よしこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

よしこ

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ムード・インディゴ うたかたの日々(2013年製作の映画)

3.0

好みが分かれる、というのはよくわかります。はじめのあたりはすごく素敵でした。夢があって、遊び心いっぱいで、バカみたいに楽しそうな大人たちを見ていてとっても楽しい気分になりました。
でも、このまま最後ま
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.8

橋本愛ちゃん、松岡茉優ちゃんと、自然体で魅力的な女優さんがとっても素敵でした。
ずっと東京で暮らしているから、いつもこういう映画を見ると、私もこんな生活してみたいなぁと思う。
でも、今回この映画を見て
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

5.0

こんなに幸せな映画ってないなと。見終わって家に帰るまでの道が最高に幸せな時間に思えました。
タイムトラベルって、ピンチな展開がつきものと思っていたけれど、この映画にそれはありません。だから安心してみて
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マジック・イン・ムーンライト(2014年製作の映画)

4.4

飛行機で観賞。ウディ・アレンの世界そのものな映画でした。毎度お馴染み神経質で見ていていらいらする主人公はきっとウディそのものなのでしょうね。
その神経質なおっさんが、少女に騙されたことをきっかけに人が
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

3.9

12年間同じキャストで撮影されたということの効果は絶大だと思った。子供たちの成長、それに伴う親の悩みがとてもリアルに感じられました。子供が小さい頃は、自分の時間が奪われてしまうことにどうしても憤りを感>>続きを読む

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.0

飛行機で見たから吹き替えしかなかったのが残念。キーラナイトレイがかわいくてかわいくて…彼女のファッションも大好きだった。
音楽もとっても素敵で、単純に楽しむことができると思う。

イフ・アイ・ステイ 愛が還る場所(2014年製作の映画)

3.6

飛行機の中で見ました。とっても素敵な家族と友人たちに恵まれた、チェリストを目指す才能ある女の子。すごく幸せなシーンが多くて、とっても魅力的な人がいっぱい出てくるんだけど、幸せなシーンがあればあるほど辛>>続きを読む

白ゆき姫殺人事件(2014年製作の映画)

3.5

面白かった。単純に楽しむこともできるし、突き詰めてみるとすごく怖くもなるかな…心から信用できる人って自分にいるだろうか…とか。笑

小さいおうち(2013年製作の映画)

4.0

なんだか、自分のおばあちゃんからお話を聞いているような気持ちでした。戦争が歴史としてではなく、日常の一部だった時代の、毎日の何気ない生活が見えてくるようでした。
そんな何気ない日常なんだけど、誰も知ら
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少年は残酷な弓を射る(2011年製作の映画)

3.7

なんとも言えず残酷な話だった。モンスターを作るのは母親なんだって、そういう話はたくさんあるけど、これもその一つなのかな。

お腹にいる頃から愛情を受けずに育った残酷で美しい少年の話です。生きる上で一番
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

4.3

周防監督のやりたいことがやり尽くされたような楽しい映画でした(^^)まぁ、奥様がとっても素敵だったことは言うまでもありません。笑

あと、マイフェアレディが好きな人は飽きることなくずっと楽しめると思う
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タイピスト!(2012年製作の映画)

3.7

ひたすら可愛い映画でした。ファッションなんかが50年代風なのはもちろん、映像の雰囲気もまたレトロな感じで素敵だった。
話のなかにもちょこっと出て来たけど、マイ・フェア・レディを彷彿とさせる内容ですよね
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.5

14、5歳の自分がみたら、どこかアンナの心境に共感する所があったかもしれないと思いました。
また、映像の美しさは前回を優に凌いでいたと思います。北海道の澄んだ景色なのか、イギリスの素敵な庭園の雰囲気な
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.9

人間が大っ嫌いになって、人が大好きになる。

自分がこの時代に生まれていたら、多数派に混じって偏見を持って生きていたかもしれないと考えると、自分のことが嫌いになる。

作品の中に、正義なんてないんだっ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.3

これほどまでにかけがえのない仲間の存在がいてくれると、自分が生きていく糧になるんだろうなと思う。彼が自分と向き合うことができるようになったのは、そんな仲間の存在も大きかったんじゃないかしら。彼らのよう>>続きを読む

レオン(1994年製作の映画)

4.5

切ないけれど、何度でも見たい。決して救いのない話ではなく、最後の最後まで希望と愛でいっぱいだったなという感想です。これから先マチルダはきっと魅力的な女性になっただろうし、レオンは幸せ者だったと思う。

グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち(1997年製作の映画)

4.3

主人公は人並外れた天才なわけで、凡人の私には共感なんてできそうにもないところなんだけど、妙に共感してしまって泣きました。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌(2013年製作の映画)

4.2

音楽は全然わからない、映画のなんたるかを語れるほど詳しくもない私ですが、単純に楽しむことができました。音楽がとても魅力的で、残念なルーウィンのいつもの一週間が、ああもう!なんでこんなに不器用なのか!!>>続きを読む

フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.8

主人公の女の子の可愛さったらないね。なんか、今の時代には見かけないような美しさと可愛らしさを持った女の子でとっても魅力的。

なんとなく知ってた音楽がたくさん流れていて楽しいですね。この時代の洋楽をも
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清須会議(2013年製作の映画)

3.8

安定の三谷幸喜劇場でした。時代劇が苦手でも、彼の作品はとっつきやすくて単純に楽しむことができるから好きです。

ただ、この先の歴史を知った上で見ると、この愉快な人たちがあとで…とか考えてしまうと、より
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

4.6

いろんな人が「ありきたり」だと言っているのを聞いてきたけど、見終わって今の感想は、ありきたりだからなんだ!!です。笑
ありきたりの話だからこそ、ひとりさんの魅力や大泉さんの演技力に引き込まれた。展開が
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藁の楯(2013年製作の映画)

3.2

番宣で彼を見ただけで一瞬どきっとしてしまいました。藤原竜也が嫌いになってしまいそう。笑
どうしようもなくて大嫌いになってしまうけれど、それはつまり彼の演技にすっかりはまってしまった証拠かもしれませんね
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探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点(2013年製作の映画)

3.6

大泉洋さんがハードボイルドな役という時点で笑ってしまう。笑
でも大変かっこ悪くてかっこよかった!NACSではチーム面白い顔なんて言われてたけど、面白い顔もカバーできてしまう演技のかっこよさ具合でござい
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ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.6

言葉にならない…満足感というか、充実感でいっぱいです。
お父さんのお話は、あんまりにも現実離れしていて俄かには信じられない。嘘ばっかりの彼の人生を聞かされて、息子はうんざり。
嘘の話をするのは、知られ
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半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

4.0

池松くん、今でこそ色んな作品に出ていてよく目にするけれど、このころはまだ駆け出しのころなんですかね。たまらなかったです。繊細な表情をする人で、見ていてこちらもざわざわしました。
そして、安定の大泉洋さ
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パーフェクト ワールド(1993年製作の映画)

4.6

クリント・イーストウッド作品、初めてでありました。脱獄犯が少年を人質にとって逃走する間に、少年と絆を深めていくというのが大まかな筋ですが、これだけ聞いてもハッピーエンドは期待できないですよね。
だから
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すーちゃん まいちゃん さわ子さん(2012年製作の映画)

3.8

働く女性なら誰でも考えたことがあることなんじゃないでしょうか。私はまだ学生だから、リアリティを感じることはできなかったけれど、これから社会に出て、ひとりの女として一人前にならんと奮闘し疲れている時にま>>続きを読む

ウォルト・ディズニーの約束(2013年製作の映画)

5.0

今年一番好きな映画!楽しくて大好きだったメリー・ポピンズの、見方が大きく変わる気がする。子供の頃メリー・ポピンズを見た人は、この映画を見てからもう一度見返してみると、作り手のウォルトやトラヴァース夫人>>続きを読む

グッモーエビアン!(2012年製作の映画)

4.5

ハートウォーミングな映画でした。大泉さん…もうピッタリすぎて終始泣けた。ヤグが愛おしくてたまらなくなりました。
能年ちゃんと三吉ちゃんも素敵だったな。お互いに家庭環境は全く違うんだけど、むしろだからこ
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ポテチ(2012年製作の映画)

4.1

伊坂ファミリーの揃った映画でしたね。こういうの大好き。原作の雰囲気そのままで、とてもあったかいお話でした。タイトルはね、ポテチなんですよ。そこをお忘れなく。

ツナグ(2012年製作の映画)

4.1

橋本愛ちゃん、大野いとちゃんのお話が大変印象的。3つのお話があったけれど、誰でもひとつはなにか共感するところがあると思う。

メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

5.0

「それ本当に楽しいの?」「それは、あなた次第」というセリフが印象的。メリー・ポピンズが子ども達に教えることは、大人になっても忘れない「楽しく」生きる術だと思いました。きっとウォルト・ディズニーも同じこ>>続きを読む

ペイ・フォワード 可能の王国(2000年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

世界を変えるにはどうしたらいいか。そんな果てしない社会科の課題から始まったお話。
ラストについて賛否両論ありますけど、私はこれも収めかたのひとつかなと。あのラストは、少年のペイフォワードは失敗なんかじ
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秋刀魚の味(1962年製作の映画)

4.7

東京物語に次いで見た小津作品でした。東京物語同様、見終わった後なんともやるせない気持ちになる…私もひとり娘で、もしお母さんが早くに亡くなったらお父さんをひとりにはできないなぁ…なんて考えるとたまらなく>>続きを読む

舟を編む(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

とても繊細な映画だったな、という感想です。原作を読んで大好きだったから見てみた映画でしたが、私は原作の言葉の繊細さというか、読んでいて気持ちのいい言葉の使い方が大好きだったので、映像化されると不思議な>>続きを読む