『THE BLUES Movie Project』の関連作品。アフリカ音楽がアメリカへ、そしてブルース・ジャズ・ヒップホップ等が生まれ、その一部がイギリスでロックになり、そんでアジアのポップミュージッ>>続きを読む
ニコール・キッドマンの美を堪能する喜びと、「少数言語」や「同時通訳」とかいうキーワードを題材にした話の稀少さも味わえる。世界中に語学関係者がいるのだから需要はあると思うんだよなぁ、言語を題材にしたこう>>続きを読む
無限に優しくなれる暖かい話。小さな子供達に見せてあげたい絵本の様な雰囲気で、個人的に『レンタイヌ』も作ってほしいのだが。
「溜まっていく核分裂生成物でこの世界は破滅しますよ」と、素人目にも簡単に言えちゃう現在の状況を説明している作品。東日本大震災直後に池袋の新文芸坐で鎌仲監督のトークショーと共に鑑賞したが、毅然とした態度>>続きを読む
「目の不自由な人々のほうが真実を見極められる」というメッセージも良いし、最後のタップダンスも良い。そのままエンドロールの音楽も良くて、北野ベストはこれでしょって思う。
好きな作家さんが「人類は核兵器を保有しながら核兵器を使わずに戦争をすることを覚え始めた」という国際情勢分析をしてるのだが、本当にそうならいいなと思う。どこかに臨界点があって、そこへ向かうカウントダウン>>続きを読む
阿嘉島が舞台。
阿嘉島よく行くので、皆さんにオススメの内容。ここは鹿だらけの島で、ビーチで海水浴してる鹿もいる。
性的描写も暴力描写もないので、心穏やかに観られる。たくさん映画を観てきたけど、意外とそういうのって少ない。
【生涯ベスト3の1本】
中3の時に観て以来、30回以上鑑賞した秀作。これを機に、映画芸術の素晴らしさを覚えたのかもしれない。
主題歌『Wake Up』のレイジは、メキシコの非武装インターネットゲリラ=サパティスタの支援者。サパティスタは日本語情報圏で全然報じられないけど、アンチ・グローバル化の旗手的存在。ということで、色んな>>続きを読む
むかし東京国際映画祭を観に行ったら、小泉今日子ブースがガラガラで映画人としての不人気さが際立ってた。いい女優だと思うけどな。「酒癖のいい酔っ払い役」のアサノもいい味だしまくってる。
痴漢冤罪と司法の話。てかこの国は、殺人的な満員電車にそもそも誰も文句言わんのか。世界3位の経済大国なのに、色んな意味でポンコツなシステムだ。自国の不健全さを知れる内省的作品で○。
このシリーズは音楽も素晴らしくて、幼少期にワクワクしながら観た映画の代表格。特に、パート1の最後に車が飛んでいく躍動感のあるシーンは、心象風景として気持ち良く心に残っている。
このシリーズから連想するのは「文武両道」の大事さ。頭脳キレキレで肉体ムキムキって、ヒトとして充足感あって理想型だなと。まぁこんなバタ臭い映画から文武両道ってのもどうかと思うが。
学生時代に精巧で完璧だと思っていた実社会も、実は欠陥だらけ。
「現実は厳しい」と言って社会適応するためだけに、培った理想・倫理観を曲げないほうがいい。そんな前提で観ると、逆に新しいかも。
社会主義・共産主義ってなんなのかな。モラルとして富を公平配分しようという理念って結局なんだったのかなとか、そういう思索の助けになる映画。極東アジア情勢を知るために、北朝鮮関連映画をもっと観たいものだ。
エアコンきんきんでスマホ快適な現代が大好きな反面、ウチワを扇ぐ暑そうで不便そうな時代が羨ましいという感情が沸き上がる。その差の中に、自分の人生観をヴァージョンアップするヒントがあるのでわと思ったりした>>続きを読む
「ダイヤモンド利権の奪い合いをさせられる人々」というステレオタイプな西アフリカ像は、2022年の今も同じなのかな、よく知らないけど。ディカプリオのチンピラ白人役が秀逸な映画だった。
沖縄在住なので基地問題に嫌でも直面する。反対反対と言うが米軍の兵士も大変よ、いつ戦地に飛ばされて生き地獄を体験するかわからんし。という米軍の内情とリアリティがこの映画から分かる。
人類史には縄文時代とかフランス革命とかIT革命とか色々あったけど結局最後はこうなる、という暗示。ブディズム的な虚無主義っぽく「全部無になる」みたいな最期が提示されている。
内面重視はホントに難しい。でもパートナーの性格ドギツいのは地獄だし、内面が鬼レベルの人って結構いるよなぁ。その様に自分の恋愛史を遡って、回顧・分析するのも楽しい作業だった。
こういう極限生き抜く系が好きで、格闘家とかが極限状態で練習してるのを見るのも好き。結局そういう状態に「生」があると本能的に感じるからだと思う。生きられるだけでハッピー、これ大事。
フランスの企業カルチャーがチラ見できて楽しい。日本人で会社勤めしてる僕らはこういう情報に触れて、いろいろ自己相対化すべき。社畜的労働が世界普遍、と思ってる知人が周囲に多すぎるし。
映画って、インフォ(情報)なのかアート(芸術)なのか、あるいはその中間なのか。これは100%インフォなので映画じゃないと思う、でも映画ファンは必見だと思う。
心地好い風を浴びて自然空間に身を委ねることが、最高の快楽の1つ。近頃持ち始めたこの快楽のイメージが、映画のイメージに符合している。内容より、空気感の清々しさが良い映画。
デニーロ作品は網羅的に観てるので、ヨボヨボじーさんになるまで俳優業を続けて、仙人みたいになってほしい。いい味だしてるよなぁ。
米文学翻訳家の村上春樹と元対ソ諜報員の佐藤優が好きで冷戦に関心有なんだけど、「冷戦一生終わらん説」が有力だ。人間はこういう果てのない殺し合いの、どこにエンドマークを置くのだろうか。
気味悪い音をずーっと聴かされてるような気分になり、暗闇から何かが這い出てきそうな不安感に包まれ、そして深層心理をつんつんされる感覚がずっと続く。
後ろからバタリアンがいっぱい襲ってきたらヤバいとか、小学生の頃よく妄想してた。小学生の頃よくバタリアンごっこをしたものだ。
暴力と抗争がテーマの反戦映画。『山守さんよぉ、、弾はまだ残っとるがのぉ』という菅原文太のセリフがしびれる。そして文太は足長い。かっこよい。
素数+構造物にテンション爆上がる。パイ+構造物、黄金数+構造物も同じ。数の神秘が完全構造を作り出す快感を味わえ、そこには生体の入り込む余地が無いらしい。
映画愛スゴい。オープニングクレジットはそこらのミュージックビデオより出来映えよし。一見の価値アリ。
この物語とても好きで、短期的に「生きる」って大事なのは分かる。でも最近人生観が変わってきて、長期的に「心地好くストレスフリーな日常を送る」のも、一つの達成なのでわと。
小国の虐げられ方というのは今も昔も大差無いなと思う。日本のような大国に生まれた時点で恵まれた身分なのだろう。自由主義の大国だったら、工夫と努力次第で如何様にも生きられるわけで。
サブリミナル効果でパッパパッと違う映像が入り込み、PTSDを発症した人の脳内映像に近いのかなと想像する。ロドリゲス監督の脳内を覗き見する様な、いわくつきの作品。
「戦場に比べたら全てマシ」=僕の座右の銘。あと何年も、日本が戦禍を被らないといいな。