以前にBSでやっていたものを録画鑑賞。
原題は「TAKEN」。
誘拐された可愛い愛娘を、最強(最恐?最狂?最凶?)のお父さんが、その誘拐犯たちをボコボコにしたうえで取り戻すお話し。お父さんの立場か>>続きを読む
「SHOPLIFTERS OF THE WORLD UNITE / THE SMITHS」
ザ・スミスの1987年リリースのシングルで全英12位。アルバム未収録。その後、編集版「THE WORLD >>続きを読む
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原題は「WALK ABOUT」。
オーストラリアの先住民アボリジニの男性は16歳を迎えると、住んでいる場所から仲間の元を離れ、オーストラリアの原野へと旅に出され、そこでの自給自足の生活を経験する。そ>>続きを読む
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アキ・カウリスマキ監督作の鑑賞は、先日観た「浮き雲」に続いて2作品目。同監督の「敗者三部作」といわれる作品群の2作目でもあります。
暴漢に襲われて重傷を負い記憶喪失になった男の、その後いろいろあるお>>続きを読む
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これを観ずして「映画ファン」とは名乗れないぐらいに傑作として名高い本作。遅ればせながら、やっと鑑賞しました。
なるほど、期待にたがわず、面白かったです。
映画好きの主人公トト君が、映画館パラダイス>>続きを読む
以前からずっと観たかった本作。Huluの配信で鑑賞。
ブラジル・リオデジャネイロ郊外の「神の街(CITY OF GOD)」と呼ばれる貧民街で繰り広げられるギャングたちの紛争。そんな荒んだ街で逞しく生>>続きを読む
シャロンという黒人の主人公の幼少期、少年期、青年期を描きながら、彼の内に秘める孤独や葛藤を繊細なタッチで描いた作品。
本作では、彼の成長する姿を通じて、人種差別や貧困問題、性的マイノリティの孤独や差>>続きを読む
フィンランドの映画作家アキ・カウリスマキ監督作の初鑑賞。
本作は同監督作品の「敗者三部作」の第1作目と位置付けられているものだそう。ストーリーとしては、中年夫婦がそれぞれ失業することになってしまい、>>続きを読む
「燃ゆる女の肖像」のセリーヌ・シアマ監督・脚本の作品。中年男の私が言うのも何ですが、すごくチャーミングな作品でした。
森を舞台にした、イソップ童話にでも出てきそうな寓話的、幻想的なストーリー。そして>>続きを読む
アニエス・ヴァルダ監督作品の初鑑賞。
フランス本国では評価も高く、興行面でもアニエス・ヴァルダ監督の最大のヒット作なのだそう。
この手の作品で引き合いに出される作品といえば「イントゥ・ザ・ワイルド>>続きを読む
もっといろいろ起こるのかと思って観てましたが、意外と何も起こらなかった(笑)。ということで、やや「腹八分」感はありましたが、これはこれで心にジワジワと沁みてくる感じもあり、嫌いではありませんでした。>>続きを読む
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面白かった。
物語の展開自体に取り立てて意外性があるわけではないですが、最初から最後まできっちりと楽しませてくれる、非常に良質なクライム・サスペンスでした。
法定後見人のマーラ(ロザムンド・パイク)>>続きを読む
クリストファー・ノーラン監督作は「インターステラ―」しか観たことがなかったため、「オッペンハイマー」を観る前の予習もかねて、傑作として名高い本作を鑑賞しました。
確かに(「インターステラ―」も凄かっ>>続きを読む
この映画が公開されたのが20年前。
当時(2000年代初頭)はまだロックがカウンター・カルチャーとして何とか延命していた時期なのかな。最近では「ロック」というワード自体が何やら前時代的な響きがして、>>続きを読む
90分でサクッと観れちゃう、ということもあって何気なく観はじめたのですが、これが殊のほか面白かったです。
いわゆる「タイム・ループ」もので、90分間、ほとんど同じ場所で、登場人物もほぼ同じ。なので、>>続きを読む
サム・ペキンパー監督の3作目。随分昔に録画していたBSシネマによる鑑賞。
初期の作品ですので、後にペキンパー監督の十八番となる「スローモーション」は未だみられないものの、本作でも血生臭いバイオレンス>>続きを読む
