ださんの映画レビュー・感想・評価

だ

時の翼にのって/ファラウェイ・ソー・クロース!(1993年製作の映画)

3.6

前作のダミエルは人間に恋をして、様々な人間を見ていく中で人間になりたいという強い意志と理由があったこともあり、人間であることを謳歌してポジティブな結果となったが故に今回の何をやっても裏目に出てしまうカ>>続きを読む

バッファロー’66(1998年製作の映画)

3.3

懐かない猫が逆に可愛いみたいな現象なのかな。好きになる、献身的になる理由が分からないのでこの映画の面白みがあまり分からない。レイラはとても可愛い。

マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

3.8

砂漠でくまちゃんを持って良いのはクリヘムとジャイロ・ツェペリぐらいかな。
フュリオサが大きくなるまでが長くて、まさかクリヘムとの義父感動ほっこりムービーとかになるのか...と心配していたが全然そんなこ
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ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.4

あんだけ人が集まっていて殺し放題にも拘らずに律儀に決めた人数だけ殺すのは自分達のポリシーなのかねぇ。
ホラーとか苦手なのでいきなり襲われたりすんの普通にびびりました。低予算、グロなしという中でなかなか
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.9

喜劇的にブラックユーモアを交えながら残酷な世界を生き抜く今は無き国、ユーゴスラビアの人々を描く。
特に第二章なんかは、クロを含め地下にいる人間が第二次世界大戦が終戦していることも知らず、空爆に怯えなが
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

2.9

言って良い嘘と悪い嘘の分別もつかないような人とまた一緒に役者やろって言われても昔みたいにやれねぇよって思っちゃう。

ベルリン・天使の詩(1987年製作の映画)

3.8

様々な人の考えや悩み、葛藤などに触れることで天使が実際に人間になってみたいというファンタジー映画なのだが、それを感じさせない会話や思考の多さで上手く言えないけど、リアルにそこに住む人の日常や生活を切り>>続きを読む

ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.8

荒廃した犯罪者しかいない街から大統領を救うべく孤軍奮闘する近未来を描いた作品で、しっかり多勢に無勢なことも起こりながらハラハラさせる展開で面白い。しかし橋のシーンはギャグかな?ってぐらいでとりあえず人>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.6

コメディと名打ちながら現代社会に対するフェミニズム映画だと思っていたが、逆も然りでバービーという女の子がメインの中で虐げられたケンという存在が人間世界を目の当たりにすることで男だって偉いんだと声をあげ>>続きを読む

関心領域(2023年製作の映画)

3.3

ドイツ軍人の家族の裕福な暮らし、日常が切り取られその後ろで銃声や黒い煙が立ち上る。直接的な表現を用いずに家の外で何が行われているかを表現するのがとても上手いな。家の外ではユダヤ人が焼かれ、多くの人が死>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.7

綾野剛とヤクザの親和性高くないかい。
中学生とヤクザというまぁ普通交わることの無い関係性と、中学生らしい悩みやいざこざが入り混じる。綾野剛の物腰の柔らかいパーソナリティ近い雰囲気で怖いのに徐々に絆され
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レインマン(1988年製作の映画)

3.7

傲慢でギラギラしたトムクルーズが見れる。一人っ子だと思っていたのに、親が亡くなったタイミングで自閉症の歳の離れた兄がいることがわかり、しかもその兄に遺産を持っていかれるという散々さと軽くはないテーマな>>続きを読む

ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

何気に洋子が強いのが好きです。
誰だって太ももで締め技かけられたいよね。

ELEVATED(1996年製作の映画)

3.5

何が起こるかわからない怖さと人間心理の怖さ両面から描かれていて20分という短さでしっかり恐怖心を煽られる。なんで?みたいな気持ちになるかもね。しかし考えてみるとエレベーターという空間めっちゃ怖いな。

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.5

日本の政府に対しての社会風刺や皮肉にもならずただただ失礼というか馬鹿にしているようにしか見えなくて不愉快。コメディやギャグにも振り切れないしょーもない映画で、低い評価なのも頷ける。これだけの有名俳優が>>続きを読む

ラッシュアワー3(2007年製作の映画)

3.7

久しぶり、やっぱりこのクリスタッカーのコミカルさとジャッキーチェンのアクションだけで満足。単純で、いざこざがあっても無かったかのように先に進んで、息が合う。エッフェル塔でのアクションはあり得ないけどジ>>続きを読む

シティーハンター(2024年製作の映画)

3.3

鈴木亮平の冴羽獠解像度高すぎるな。それ見るだけでも価値はあるかもな。
しかし、伝言板があるのに設定が現代で時代設定がいまいち掴みきれない感じ。まぁ今時伝言板なんて殆ど残ってないから仕方ないのだろうが.
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.8

