チャックンさんの映画レビュー・感想・評価

チャックン

チャックン

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ファーストミッション(2022年製作の映画)

4.0

茅ヶ崎の映画祭にて鑑賞
アクション俳優のHAYATEさんの企画・脚本・総監督・主演というまさにジャッキー張りの作品
1シーン1カットの長回しハイスパートアクション
ラスボスに唐突に現れる伊澤”ベイビー
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.6

この作品の監督は小津安二郎監督をリスペクトしており、随所に小津的演出が表現されています。
そのクールな演出がこの近未来のクールさとマッチしている
そのクールさの中に家族の結びつきがあるのも小津っぽいと
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

3.0

スパイダーマン関連のユニバース作品としての、「ヴェノム」、「モービウス」に続く3弾
今作はベンおじさんが相棒だったりよりスパイダーマンの物語のすぐそばで起きているような近さがあります。
物語は面白いの
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.2

前作「怒りのデスロード」のメインキャラクターだったフュリオサの過去が描かれており、本作が「デスロード」へ繋がる
1作目のメインテーマである復讐劇を踏襲しつつ、戦争と宗教はいつの時代になろうが亡くならな
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.4

劇場公開時、どうしても行ける時間が取れず後悔した作品
これ以降、思い出の好きな映画の続篇は必ず行くようにしている

30年ぶりの続篇だが「これぞマッドマックス」といえるマッドぶり
亜流品は山ほどあるが
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新解釈番町皿屋敷 お菊寺(2023年製作の映画)

3.4

「猿ノ王国」「半狂乱」の藤井秀剛が手掛けたホラーオムニバス
番町皿屋敷をタイトルに入れてあるが、物語は関係なく「お菊さん」が祀られた「お菊寺」で供養された怪談話をベースに現代の物語として製作されていま
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X エックス(2022年製作の映画)

3.9

70年代の雰囲気が良いです
またミア・ゴスの怪演、ヤサグレ感もよいですが
婆さんは別の人でも良かったようにも思いました

またホラー映画のオマージュも多めなとこも楽しめます

まあ、ミア・ゴス祭り作品
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.8

前作に続きミア・ゴスが熱演しているホラー映画
後半は彼女のオンステージ
強烈でした
それから世界初のポルノと言われる「free ride」が劇中流れます
色んなホラー作品のオマージュが出るのも前作を引
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.1

アニメシリーズ「スパイダーバース」第2弾
数あるスパイダーマンの中ではスパイダーパンクがお気に入りでしたが、後半ありきで伏線貼りっぱで終わったように感じた
もう少し各キャラのバックボーンを見せてもいい
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モスラ対ゴジラ(1964年製作の映画)

4.1

個人的に対決もののゴジラ映画で一番好きな作品
ストーリーはシンプルながら勧善懲悪ものとしての出来は素晴らしく、ゴジラも一番好きなゴジラスーツです。
そして何しろテンポが良い
初鑑賞はドラえもん映画の1
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ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

4.0

ギャレスエドワーズ曰く、「この作品は日本へのラブレターです」と言ったそうで、いろんなところに日本アニメのオマージュではと思わせる描写があります。
これまでの戦争やテロの記憶をたどるような殺伐とした戦い
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宇宙快速船(1961年製作の映画)

3.3

千葉真一主演でニュー東映で制作されたヒーロー映画
ギャレス・エドワーズ監督の「ザ・クリエイター/創造者」で出てきたモノクロ作品はこれと「スーパージャイアンツ」でした

千葉さんはこの頃「七色仮面」に「
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空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

3.9

去年の正月に4Kデジタルリマスターを映画館で鑑賞
これまではビデオでの鑑賞だったため前半の炭鉱でのメガヌロンなどは暗くて見れませんでしたが、今回はくっきり見れました。
ラドンはこの中盤までのサスペンス
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モスラ(1961年製作の映画)

4.0

モスラは歌にスペクタクルにアクションとエンタメ性の高い作品であるのですが、その裏側に日本の敗戦の影、大国の侵略問題に商業主義等々裏メッセージが所々に見られます
メインとなるテーマは「平和」
それはその
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ヤング・マスター/師弟出馬(1980年製作の映画)

4.3

80年代思い出映画の1つ
ジャッキーチェンの作品で一番好きな作品です
ジャッキー主演・監督・原案・武術指導をこなしたクンフー映画
ゴールデンハーベスト社へ移籍1作目でジャッキーが革命を起こしたコミカル
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マッドマックス(1979年製作の映画)

4.4

70年代思い出映画の1つ
この作品は最後にすべてを追えハイウェイをひた走るマックス
このカタルシス。
これに尽きます。
そして物語の主たることのほぼすべてが路上で起きている
この1作目の起点が
「怒り
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.4

80年代思い出映画の1つ
スティーブンキング原作の青春映画
オールディーズの音楽とともにヒットしました

主人公のゴードンは冒頭に街のストアで「True Police Cases」という犯罪小説の雑誌
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.4

