるのか…という驚きや緊張感は本作よりもオンザハイウェイの方に軍配が上がる>>続きを読む
明けましておめでとうございます。
本年一発目はネトフリ作品。
近未来の韓国?を舞台に、仲良し3人組が賭場を襲撃して大金を強奪。
その後、殺し屋に追われ続けるというシンプルな話。
殺し屋が何故か追い>>続きを読む
光州事件の遺族が26年後に当時の大統領暗殺を企てるというぶっ飛んだ話。
本事件は警察が民主化を求める光州市民4千人以上を殺めた忌々しい事件だが、本作は当時の政府を批判する脚本でもありこういう所は決し>>続きを読む
テレビ局が制作する、テレビ局の報道部を取材対象にしたドキュメンタリー作。
番組の作り手側なんて関係者以外は見る機会無いし、面白い視点だなと思いながら鑑賞。
3人の人物を中心にテレビ番組とは何か、ジャー>>続きを読む
始めはシーンと人が色々変わって理解するのが難しかったけど、アルゼンチンの油田が爆発したあたりから面白くなってきた。冒頭のシーンは、登場人物の背景説明だったのね、と納得。
ただ、どうしてこの田舎町に流れ>>続きを読む
モノクロだし手ブレはすごいし、セリフは聞き取り難いし、進行はかったるいし、何となく見始めながらも途中で止めよう止めようと思いながら最後まで一気見してしまった不思議な魅力のある作品。前知識無しで観たがカ>>続きを読む
柳楽優弥の演技タケシそっくりだった。現在のタケシはCG?
奇跡的に色んなピースがバチっとはまって、お笑いの一時代を築いたタケシになって行ったんだなぁ…と再認識した。
特に80年代は超神がかってた。面>>続きを読む
行き場の無い男二人の友情物語。麻薬の横流しでヤクザにバレて最後は…という大体予想のつくストーリーで目新しさは一切無い。
が、最近良く見かける毎熊氏の演技が非常に素晴らしい。元々悪ガキだったのだろうと思>>続きを読む