現実をゲームにするため、そして時を経てゲームを現実にする、結局人間は原点に戻るのか。
内容は夢を叶えるために仲間と競い合い、嫌なライバルがいて、挫折を味わい、再起とコーチの諦めた夢を叶えるべく昔の仲間
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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オッペンハイマーの話だけがメインだと思っていたがオッペンハイマーが原爆を作るまで、また作ってからのストローズとのいざこざがメインの映画で流石クリストファーノーランと言ったところか、なかなかややこしい。>>続きを読む

最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

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敗戦の兆しが強くなっているにも関わらず、ユダヤ人虐殺を止めないヒトラーのユダヤ人への憎悪と執着はどこからきているのかを知りたい。戦争に負けることよりも、ユダヤ人との戦争に負けることの方が屈辱だと感じる>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.0

前半の大学生の身内ノリのクソつまんねぇシーンと無駄な会話、全てを無にするところにタランティーノみを感じる。べいびーわるきゅーれのこの監督らしいアクションの見せ方は良かったが1時間でも少し長いかな。

12人の優しい日本人(1991年製作の映画)

3.2

人を信じようとする優しさと情に流されやすく意見がなく同調意識が強い日本人の良し悪しが顕著に表れている。日本に陪審員制度向いてないだろな。実際自分が選ばれても意見を述べれるか難しいところ...。議論以外>>続きを読む

そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.3

原作を読んだのはだいぶ前だったので、読み返したい気持ちになる。
昔の映画らしく、淡々と話が進んでいき、淡々と人が死ぬ。情に訴えるものはない。殺す動機は分かってもどう殺したのかは語られない、衝撃も何も無
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.0

今でこそバスケが詳しくなくとも知らない人は少ないだろうマイケル・ジョーダン。まだ活躍しきる前の彼にNIKEの今後を託すこの無謀な賭けはスニーカー界の歴史を一つ変えたといってもいいだろう。大きな成功には>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

お前のような神父がいるか。
ラッセルクロウが神父の時点でホラー映画として破綻している気がする。あんなガタイよくて色付きサングラスしてる神父いねぇだろ。3作目ぐらいで悪魔殴れるようになるだろこれ。内容は
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.7

漫画では限界のある音の表現はやはり映像化することで画の迫力と相まってよりリアルに鮮明になるのが良いところではある。しかし映画館映えするタイプの映画で、普通の家のテレビで観ると音の迫力が映像に負けている>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

素直で正直な女性から没落貴族だった頃に戻るためどんどんと本性を露わにしていく様は見事だな。使えるものは使っていく、心の隙間を埋めじわじわと登りつめていく感じが実にいやらしい。そしてサラもアビゲイルも強>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

身体が大人、中身は子供という逆コナンみたいな設定。性欲という目先の快楽を覚えられるものから、広い世界を旅する事で飢餓に苦しむ人間や、価値観の違う人間との出会いで徐々に成長していき、自分を知り知識を得る>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

話を詰め込まずにいける範囲までで2時間に収まっていて観やすかったし、面白かった。簡潔にまとめられてて、大幅な改変もされてなくて良かったし、それぞれのキャラがどういった人物像なのかがわかりやすいようにな>>続きを読む

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

色使いや雰囲気は好き。子どもと一緒に帰るシーンや、2人が鏡越しに話すシーン、印象深いシーンは多い。
でもさ、トラヴィスもジェーンも育児放棄したんだよねって気持ちがあって最後のシーンが感動しつつもモヤモ
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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.2

天才だとみんな寄ってたかって勝手に人生を決めてくるのか。天才であることは羨ましいことだが自分が出来ないことや夢があるからって押し付けられるのは嫌だなぁ。天賦の才を持つウィルは確かに凄いんだろうけど、「>>続きを読む

アマデウス ディレクターズ・カット(2002年製作の映画)

4.1

サリエリは凡庸な人間だったのか、片田舎で音楽の家系に生まれたわけでもなく宮廷作曲家にまでなった彼は努力の人間であり、努力だけでは補えない才能を持っていたと思われる。しかし神を信じ、祈り続け真面目に生き>>続きを読む

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

3.5

ものは考えよう。現実世界にタイムマシンなど無いから深く考えた事無かったけど、そういう解釈も確かに出来るなって思った。オチはありがちながら6分間でなかなかの満足感ある仕上がり。

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.0

毎回金曜ロードショーでやってたら見ちゃうし、何度見ても壁をすり抜ける瞬間やクディッチの試合、チェスの戦いにワクワクさせられるんだよな。年々この頃のハリー達と歳の差が開いていき、こんなみんな可愛かったっ>>続きを読む

西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.3

これで終わり?いつ終わった?ってなるぐらいオチがわかりづらく淡々とした映画すぎたなぁ。まぁリアルだ、戦争なんてこんなもんだって言えばそうかも知れないけど見せ方がな〜。リメイク版の方が分かりやすかったか>>続きを読む

マジック(1978年製作の映画)

3.6

これホアキンだとずっと思って探してたけどアンソニーホプキンスだった。見つからないはずだわ。
自分の作り上げた分身に自分の行動の主導権を握られる恐怖ったら。自分で動かしてるのにあの女とヤッたのか、とか言
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