このレビューはネタバレを含みます
40代のシングルマザーが今をときめく20代イケメンアイドルと恋をする…設定的にはアイドルと恋できるお母さん羨ましい!なんだが、お母さんを演じるのがアン・ハサウェイなのでどう考えてもアン・ハサウェイと恋>>続きを読む
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しょうがないよ。思春期に「エヴァ」と「最終兵器彼女」と他でもない浅野いにお作品に触れてしまって、ポスト震災、そして今やポストコロナに生きている自分はこの終わり方されたら良かったと思わざるを得ない。思う>>続きを読む
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ボブ・マーリー周りは好きな人多いけど自分は全然通ってこなかったので、曲は聴いたら分かる程度なのと、あとマリファナと大麻めっちゃやってた人ってイメージ。だから麻薬との向き合い方とかテーマに含まれてるのか>>続きを読む
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落語が原作と言われれば成程だし、令和を感じない昔ながらな時代劇だった。令和疲れを起こしたあなたにおすすめの一本。そんな言葉ないけど。
なんかなー落語が元と言われちゃうと文句もつけづらいんだよなー。い>>続きを読む
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「だれかtoなかい」で神田伯山が「常に120%ではダメ、120%の力で60%の芝居をする」というようなことを言っていたのだが、本作の石原さとみに送りたい言葉である。やり過ぎだ。
確かに上手い。気合い>>続きを読む
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「薬屋のひとりごと」の1エピソードでありそうなウェルメイドな宮廷サスペンス。実際にあった怪死事件の裏側を大胆に脚色したって感じ。
日が出ている間は目が見えないが夜になると少しだけ見えるようになるとい>>続きを読む
ちょっと社会風刺を入れようとした痕跡は認められ、そして社会風刺系ホラーは日本にはあんまりないので応援したいのだが…ロバート・エガースを巧く翻案した「山女」と比べると、アリ・アスターを意識しすぎて脱線、>>続きを読む
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前半はこりゃ今年ワーストだなあと思いながら観てたんだが、後半はそんなに嫌いじゃなかった。高山一実、表現したいテーマはちゃんとあっただろうにセットアップが全く上手くできておらず残念。
原作読んでないか>>続きを読む
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なんだかいつもより評判が良かったので公開してる時に観たかったのだけど、タイミング逃してしまい配信でも中々出なかったのでようやく観ることができたー!…のだが、全然面白くなかったんだこれが。いつも通りの紀>>続きを読む
娯楽としても歴史資料としても非常に価値ある一本。こうやってモンスターを表現したのか!という驚き。そのバリエーション豊かさ。次々とスリルが用意されるストーリー。全てにおいて映画の面白さを見せつけた作品。
市川崑と振り返る日本の映画史。それはそれとして、吉永小百合は自分の女優としての幅を見せびらかすために田中絹代を貶めてますよね。例によって別に幅ないし。オチの締まってなさは逆に気持ちが良いが。
つまらなくはない。つまらなくなはないよ?ただもう飽きたな…というのが本音。予定調和なアメコミアクション。こういうのでいいんだよと言えなくもないが、年に2,3本のペースで既視感たっぷりのブロックバスター>>続きを読む
「ドーベルマン」というタイトルがいい。B級映画じゃないわけがないだろうという安心感がある。ヴァンサン・カッセルとモニカ・ベルッチがキメてる写真もいい。そしてこの手のB級ぽいアクション映画は得てして吹き>>続きを読む
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鈴木亮平がカッコ良すぎてずっと鈴木亮平を目で追ってしまった。表情も肉体もファッションもギャグもアクションも全部冴羽獠。役にかける情熱が凄まじい。ビギニングだけをやりきると腹を括ったのも英断。続編観たい>>続きを読む
サスペンスと見せかけてその実態はコメディな気がする。ポランスキー的に言えば後年の「おとなのけんか」とかに通じる、攻撃してされての悲劇を喜劇として見せてみた秀作。
仕事終わりのギャングに立て篭もられて>>続きを読む
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お?どうしたブラムハウス?テキトーなホラー映画でもアイデアがあればウケるって方程式を駆使する会社とはいえ、今回いくらなんでも酷すぎん?
