seaさんの映画レビュー・感想・評価

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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.0

伝記というつくりだけれど移り変わる時間軸と終始保たれる緊張感があったからか、退屈さは感じなくて観終わった後の達成感と疲労感に映画を観たという気持ちがしてとてもよかった。

1番印象的だったのはオッペン
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正欲(2023年製作の映画)

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人に迷惑をかけなければ心の中は自由。自分は人と違っていて誰にも理解してもらえないと思っていたときに、同じ考えを持っている人と出会えて理解し合える幸せと安心感。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

3.8

通過点として最高すぎるひと夏。

終わりがあるからこそ美しいままとっておける瞬間ってあるのかも。ポップで儚くてMVみたい。キャシーが可愛すぎる。

ニトラム/NITRAM(2021年製作の映画)

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誰からも理解してもらえないもどかしい気持ちと孤独が生んだ狂気。つらい。

彼の生まれ持ったもの、周りの環境がこの作品通りだったとしたらこうなることは避けられなかったのかもと思わせられる。絶対に起こって
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.7

独特な世界観に引き込まれてベラと一緒にどこかへ長旅へ出た気分。とにかく世界観が奇妙で美しくてテーマパークみたいで楽しかった。

ゴッドとベラたちの関係性も、ベラが旅する過程で新しいことを学んでいく描写
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ひとつの太陽(2019年製作の映画)

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期待する側とされる側、両方辛いらしい。
父親の歪んだ愛が怖かった。

大いなる遺産(1998年製作の映画)

3.3

ミステリアスでファンタジー感溢れる雰囲気が良い。主人公2人に人間味が感じられなくて作品として冷たい印象を受ける。

ジョーさんが素敵。個展での扱いが可哀想すぎた。

タンジェリン(2015年製作の映画)

3.5

みんなぎりぎりで生きていて見ていると物哀しくなるけれど、ドーナツ店がカオスな空間になる瞬間が面白すぎたし感情に正直に生きていていいなと思えた。

やっぱり大事なときにそばにいてくれる友はいつまでも大切
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ナショナル・シアター・ライヴ 2016「ハムレット」(2015年製作の映画)

4.5

悲劇が悲劇を呼んでドミノのようにすべてが崩れて行く様子は哀しいけれど美しくて魅入ってしまった。特にラストシーンは圧巻。

言葉が固くて難しいけれど韻を踏んでいるから軽快に聴こえたり、全体的に暗いお話だ
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

4.0

まっすぐな王道ラブストーリーで見ていてワクワクして心に優しい。

今の価値観とは合わない部分も多いけれど、その当時の価値観と人々が何を求めていたかが分かるストーリーに魅力を感じる。

明るくて天真爛漫
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アイルトンセナ 〜音速の彼方へ(2010年製作の映画)

4.0

純粋で真っ直ぐな信念と、才能と努力の結果生まれる引力に魅了された。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラの無敵さと兵器っぽさが絶望感を生んでいてよかった。第二次世界大戦後という設定が好み。

危険なプロット(2012年製作の映画)

3.0

他の人のことが気になりすぎるお話。自分に集中した方がいいことがたくさんある気がする。

いますぐ抱きしめたい(1988年製作の映画)

3.5

プライドなんて捨ててしまえはいいのにと思ってしまうのは待つ側に肩入れしすぎなのか。

もう少しだけ早ければとか、ここでこうなっていればとかそういう恋愛のタイミングのずれ感がすき。

ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

5.0

好きの詰め合わせすぎる。。

好きな俳優、作家、監督が揃うとこんなにも満足感が高いのかと感動。ストーリーも優しくて心が温まる。

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

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よく分からなかったけど美術館に来たみたいな感覚になれてよかった。
子供が作った歌がすきだった。

パラダイスの夕暮れ(1986年製作の映画)

4.0

表は淡白に見えても奥底が優しい独特の世界観が好きすぎる。不器用だけど優しい人たちを見られる幸せ映画。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.2

不穏な空気を漂わせつつ時間が進んだり戻ったりするところがどきどきして良い。人を傷つけた人に罰が下っているところもそういう世界であってほしいという幻想を抱かせてくれて好きだった。

蹄鉄といいところをす
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