ブラックキャットさんの映画レビュー・感想・評価

ブラックキャット

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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

2.5

子供向けのフル3DCGアニメといった内容でした。大人が楽しむには薄い内容で物足りない。
主人公(マリオ)に余りにも実在感(リアリティー)がない。
ゲームのスーパーマリオブラザーズ・シリーズのファンムー
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キング・コング(1933年製作の映画)

5.0

怪獣映画の元祖と言える映画。

4つの要素
(A)探検隊が未開(怪獣)の島に探索に出かける(冒険)
(B)大猿が人間たちに襲い掛かって来る恐怖(パニック)
(C)美女と野獣(美女と大猿)のラブロマンス
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.0

原作のマンガは未読の状態で視聴しました。

3つの要素
(1)見たら死ぬ「呪いの絵」
(2)贋作師のグループから、つけ狙われる展開
(3)自分の御先祖か自分の前世(岸部露伴と山村仁左右衛門は、高橋一生
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キャリー(1976年製作の映画)

4.5

発狂少女キャリー。
発狂すると念動力が発生する少女、キャリーが主人公の物語。

物語のベースはシンデレラ物語でしょう。
ヒロイン(キャリー)は、冴えない女子高生で、母親も変わり者(宗教狂い)で有名な人
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夏への扉 ―キミのいる未来へ―(2021年製作の映画)

2.5

天才 科学者(主人公)が、
しくじってしまった人生を、時間転移装置や冷凍睡眠を使ったり、未来 世界のヒューマノイドロボット(PETE-13)と一緒に やり直す物語。

主人公(宗一郎)が「天才」という
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.0

主人公の東山春人は、
太宰治の小説『人間失格』の主人公:大庭葉蔵のような主人公です。

特異な自殺願望を持っている主人公(東山春人)の映画です。
そこに、多重人格の殺人者(佐々木真帆)の要素を持って来
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.0

男性たちから囲まれて視姦される、リストカット、少女買春、処女喪失(初体験)・・・といったテーマを盛り込んでいる映画です。

真壁由紀が、
元 彼氏の庵野迦葉と共に、聖山環菜の生い立ちを調査している間(
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

5.0

ぼくは特撮TVドラマ『ウルトラマン(1966年07月~)』は知りません。なので、旧 作品との比較は出来ません。

本作に一番「近いな」と感じた作品は映画『スーパーマン(1978年、クリストファー・リー
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

1.5

戦闘能力の高いマリアのバイクチェイスシーンと格闘シーン(対レオン戦)だけしか見所がありません。

主人公が5人(レオン、クリス、ジル、クレア、レベッカ)と多すぎる。基本 無個性。
歴代のバイオハザード
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カラダ探し(2022年製作の映画)

2.5

橋本環奈(明日香 役)と眞栄田郷敦(高広 役)の二人で持っている映画。
橋本環奈の死に顔(変顔)が本作の見所です。

“同じ1日”が繰り返される。
選ばれた同級生6人が、“カラダ探し”の謎を探索して行
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あのこと(2021年製作の映画)

4.0

妊娠中絶ものです。
日本だと、映画『高校生ブルース(1970年、関根恵子)』があります。

(A)望まない赤ちゃんを産むのか?
(B)妊娠中絶をするのか?
の二択を迫られる女子大生のお話。

妊娠中絶
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

4.0

アレックス・ガーランド監督が、漫画『進撃の巨人』の影響を受けて製作した映画です。
・無垢の巨人→全裸の男
とか、そういった対応関係は読み取れそうです。

ハーパー(ヒロイン)が、田舎のトンネルを潜(く
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スター・トレックVI/未知の世界(1991年製作の映画)

3.0

今作は、
シリーズ最後の作品となる予定だった前作の映画『スタートレックV 新たなる未知へ(1989年)』が不評だったために製作された映画になります。

花のある登場人物たち
・女性ヴァルカン人のヴァレ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

1.5

幼い頃に、母親を亡くしている少女(鈴芽)が主人公。
“地震を引き起こすミミズの扉を閉める”という行為と“鈴芽が幼い頃に負った心の傷の扉を閉じる(心の傷を解消する)”という行為を重ねている映画です。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

ファンタジーの世界を舞台にした はちゃめちゃコメディーです。
ドラマに大義はないんですが、ゲーム好きのぼくは楽しめました。

ファンタジーの世界で お約束の魔法やアイテムが登場します。
・甦りの石板
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.0

近頃、増えて来た、安楽死・尊厳死を題材にした映画です。
高齢化が進んでいる日本では、この題材は、避けては通ることが出来なくなって来ています。

認知症の父を介護することによる生活破綻から、父を殺害(自
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東京物語(1953年製作の映画)

4.0

小津安二郎 監督の映画は、初見になります。
全編、ロー・ポジション+カメラ固定の“小津調”で撮影されていました。

この映画が、大林宣彦 監督の尾道 三部作の原型のように感じました。

昭和の美人、原
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宝島(1950年製作の映画)

3.0

大海賊フリントの残した一枚の宝の地図から始まる冒険譚。
少年(ジム)と海賊(シルバー)の男の友情を描いている映画です。
マンガのように解りやすいキャラクターたちで、観ていて愉快でした。