ジャンルがホラーで主なキャラクターがアニマトロニクスになってい>>続きを読む
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開始5分でこれは尖りまくってた頃の良い堤幸彦!と思い、開始10分で前言撤回!ヒドい時の堤幸彦だ!となる。しかしそのヒドさが尋常ではない。今観たら不適切にも程があるとかそれ以前に全然笑えないギャグばかり>>続きを読む
構成も演出も生煮えなんだが、その歪さが題材と合致してるのでそれっぽい雰囲気は出るというラッキーな一本。水野美紀のアクションも黒木瞳の不気味な存在感も良かったので、もう少しなんとかなった気もするが…根津>>続きを読む
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分かってねえ、分かってねえなあ!最後なんだよスタッフ!あんな簡単に和解まで描いちゃダメだよー!!すれ違いの切なさ、もどかしさこそが凪玲の尊さじゃないのか!無理に先のことなんて描かなくて良い、ハッピーエ>>続きを読む
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三宅唱は映画撮るのが巧い。映像、音楽、役者の表情、必要あれば台詞そしてモノローグで、ノンフィクションのような生活感とメジャー的な分かりやすさを両立させている。
しかし松村北斗、今の同世代で一番上手い>>続きを読む
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エンドロール後の衝撃たるや。青山剛昌、何を思ってあの設定今まで隠してたの!?30年続く超ヒット作になってたから良かったものの、そうじゃなかったらいつ出すつもりだったんだよ。
本編はいつにもましてノイ>>続きを読む
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スタッフの遊び心というには物議を醸しすぎてるラスト一枚絵で有名な映画。原作者も失敗と認めているとおり、「夢」という題材に真剣に向き合いすぎた結果ストーリーもキャラもとっ散らかってしまった印象は拭えない>>続きを読む
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お化け屋敷的な楽しさを追求したPOVホラー。生っぽいのが良い!と試行錯誤しなくて良い!を混同して観るのが苦痛な多くの類似作と違い、観客に「観せる」ことを意識しているので映像がキャッチーで楽しい。それで>>続きを読む
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不幸に挫けず健気に生きる小公女セーラ的な主人公…に、若尾文子は似合わねえ!増村保造のドロドロ強めな演出共々、ミスマッチこの上ない映画。だが、終盤になるとこのミスマッチさを突き詰めてみましたって感じが出>>続きを読む
怪異が何のメタファーなのか…とか勿体つけることもできないくらいド直球に薬物の話なので、考える面白さがあまりなく物足りない。行動力のあるバカそのものな主人公が事態を悪化させ続けどんどん酷い目に遭うのだが>>続きを読む
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みんな死んでしまっていたのかと思いきや、1人だけ息を吹き返してこの世に戻ってこれるオチ、すっごいどこかで観た気がするんだけど、なんだっけ…「天国の本屋〜恋火〜」だっけ。ベッキーが出てた舞台もそんなんだ>>続きを読む
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まず、原爆を肯定する内容では全くないです。むしろ壮絶なまでの反戦映画。
問題は、これだけの反戦映画を作って、オスカーも総なめにさせたハリウッドが、現在進行形のジェノサイドには概ね肯定的で「関心領域」>>続きを読む
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面白かったけどこれ、どう考えても同時期にやっていたテレビアニメ「ASTRO BOY 鉄腕アトム」と浦沢直樹の「PLUTO」と精神的に三つ子なので併せて解読した方が良い気がする。しかし個人的バイブルの後>>続きを読む
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新鮮なストーリーではないが面白かった。生死を賭けたギリギリの緊張感や絶望感を味わいたい時には向いていない。強過ぎるマ・ドンソクを観てスカッとしたい時にはオススメ。「犯罪都市」の武術監督が監督とのこと。>>続きを読む
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原作再現という意味では最高峰だと思いつつ、映画が目指すところってそこで良いんだろうか…とか思わないこともなかった。でも浅野いにおがガッツリ製作に関わったっぽいね。ならこの映画が目指しているところはこれ>>続きを読む
頑張って前後編両方とも観たが、評判ほど面白くないぞ。城定監督の中でもイマイチな方では。性愛もボクシングもヒューマンドラマも全部やろうとして全部中途半端に終わったような…前後編あるのにね。
要素が盛り>>続きを読む
ラスト20分(特にTHE END)が痛快というのを否定するつもりはないが、それだけじゃリカバーできないくらい退屈な映画だった。会話劇とかオマージュとか嫌いじゃないはずなんだが…いくらなんでもそれだけで>>続きを読む
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面白かった!元々切実な運動だったはずのBLMも、ムーヴメントになってしまえば、それが現実か虚構かなんて気にしない、違いも分からない愚かなマジョリティの消費財と化してしまう。意識高いようで低すぎるアメリ>>続きを読む
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もし去年公開だったら「ゴジラ-1.0」の強力なライバルになっていただろう。アホみたいな大金を活用できているとは言い難いVFXのブロックバスターが多い昨今のハリウッドで、潤沢な予算をしっかり有効活用した>>続きを読む
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日本が誇る佐々木蔵之介の狂気の演技が観られると思っていたので、存外とても普通なおじさん役だったのは残念。ただ、ドラマ版を1話たりとも観たことがないのについていけるシンプルさは良い。全部予定調和とも言う>>続きを読む
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ラストの研磨視点でのラリーがハイライト。この一連の流れは胸が熱くなるに決まっている。当然、ここで元は取れた…が、一見さんお断りもここに至るとやり過ぎだと思わなかったと言えば嘘になる。
烏野と音駒の因>>続きを読む