ジョン・カサヴェテス監督作品。
物語は、場末のクラブオーナーがギャンブルで大負けし、その借金返済の代わりに、マフィアのボスの殺害を依頼され、それに加担していく…、というもの。いわゆる「クライム・ムー>>続きを読む
自らの経験をもとに、主演も務めたケリー・オサリバンが執筆した脚本を映画化した作品。
女性の視点から、飾らない ありのままの日常を描いた作品ではありますが、男性の立場からみても、(もちろん初めて知る女>>続きを読む
鑑賞記録。
(とにかく凄い作品であることはひしひしと伝わってきますが、これは素人が安易に手を出すべき作品ではなかった…。こういう作品の素晴らしさを語れるような大人になりたい…。)
BSシネマの録画鑑賞。
主演は「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテル。
インドで生まれた少年が、5歳の時に迷子になり、以来、家族と生き別れたままオーストラリアに養子に出された後、25年の歳月を>>続きを読む
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久々にコテコテの社会派モノが観たくなって、日本アカデミー賞受賞作である本作を鑑賞。
基本的には前半から「マスコミ≒正義」「官僚≒悪」というわかりやすすぎる対立軸が描かれ、中盤以降には、お役所側の若手>>続きを読む
沖田修一監督による名作。
きっと、この映画は多くの男子にとって堪らない作品だと思います。
まず、冒頭のシーンからして最高すぎます。
南極基地から1人の男が逃げ出そうとする中、仲間たちが「お前が強く>>続きを読む
ジャケットからして面白そうな雰囲気で、かなり期待して観始めたのですが、途中から思わぬ方向に話が進んでいき、よくあるところの「中盤迷走しながら途中でヘタるパターンか?」と思いきや、全くそんなことはなく最>>続きを読む
良い映画に出会えた。
素直にそう感じさせてくれるような素晴らしい作品でした。
河瀨直美監督の作品はこれが初めてだったのですが、とにかく映像美に こだわりを感じるというか、劇中で頻繁に差し込まれる「自>>続きを読む
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原作は、太宰治賞を受賞した宮本輝のデビュー作。
戦争の傷跡を残す大阪で、河のほとりに住む少年と郭船(くるわぶね)に暮らす姉弟との短い交友を描いた物語。戦後、いよいよ高度経済成長が始まろうとしている混>>続きを読む
最近観た邦画は軒並み素晴らしくって(評判の高い作品ばかりを選んでみているので当然なのですが)、この映画も自分の好みのドンピシャな作品でした。
下北沢の街を舞台にしたオシャレ映画のようでいて、実際には>>続きを読む
原作は「そこのみにて光輝く」、「オーバー・フェンス」などで知られる佐藤泰志の同名小説。監督は、現在「夜明けのすべて」が絶賛上映中の三宅唱。
胸が締め付けられるような瑞々しい空気感が堪りません。アメリ>>続きを読む
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いろいろと考えさせられる作品でした。
本作のような作品を観るとき、学校の道徳の時間に(必ずしも正解は一つではないのに)まるで「○×クイズ」でも答えるように、どう振る舞うことが道徳的に正しいか、あるい>>続きを読む
この映画はどうしようもないくらいにツボでした…。
「クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げている映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』から着想して作曲した「ナイトオンザプラネット」>>続きを読む
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邦画の中でも評価の高い本作。
いわゆる「お涙頂戴系」の作品として、それなりに身構えて観たのですが、本作には相当泣かされてしまいました…。洋画も含めて過去に観た作品の中でも、これほどまでに涙腺崩壊した>>続きを読む
巷で大絶賛されている「名作」ということで、長らく「観たいリスト」にクリップしていたものの、これまで観る機会を得られず、ようやくの初鑑賞です。
評判にたがわぬ素晴らしい作品でした。まさに日本映画史に燦>>続きを読む