mugiさんの映画レビュー・感想・評価

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パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

80年代、不況に揺れるイギリス。
サッチャー首相が発表した炭坑閉鎖案に対するストライキは4ヶ月にも及び、炭坑夫の暮らしは困窮していた。そこに手を差し伸べたのは、ロンドンのLGSM(炭坑夫支援レズビアン
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ノン子36歳 (家事手伝い)(2008年製作の映画)

3.0

熊切監督作品て、じとーっとした陰湿さや気だるさ、ぬるっとした粘着質なイメージがあって(見たことなかったのにごめんなさい)なんとなく遠ざけてたのに…星野源出演につられて安安と手にしてた…
うーん、やっぱ
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箱入り息子の恋(2013年製作の映画)

4.0

35歳、童貞。几帳面で生真面目。無愛想で他人に無関心。職場と自宅を往復する毎日。そんな箱入り息子(健太郎)が恋をした。
キャッチコピーは、
『恋をすれば傷を負う
いつだって僕らは傷だらけだ』
それにし
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おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

もう何回も何十回も見ているはずなのに、見る度に心の琴線に触れる不思議な作品。
それはきっとわたしが、素直に分数の割り算が出来たリエちゃんタイプではなく、頭悪いのにこだわっちゃうタエ子ちゃんタイプだった
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地獄でなぜ悪い(2013年製作の映画)

4.0

ヤクザ映画か…と思ってたら、全然違った。もはや映画小僧の青春映画。
いや、確かにヤクザばっかだし、派手な抗争シーンでこれでもかってくらい血が飛び散るのだけど…
それ以上に青年の、そして園子温監督の映画
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ルビー・スパークス(2012年製作の映画)

4.5

突然カルヴィンの前に、自分が描いた理想通りの彼女•ルビーが現れる。
彼はそれを愛だと言った。
しかも彼女は、自分が書くまま思いのまま…だけど、徐々にそんな彼女との関係に悩み苦しむカルヴィン。そして彼が
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

4.6

オープニングのグラフィックと音楽で、これ好きかも♡って予感して、そしてそれを軽々超えちゃった大好きな作品。
私もティーンの頃、こんなスマートで紳士な大人の男性に憧れたし、退屈で鬱屈した生活から自由な世
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.0

上質な絵本を1ページずつ捲っていくような感覚。それもキラキラした豪華な絵本ではなく、丁寧に丁寧に作られて、大切に大切に読み込まれてきた、少しくたびれた愛おしい絵本。
左右対称で動きの少ないカメラワーク
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四十九日のレシピ(2013年製作の映画)

3.5

突然の母の死によって前に進めず立ち止まってしまった父と娘(百合子)、イモとハルという2人の若者と母が残した1冊のレシピに導かれ、奇妙な共同生活をしながら四十九日の法要ならぬ「四十九日の大宴会」を開く。>>続きを読む

明日、君がいない(2006年製作の映画)

4.0

2:37のある出来事を軸に、その日の朝に巻き戻り、彼らの1日と共に話が始まる。

誰が?何故?
神経を研ぎ澄ませ、小さな兆候も見逃してしまわぬよう、彼らを丁寧に丁寧に見つめる。
それぞれが悩みや苦しみ
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.8

パーティーで出会った、キラキラ美男子のニコラ。ゲイのフランシスと親友のマリーは、そんなニコラに心を奪われる。
口では『好みじゃない』なんて、気のないふりしてるけど、目は完全に彼を追いかけちゃってる。
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

5.0

ランチョーを演じたアーミル•カーンが当時44歳だったなんて、とても信じられない!なに、あのキラッキラした目は♡笑うときも泣くときも、悪巧みをするときも、いつだってまっすぐな目が眩しいほどに輝いてて、び>>続きを読む

未来は今(1994年製作の映画)

3.0

ティムロビンス目当てで、偶然にも初コーエン兄弟。

ファンタジー要素が散りばめられていて、冒頭の雪降る大晦日のNYが幻想的だったり、職安所のjob boardが徹子さんのザ•ベストテンみたいだったり、
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.5

もしあの時、こうしていたら…
もしあの時、違う誰かだったら…
どうしようもなく、そんなことを考えてしまう。

デイヴは25年前の事件から逃れることが出来ず、また新たな悲劇を招いてしまう。
様々な出来事
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星に想いを(1994年製作の映画)

4.0

若かりしティム・ロビンス見たさに鑑賞。艶艶のお肌と穏やかな笑顔にあの長身♥︎科学者気取って、髪ボサボサにジャケット姿のエド(ティム)に身悶えちゃった♥︎

ふたりの恋仲を取り持つ、アインシュタインと仲
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

4.0

“生涯の恋人”だとか、“運命の相手”だとか、そんな言葉信じてみたくなる、一途でロマンチックなラブストーリー♥︎

ライアンとレイチェルのための映画ってくらい、ふたりの魅力で溢れてる。

アイス食べなが
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

4.3

ウディ作品の中で、今のところ1番好きな作品♥︎

癖がありそう…ってウディ作品を喰わず嫌いしている人にも、ぜひオススメしたい。理屈とか難しいこと抜きで楽しめるから。

昔ならウディが主人公やったんじゃ
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.5

『言の葉の庭』に続き、新海監督2作目の鑑賞。

『言の葉〜』のタカオくんもそうだけど、『秒速~』の遠野くんも、学校という狭い世界の価値観に縛られず、何か自分だけの大切な世界を生きている、どこか大人びた
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あなたになら言える秘密のこと(2005年製作の映画)

