お洒落なオープニングで展開はネタバレするけど、その過程が奇想天外すぎて実話というのを忘れるくらい。フランクの嘘が上手いとは言え、超専門職に偽装したり勤務できちゃうゆるゆるさは1960年代だから?
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黒人差別と公民権運動にスポットを当てた作品でとっても勉強になった..。射殺されたセシルの父、反政府の活動家ルイス、型通りの黒人像を変革して歴代大統領からの信頼を貯めたセシル。自由と権利のために奮闘した>>続きを読む
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プロポーズされて市子が泣く場面は、始めと終わりで受け取る感情や重みが180度違って、杉咲花ちゃんの表現力が凄すぎる。嘘も魔性も残酷さも、壮絶な境遇を生き抜くため。自他の境目をだんだん失っていく市子が、>>続きを読む
純粋無垢な美少女たちが、森の中の閉鎖空間でサナギから羽化する物語。顔や体の造形美と奉仕精神が評価される世界で、男性に消費される対象として、無防備に出荷されていくこと。終始不穏で謎めいた雰囲気だけど、美>>続きを読む
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人やモノを枠組みで評価する人が滑稽に、中身でぶつかるふたりの友情が尊く描かれた映画。ドリスの無神経さ✖️フィリップの財力と寛大な遊び心が、互いを補い合い、ふたりにとって完璧な凸凹だったのね。貧困や介護>>続きを読む
絵画みたいな北イタリアの風景も、流れる音楽も、エリオとオリバーの関係も全部美しくてただのBL作品じゃない。庭の桃、蝿、鼻血、古代ギリシャ彫刻、”流動する”2人の関係をあらわす隠喩が散りばめられて、繰り>>続きを読む
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情報量が多くて難解な2時間49分、何度も絶望感を味わうから観た後はどっと疲れる。重力1.5倍で観た感じ..。
でも後半に回収される伏線たちが素晴らしくて、ブラックホールに吸い込まれてマーフの本棚に繋が>>続きを読む
マリア像と十字架、ポンプ式香水、扇子、ぬいぐるみ、日記..、姉妹たちの趣味が部屋の至るところに配置されていて、淡くて儚い世界感に惹き込まれる。
10代には10代の地獄があって、生きる世界も選択肢も大人>>続きを読む
何回観たかわからないお気に入り。ベンは年齢を重ねても挑戦心があり、人助けはするが必要以上のお節介をせず、素直で謙虚でチャーミング。映画の主人公の中で1番好き。
登場人物のキャラを反映した各家のインテリ>>続きを読む
年齢を重ねても、知性と美意識と素直さを持ち合わせた女性は魅力的。それから本当の愛は、愛する人が抱える大事な人たちも引っくるめて責任を持って愛し、尊重できること。ロマンチックな展開の中に学べることも多く>>続きを読む
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Barbieの世界観が完全再現されていて、どの瞬間を切り取っても可愛い。ただ展開は序盤から退屈気味に感じた..。男性社会への抗議とかジェンダーステレオタイプからの解放という主題が強い。極端にIQの低い>>続きを読む
今更ながら鑑賞。絹ちゃんも麦くんも、ふたりで幸せに暮らしたい想いは共通なのに、年数を重ねる中で、幸せの定義や叶える手段が段々ずれていく=恋の終わり=別れと結論づけたのが切ない。My hair is b>>続きを読む
原題が”My Salinger Year”と知っていたらもっと早く観ていたのに。作家志望で、平凡な自分を卒業したくてNYに滞在。出版代理店で雇われ自分なりに成果も出すが、日常業務を言い訳に執筆から逃げ>>続きを読む
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『哀れなるものたち』から早速!魚眼レンズから覗き見構図、チャプター形式、滑稽な男性陣、終わった後のどよんとした余韻など、共通点も感じたり。
アビゲイルが素直さと聡明さでのし上がるシンデレラ系かと思った>>続きを読む
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2019年にシネマカリテで2回観たお気に入り。何度観ても恩師ウィットとの関係が切ない..。
サリンジャーの作品は短編集『ナイン・ストーリーズ』しか読んだことが無いけれど、エズメと弟を眺める描写やシーモ>>続きを読む
“名作『チャーリーとチョコレート工場』の“は完全にミスリード..。何でこの宣伝?『夢のチョコレート工場』の前日譚だと途中で気づいた。ティモシーは素敵🍫
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R指定の内訳はグロ20エロ80くらい。
終盤にかけてベラが知性を持つほど、色男ダンカンが滑稽に描かれたり、元夫/父親が残虐に復讐されたり。予告編はベラの奇妙なよちよち歩きとか蘇生手術の印象が強かったけ>>続きを読む