BlueBlueさんの映画レビュー・感想・評価

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レナードの朝(1990年製作の映画)

3.8

しょっぱなから「実話に基づいたストーリー」という事を忘れて、ドラマチックだなぁ〜、コメディかな?など考えながら没頭して。
最後に「あ、実話だった」と思い出して二度びっくり。

人が人として生きる、とは
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Winny(2023年製作の映画)

3.9

メディアの報道の一端だけを鵜呑みにすると本当の事から置き去りにされたまま知ってる顔して生きていくという、超絶恥ずかしい事になる。
という事実を改めて目の当たりにして鳥肌が立った。

その人や周りの人達
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紙の月(2014年製作の映画)

3.7

人間の本質の表と裏をとても丁寧に描き出している映画。

そして仕事と生活、生活とプライベートの奥深い心模様の移り変わりまでも仔細に表現しているなぁと感じる。


梨花と隅さんの最後の掛け合いは息を飲む
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ターミナル(2004年製作の映画)

3.3

個人的な勝手なジャケットの印象でシリアスドラマかと思い込んでた。
でもいきなりハートフルコメディだったので気が抜けてサクサク観れた。

住めば都とはこのこと。

でもこの時期空港に住むのはやっぱ寒いと
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

ヤバい映画観たなー。
脳が痺れて鳥肌が立ちっぱなしで

いつの頃かにしっかり塞いで忘れていた蓋の存在をじわじわと感情の沼から引き摺り上げられて

それは憧れとか期待とか失望とか諦めとか

そんな言葉に
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ある男(2022年製作の映画)

3.4

最後、息子くんが「僕から妹に、お父さんがどんなに優しい人だったかを伝えるよ」と言った。
この映画を観てきた流れで、最後のこの言葉は大人では出ないなぁとハッとさせられた一言。

戸籍とか過去とか誰だ、と
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ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.8

いや、すごい映画観た。
そしてこの世の地獄をしっかり見た。

メインの3人がそれぞれに違う目的で同じ行動を取らざるを得ない状況下で、微妙に交錯していく人間本来のあたたかい感情。

絶望でしかないこの世
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.2

幼少期、初見「エイリアン」でエイリアンに対してトラウマ級の恐ろしさが身についてしまったので、そこと比較するとかなり和やか。

前作や関連作を観ていないので、面白さは半減しているかも。
でも前作観たとし
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少年の君(2019年製作の映画)

4.1

書きたい事がありすぎて、でも胸が詰まって何も書けなくなるような映画。

2人のハンパない魂の絆は言わずもがななので置いといて。


中国ってどんな国かよく知らんけど、その情勢や有り様を体感できたような
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犬王(2021年製作の映画)

3.6

いつの世も芸(art)と狂気は背中合わせなんですね。

映画の内容自体からも、映画を構成する要素(例えば歌やイラスト)からもそれが滲み出まくっていたね。

狂人になれる人がその芸を制するんだな。
いや
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キングダム 運命の炎(2023年製作の映画)

3.9

何作目になっても戦場のシーンはド迫力で心拍数が上がって体にわるい。(もちろん良い意味で。)

そして何作目でも思ってしまうけど、そのジャンプ角じゃその位置に到着できないダロッ…!!

みたいな細かいツ
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

幼少時代からお世話になっているマリオブラザーズに30年経った元旦までも楽しませてもらえるとは。
ワクワク&リスペクト健在。

そして当時のピーチ姫の勝手な軟弱なイメージ(マリオ〜ヘルプミ〜泣)が刷新さ
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M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.2

むしろ前半が想定外で後半が想定内ストーリーまっしぐらだったもんで、思っていたよりも楽しめた。
(逆だったらすぐに観るのやめてたかも)

ツッコミどころが多いのはあるあるとして飲み込んで、分かりやすいス
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.7

相変わらずのデジタルウェーブでした。
次々と襲ってくるポップアップの波を乗りこなすのに必死。
女子高生スピード早い。
この速さで世の中は進んでいっているのか。

一方でそこと離別してる人種も増えていっ
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.3

なんてレビュー書こうかって考えてる自分が野暮いな、って、初めて思った映画。


生きとし生けるもの、大自然の慈悲の中で生きてて生かされてて、しかしもはや大多数の人の営みはそれを忘れてしまっているところ
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

4.0

昔の戦場とはこういうものだったのか、と想像してる間にズルズルと画面の中に引き摺り込まれ、完全に尾平と化する。
怖い。怖すぎる。
この世の地獄じゃん…

映像として観る分には言うまでもなく凄まじい破壊力
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

3.2

単純明快なシンデレラストーリーという印象。
分かりやすいけど一つ一つの要素が粗くて、ウィークリーの日本のドラマを観ている気分になった。
(それはそれで好きなのよ)

どのシーンがインパクトあったのか、
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サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.6

輪廻というものがあるとしたら、その魂に刻まれた寂寞感や悲壮感を現代のある種の話に置き換えて現したような作品。


物悲しさ、焦燥、不安、孤独、怒り、諦め、人間の心根の底に溜まっているそういったものをひ
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素晴らしきかな、人生(2016年製作の映画)

3.8

…え?……え??

観終わった瞬間に(まんまと)もう一度観る羽目になった笑

人生って、到底言葉では言い表せない。
人って、自分自身も呑み込まれてしまいそうになるほど底知れない。

自分は何者か。
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.4

昔ゲーセンでこういう体感ゲームあったよね。
実写すごい。

ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.8

人がザックザク死んでいくのが全く気にならないコミカルな映画。

ジャッキーチェンかっこかわいい。

小学校の夏休みに観たような気がする、
そんな映画。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

4.2

愛という形のないものの形が分かった気がする。
それを伝えるこの映画の力はすごい。

性別を超えているからこそそれはより一層輪郭を現しているし、愛と苦しみや醜さは表裏一体だという事を切に物語っている。
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キングダム(2019年製作の映画)

4.2

めちゃくちゃ面白かった。

新作が沸騰してそうなので慌てて1作目鑑賞。
もっと早く観ても良かったけど逆に3作続け観れるなら今で良かったかも。
と思えるくらい良かった。(混乱)

大沢たかおヤバい。痺れ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

3.5

映画としては面白かった。
強いて言うなら全体的に高齢の役者さんが多いため?恐竜と闘うスピード感がいささかゆっくりで、もう少しスピード感が欲しかった。

映画内でのイナゴ問題は、こっちの世界の現代に於け
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

3.2

あんなん目の前に来たら死ぬ。

ホラー観たいけど怖くて観きれない人にオススメ。
こわオモロイ。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.7

え??
ブラッドピットと真田広之の共演?
なにそのツーショット痺れる。
知らなかった。
どこで撮影したの?京都?
日本でそんな楽しい事が行われていたの?
(そんなはずない)

知らなかった。。

ズル
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メタモルフォーゼの縁側(2022年製作の映画)

4.3

とっても大事なものの大事さを思い出させてもらえて、泣きました。

大事なものも、時が経つにつれ慣れてしまったり、忘れてしまったり、失くしてしまったり、する。

この瞬間はもう二度と来ないからね。
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AIR/エア(2023年製作の映画)

4.3

我が青春時代、憧れのど真ん中80'アメリカンカルチャー。

今ではくすんで見えるカラーリングや、レトロに聞こえるポップスも
全てが生き生きと輝いて描かれていた。
まるでその時代にそっくりそのまま帰って
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