3.3

誰にも打ち明けることのできない、哀しく辛い過去を抱えるハンナ。
自分への戒めかのように、何かを求めることなく、あらゆる感情を押し殺し、日々をただただやり過ごしていた。


ひょんなことから出会い、徐々
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

5.0

大好き過ぎる…♥︎
濃厚で鮮やかで愛に満ちた168分。

恋人のロランスに、トランスセクシャルをカミングアウトされたフレッド。いきなり恋人が女性になりたいってだけでも受け入れ難いのに、今までの自分たち
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16歳の合衆国(2002年製作の映画)

4.0

《見終わって、すぐディナーの事を考えてしまうような作品にはしたくなかった。
見終わった後、誰かと議論を交わしたくなるような、そんな作品にしたかった。》
という製作者の思惑通りだった。
最後に容易く答え
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ミルク(2008年製作の映画)

3.5

希望を持つこと、そして希望を与えること。そのためには、勇気を持って立ち上がること、声を上げること。
政治においても、勝つことではなく、問題提起すること、人の意識を変えること。
ハーヴィーはゲイだけでな
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.5

“きっと雨が好きになるよ”
って、オススメされた作品。

雨降りのこの時期に見れて、ほんとによかった。いつもならジメジメ憂鬱な梅雨も少し愛おしく思える。

冒頭から圧倒的な映像美に引き込まれ、あっとい
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

4.6

レオさま、黄金期♥︎
レオさまがまだ、繊細さと美しさ全開だった時代。笑
水槽のシーンが美しすぎる♥︎♥︎♥︎
レオナルド・ディカプリオ♥︎クレア・ディンズ以上のキャストなんて、どうしたって思い当たらな
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ドッグヴィル(2003年製作の映画)

4.0

3時間は長くて、途中息苦しくて辛かったけど、最後まで見ずにはいられない。

人間の本能と道徳。
傲慢さと寛容さ。
嫉妬や弱さ…
最後は何が善で何が悪かわからなくなった。
最後の決断が正しかったのか、わ
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間宮兄弟(2006年製作の映画)

4.0

こんな兄弟憧れる♥︎
ふたつ椅子並べて、野球観戦しながらスコアボードつけたり、ポップコーン片手に映画鑑賞したり☺︎
愛らしい間宮兄弟の暮らしを覗き見している感じ。
わたしもカレーパーティー、お呼ばれし
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

5.0

人から生活や身体的自由は奪えても、希望までは奪えない。
頭や心の中が豊かだから、彼はどこにいても自由で強いんだ。

確信しちゃった、間違いなく私の理想はティム・ロビンスだって♥︎
艶艶のお肌に憂いげな
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告白(2010年製作の映画)

3.4

原作があまりに衝撃すぎたし、こんなの絶対映像にできっこないって思った。
でもさすが中島監督。これはこれで楽しめた。
岡田君がウェルテル?て思ったけど、ちゃんとイラっとした。

ズーランダー(2001年製作の映画)

3.8

オレンジモカフラペチ〜ノ!!笑

これ片手にガソリンスタンドに行くのが夢♥︎
そしてブルースティール決めてやんだ〜☺︎

ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

映画館で見たけど、怖かったし苦しかった。よく出来た映画だけど、もう一度見るには勇気がいるなー
ミラ・クニスが魅力的だった♥︎

水の旅人 侍KIDS(1993年製作の映画)

3.0

小学生の時、映画館に見に行ったな〜☺︎
小さいおじいちゃん、山崎努さんだったんだー!!豪華!!
大好きな伊藤歩ちゃんの若かりしボーイッシュな姿が見れるのも贅沢!

四月物語(1998年製作の映画)

4.2

新しい生活を始める時に見たい映画。
国木田独歩『武蔵野』片手に、憧れの先輩がいる東京に上京してくる話。決して華やかでキラキラした新生活でもなくて、平穏で冴えないのが、やけにリアルで。でもあの頃の田辺誠
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

人と関係を築くのが苦手で、不器用な鈴子。
人との別れが怖いから、関係が壊れる前に自分から逃げるように去ってゆく。自分自身からさえも逃げていた。
そんな鈴子が様々な人々との出会いと別れの中で少しずつ大切
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悪の教典(2012年製作の映画)

2.0

胸糞悪い映画。
はっきりそう言えるのに、最後まで見てしまった、見せたという点で、☆2つ。
見終わって、やっぱり胸糞悪くて腹が立ったけど。
染谷くんと二階堂ちゃんをキャスティングするなんてずるい。それだ
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