80年代思い出映画の1つ
ディレクターズカット版とファイナルカット版は逃避行シーンとナレーション無しのパターンとなる
個人的にはナレーション入りが好きですが無しのバージョンも非常にクールでカッコよい
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ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

80年代思い出映画の1つ
劇場公開版とインターナショナル版は逃避行の車のエンディングでナレーション入り
個人的にはナレーション入りが好きです
リドリースコット監督の近未来SF映画の金字塔
最近4Kバー
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.3

80年代思い出映画の1つ
80年代の音楽映画を代表する作品。
当時19歳とは思えないダイアンレインの色気で当時人気でした
作品自体は映画全体がそんな80年代のアメリカのロックンロールのように感じる
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

4.4

80年代思い出映画の1つ
アメリカの人気TV番組「サタデーナイトライブ」から生まれた2人の音楽映画
レジェンドソウルシンガーの出演や、シカゴの街でのカーチェイスなど伝説級の作品である
中毒性あり。何度
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

4.5

70年代思い出映画の一つ
こちらは初見は80年代に入ってからではありますが、それから長い間1番好きな映画でありました。
ブライアンデパルマ監督のカルト映画の決定版
監督の映像技術がふんだんに盛り込まれ
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ゾンビ/ディレクターズカット完全版(1978年製作の映画)

4.7

70年代の思い出映画の一つ
後に出るこのバージョンで見事この作品にハマってしまった
ちょっと長い気もするがこの世界にどっぷりハマれるのはこのバージョン
この頃のホラーおどろおどろしさより、アクションホ
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

4.6

70年代の思い出映画の一つ
日本の初ビデオ版がこちら
当時感じたのもちょっと地味な印象だが、一番ロメロらしい。
ホラー映画としてよりはバイオレンス物よりで、人間ドラマも秀逸な1本

ホラー度     
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ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

4.6

70年代の思い出映画の一つ
日本のTV放映版に近いアルジェント版
当時中学生でしたがビデオ録画して何度も観返しました。
ホラー映画としてよりはバイオレンス物よりで、人間ドラマも秀逸な1本

ホラー度 
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ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版(1989年製作の映画)

4.6

80年代思い出映画の一つ
3時間バージョンのほうが作品的にもトトの心情が伝わり完成度が高い気がしますが、なにしろ長いw

泣ける映画     4.7
心情にくる作品   4.5
完成度       4
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.7

80年代思い出映画の一つ
不朽の名作
当時の心境も重なり初めて大号泣した作品
もちろん映画愛にあふれた作品でもあり映画好きの皆様にもマスターピースな1本になると思います

泣ける映画     4.7
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

4.4

80年代 思い出映画の一つ
数少ない純愛ホラー。
監督の偏執的な異形なものへの愛と、ブランドルとヴェロニカの物語とががっちり合わさりホラーでは珍しい感動的なラストへと繋がる。
当時のホラーブームの中で
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

衝撃の結末。数ある伏線に意味ありげ描写。
色んな考察が飛び交う作品にあえて仕上げているように感じますが、1度見ではつかみきれない作品でもあると思いますのでこれから何度か鑑賞するでしょう。長い付き合いに
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.1

セット、小物、衣装、また音楽などアート寄りだが物語はしっかりとベラ=エマ・ストーンの物語として破綻することなく進む
中盤までのコメディ要素(性描写含め)が好き

アート感    4.0
成長物語   
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大仏廻国(2019年製作の映画)

3.4

戦前の特撮映画として伝説ともいえる作品のリメイク
正直この作品があるまでオリジナル(1934年!)のことは知りませんでした
オリジナルはキングコングが1933年だったとこもあり影響があったのかもしれま
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ネズラ 1964(2020年製作の映画)

3.2

「ネズラ」という制作中に中止とあいなった幻の特撮映画の顛末を描いた作品
特撮映画ファン向け作品で、ファンに馴染みの深い方々も出演しています。

大映特撮好き    3.6
回顧録       3.3
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断捨離パラダイス(2022年製作の映画)

3.7

本作品は6篇のオムニバス形式の喜劇となっています
章ごとに色んなゴミ屋敷が出てきてなぜそうなったかがわかるという内容
色んなケースで捨てられなくなったりするようでなかなかオムニバスとしても面白い作品で
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ロストケア(2023年製作の映画)

3.6

松山ケンイチ、長澤まさみ、この2人の検察室による掛け合いが非常に緊迫感が有り素晴らしく、演技の上手さ云々より熱量が凄く見ごたえがある。
ラストカットの松山ケンイチの表情がよい。

メッセージ性    
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

東京を舞台とした「パリ・テキサス」ヴィム・ヴェンダース監督の日本ドイツの合作映画

この作品のレビューでたまに平山さんは結構いい暮らししてるほうだというコメントをみかけます。
正直私もそう思いますが、
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だいじょうぶマイ・フレンド(1983年製作の映画)

3.3

ピーターフォンダ主演の贅沢な大おバカ映画。
初見では寒いギャグに頭を抱えたものですがw
最近見返して大好きな作品になりました。

底抜け感    4.0
不真面目度   2.0
寒いギャグ   2.0
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