たぶん、映画
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血と骨(2004年製作の映画)

4.0

滅茶苦茶だがカリスマ性もあった親父(金俊平)の物語です。
・激しい暴力を振るい他人を従わせる。
・強いSEX欲。男の力で女を強引に犯す。
・一財産築くために蒲鉾工場を起こす。
・極端な節約家。金&物に
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XX ダブルエックス 美しき凶器(1993年製作の映画)

2.5

宮崎萬純のカラダ目当てに観たんですが、刺激はもう一つでした。
パッケージのような、宮崎萬純の派手なボンテージ姿のシーンは登場しません。

殺し屋を殺す役目の盲目の女殺し屋(役:宮崎萬純)の物語。
真っ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.5

若かった青春時代の1ページを描いている青春期 映画です。
主役の女子生徒が四人いるので青春群像劇でもあります。

・自転車で、彼氏と二人乗りをした、あの帰り道・・・
・初めて、彼氏と一緒に登校した日・
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あらかじめ失われた恋人たちよ(1971年製作の映画)

1.0

田原総一朗が総監督の映画。
エログロ不条理ロードムービーといった映画です。

主人公に魅力がない。
包丁を突き付けて強盗を繰り返す。店で万引きをする。他人(ひと)の家屋に浸入して箪笥を漁る。パンツ一丁
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金の国 水の国(2023年製作の映画)

1.0

岩本ナオの漫画が、原作。

映画の寸評は、面白くない。
物語の始めに、金の国からは一番美しい娘の代わりに猫、水の国からは一番賢い若者の代わりに犬が送られる など ふざけている。
個性の強すぎるキャラク
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四季・奈津子(1980年製作の映画)

3.0

烏丸せつこは、6代目(1980年)のクラリオンガールです。
ヌードを撮ったのは、元祖ヘアーヌード写真の篠山紀信でしょう。

女性の脱皮(変態)を象徴しているシーンは、
(い)透き通ったカーテンの中で、
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

3.0

ジュブナイル小説 映画です。
7人の不登校児童たち(中一~中三)(リオンだけ不登校児童ではない)が、謎の孤城に集められて、そこへ1年間 通うようになります。ちょうど、フリースクールに通っているような感
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.0

聾唖学校のお話ですが、普通の高等学校のお話としても観られます。
言葉はありません。
悪の族(不良グループ)に入った若者の破滅の青春ストーリー。

劇に“通過儀礼”がよく出て来ます。
・奪って来た酒を、
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ミクロの決死圏(1966年製作の映画)

3.0

ミクロ化した潜航艇に乗り込んで、人体の海の中を探検する映画です。
1960年代の作品ということもあってか、映画は単調な流れで少し退屈しましたね。

ゲーム『グラディウス』の元ネタっぽい映画です。
赤血
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KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV(2016年製作の映画)

3.0

ゲーム『ファイナルファンタジー15』は未プレイの状態で視聴しました。
この映画は、ゲーム『ファイナルファンタジー15』のプロモーションビデオのような感じを受けました。要するに、あまり面白くない。

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スター・トレック5/新たなる未知へ(1989年製作の映画)

2.5

物語は、カーク艦長、ミスター・スポック(バルカン人)、ドクター・マッコイの3人の絆が主題として描かれています。
バルカン人のサイボックと共に“究極の知識”を手にするために、銀河系の中心部にあるグレート
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

主人公(ミチ)は高齢のために仕事を失い、高齢のために家も借りられません、高齢のために就職も決まりません。
自分(ミチ)は社会から必要とされていないのではないか?とPLAN75を考えるようになります。
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奇跡のリンゴ(2013年製作の映画)

3.5

アダムとイヴがエデンの園で“禁断の果実”を食べてしまった『アダムとイヴの物語』を映画のベースにしています。

アダムとイヴ繋がりなのか、ドキュメンタリードラマ版と映画版の木村美千子(木村美栄子)役は二
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ジェヴォーダンの獣(2001年製作の映画)

3.0

劇の世界観が、漫画『ベルセルク』や漫画『CLAYMORE(クレイモア)』と似ている映画です。

・フロンサックとマニ(モホーク族)の義兄弟の絆。
・フロンサックとマリアンヌ(伯爵令嬢)の恋愛劇。
・・
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タイム・マシン/80万年後の世界へ(1960年製作の映画)

5.0

H.G.ウェルズの小説『タイムマシン』を映画化。時間旅行モノの元祖 映画です。バック・トゥ・ザ・フューチャーの元ネタです。
人類は、核戦争で、地球を汚染してしまう。その時に、地上を選んだ人たちはイーロ
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.0

ジョーダン・ピール監督 版の映画『トレマーズ(1990年)』です。
牧場経営者の兄妹がUFOをビデオカメラに収めて一攫千金を目論みます。兄妹の話に興味を持った、愉快な お仲間さんたちも加わります。
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

4.0

この映画(Q)は、映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版(2021年)』の前半パートになります。

この映画(Q)は、下記の3つの作品を観ておかないと理解不能&消化不良に陥ってしまうことでしょう。
・TV
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

1995年10月から始まったTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は、最終回(結末)で迷走した作品です。

ぼくが観賞した最終回
・TVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の第25話『終わる世界』、第26話
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