鏡は、自らの姿を映し出す。
相互不倫の物語。鏡。
カットがどれを取っても美しい。
どうでもいいけど男はスーツ(西装)/女は着物(漢服)といった図式に東洋の近代を見た。
このレビューはネタバレを含みます
「芸術のため」写真家である母の過激な要求に応じるヴィオレッタ。愛されたい、大人になりたい、そう思っていたが次第に社会の、求めるもの、大人の醜さを理解してゆく。
醜い大人(母)の「愛」という仮面をかぶっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
宇宙の描写が珍しくなくなった今では、冗長な感じを受ける場面が多かった。「有能な」「間違いのない」と信じられているコンピュータが、任務の遂行のため人間を消そうとする筋だが、機械を過信してしまう人間の愚か>>続きを読む
情熱について考えさせられる映画だった。
どうしようもないこの世界で、人間はただ、生きている。ひどく醜い生き物に見えるかもしれない。
「頑張ってる人」も「頑張らない人」も等しく生きているのだけど、一つ>>続きを読む