このレビューはネタバレを含みます
見始めてしばらくはその南部プロパガンダ性に面喰ったし、結局のところかなりそれは色濃いまま終わる。しかし、ジョン・ブラウンが自らをキリストと見立て、処刑シーン直後にリパブリック讃歌がなって結婚式へと移行>>続きを読む
水源から海という、水のたどるルートを写真的なタイムラプスで追った映像作品。視聴体験は映画というよりは写真や絵画(グルスキーやロスコーを思い出す)のそれに近いが、タイムラプスによる光の変化や、音との組み>>続きを読む
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メキシコ移民炭鉱労働者のストライキにおける女性の参画の話。
アメリカ系労働者との平等を訴える移民系労働者たちは当初、居住環境の問題という女性たちの要求を無視。男女間の平等は顧みられないか、優先度の劣る>>続きを読む
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「ペドロ」という空白を中心に、欲望が合わせ鏡のように展開される。オデットは(ファンタスマのように)夜の都市を徘徊し、郊外に行き着くのだが、動物的領域の一歩手前でルイと出会う。ここで一瞬お互いがそれぞれ>>続きを読む