mさんの映画レビュー・感想・評価

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世界で一番美しい少年(2021年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

父は誰か知らずに、母は森で遺体として発見、祖母に育てられるもヴィスコンティに売られる。

16歳の少年にとって母の死、世間からの突然の注目、多忙な日々、性被害は彼の人生に大きな陰を落としている。

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クロコダイルの涙(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

想像よりスリラー映画でした
感情をコレクションする吸血鬼の主人公、恋に落ちてしまった女性の聡明さに惹かれてのかな
ラストがもう少し叙情的なら好みだった笑
やるかやられるかの白熱バトルは微妙

パリ、恋人たちの影(2015年製作の映画)

4.0

飾らないフランス人の映画が観たくてフィリップガレルを回した
彼の作る物語はいつも自分勝手な登場人物ばかりで、そこが良いところ
社会で鬱屈した自分を解放してくれる

薬指の標本(2004年製作の映画)

4.3

近所のTSUTAYAでレンタル

原作未読で視聴
作品全体のじめっとした感じ、不自由さを求める主人公の雰囲気が良かった

みじかくも美しく燃え(1967年製作の映画)

3.7

こうなる未来も予想して尚駆け落ちを選んだんだろうなぁと思うと、冒頭から切ない

バビロン(2021年製作の映画)

4.1

人や物が移り変わる世界で、唯一変わらず存在し続けるもの、それは娯楽。その一つである映画に魅せられた人々。登場人物、監督、私たち観客。

最後のオマージュでアンダルシアの犬や月世界旅行などの映画が出てき
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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

4.5

可愛さの中にグロテスクが混じってるのがよかった、人生可愛いだけじゃないよね
私は今年22、社会人になる前に観れてよかった、本当の大人になってしまってから観たら感動半減だったと思う

この可愛さを純粋に
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

3.6

彼氏と日比谷の4dxみたいな音とか映像がいいシアターで観たら酔って気持ち悪くなり、イヤホンしながら観た😅

ダイジンの無邪気さがすずめに重なっているのかな

サイコ(1960年製作の映画)

3.9

初ヒッチコック
飽きずに観れる、真面目に生きてきたのにお金に目が眩んだ主人公を見てると虚しい

ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.9

彼氏とお家でピザとサラダ食べながら視聴
ダイレクトにクリスマスを感じられて幸せになれる
クリスマスは大切な人と楽しい時間を過ごしたいと思った

愛の嵐(1973年製作の映画)

4.2

ナチス戦争犯罪人と収容者の恋愛
収容者の中でもルチアを特別扱いし大切に大切に扱ってきたマックス
ストックホルム症候群と言われればそれまでだけど、死を選んでまで貫いた2人には確かに歪ながらの愛があった

エコール(2004年製作の映画)

4.3

生娘を外の世界と隔離しバレリーナへと育てて、パトロンへ売る学校
ブラボーと言い薔薇を投げてきた男の手袋を拾った時、自分たちが男たちによって養われていることと学校を出た後の運命を悟ったビアンカ
手袋と薔
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

映像美と聞くだけあって村のファッションや装飾が美しかった
外の人間がどうして人殺ししてまで村に惹かれたのかもう少し知りたかった、賛同するまでの決定的なものとか(両親が村に殺されてる奴はまだ分かるけど)

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.6

アラナとゲイリーの恋模様
ゲイリーに口説かれ恋に落ちるアラナだが、あっちこっちよそ見し、仕事も上手くいったりいかなかったりな幼稚なゲイリーに嫌気がさすアラナ
ゲイリーを見ていて15歳の男子はこんな感じ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.3

初ゴダール作品
子供がほしい女とほしくない男

音楽のぶつ切りが凄くて最初は不具合かと思った笑
こういうある意味日常的な映画がとても好き
物語性なんか皆無でどこかのカップルの話を切り取った感じ
カメラ
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美しき結婚(1981年製作の映画)

3.8

25歳でこれかぁ、、、と思ってしまった
人の商売を馬鹿にしたりパーティーに来てくれた友人を軽んじたり、自信満々な所以外は良いとこなしのサビーヌ

ロメールは困ったちゃん、困ったくんを演出するのが上手い
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パリの恋人たち(2018年製作の映画)

4.5

原題「忠実な男」
ルイガレル大好き芸人してるので彼の思考が見れた気がしてそれだけで花丸

マリアンヌはポールもアベルも手に入れててやり口が巧妙...凄い
ポールは本当に自然死なのか

飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.0

年上アンヌに振り回されるフランソワ
最初は気性の荒い女だなぁと思ったけれどフランソワの人間性や二人の会話を聞くとアンヌに肩入れしたくなる笑

海辺のポーリーヌでもいたけど、冴えない男を演出するのが上手
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緑の光線(1986年製作の映画)

4.4

一人が楽しい人もいれば
一人が苦痛の人もいる

価値観は皆違うもので認め合えるのが理想だけど、全く違う人と仲良くなる自信はないな、、、

今でこそヴィーガンも珍しくはないけど当時は珍しかったのかな
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