あっくんさんの映画レビュー・感想・評価

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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

3.9

4大公害病の水俣病。知識としてはもちろん知っているけれども、その実態については何一つ知らないまま生きてきました。ほとんどの人が同じような感じなのかもしれないけれど、もっと学校でちゃんと教えるべきことな>>続きを読む

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

1.8

シリーズを見ずして語るのは良くないのかもしれないけれど、初めてこのシリーズに触れた上で言わせてもらうと、良いところを見つけることができませんでした。これが映画として公開され、二千円近く払って劇場で鑑賞>>続きを読む

ロストケア(2023年製作の映画)

3.8

喪失の介護。松山ケンイチさんのとった行動が正しいとは思わないけど、そういう考え方もあるのかもしれない。かたや長澤まさみさんは正論ではあるけれども正解は示せない。穴に落ちてしまった人たちは人生を諦めるし>>続きを読む

ボブという名の猫2 幸せのギフト(2020年製作の映画)

3.1

前作の時間軸の中で描かれなかったエピソードなので、続編という感じではなくサイドストーリーって感じでした。そして前作に比べるとインパクトが弱いかな。それでも相変わらずのボブの可愛さにメロメロになり、自身>>続きを読む

シャイロックの子供たち(2023年製作の映画)

3.4

色々な立場の銀行員のお話。本筋ではないけど、心が壊れちゃった銀行員が一番銀行員の大変さを表現してるように思います。他の人は立場が違えど、結局はお金に囚われてしまうんだなと。金銭感覚とか善悪の区別とかが>>続きを読む

ディナー・イン・アメリカ(2020年製作の映画)

2.7

終始誰かがイライラしてるので、観ていて疲れる。主人公の行動に共感できないから尚更です。冒頭の治験のあたりはこの先どんな展開を見せるのだろうと期待感が高かっただけに残念です。女の子が恋愛によって成長する>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.6

主人公の特性もあるのでしょうが、終始静かに、そして淡々と物語が流れていきます。なんらかのメッセージが込められた作品だとは思うのですが、体調が悪かったからか、その意図を掴み取ることができず、個人的には退>>続きを読む

奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.3

前半のコメディータッチな展開が良かったのに、途中からシリアスに振れて気軽に見れなくなってしまいました。兄貴は最初は嫌なやつやったのに、クライマックスに向けて大活躍で途中「兄貴〜」って応援するほどに好き>>続きを読む

ボス・ベイビー ファミリー・ミッション(2021年製作の映画)

3.3

かつての兄弟が大人になって兄は専業主夫、弟は社長。兄は自分の家族を持ち、弟は独り身。そして、お互いに少し疎遠になってしまったところから始まる物語です。今作も家族愛に溢れたほっこりな感じですが、父親にな>>続きを読む

ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

3.3

とんでも設定の会社ですが、普段はどんなミッションがあるのでしょうか。それにしてもこの世界では赤ちゃんはどこからやってくるのでしょう?その辺りの設定がイマイチ飲み込めないまま最後まで行きました。ストーリ>>続きを読む

ひゃくはち(2008年製作の映画)

3.6

大半の漫画やドラマ、映画で焦点が当たることのない、ベンチ入りできるかどうかの当落線上にいる才能溢れるとは言い難い高校球児に焦点を当てた物語。華々しい甲子園の裏側ではこんな物語があるかもしれないという当>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.2(2013年製作の映画)

2.7

vol.1に引き続き淡々と女性の半生が語られていく。この女性に興味がないから面白い話ではない。世の中には色々な嗜好の人が存在し、生きるのが大変な人も数多くいるなぁとなんとなく感じました。個人的には痛い>>続きを読む

ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

可もなく不可もなくと言う言葉がまさにピッタリな感じです。最初の事件が起こるまでが長すぎるのと、推理が強引で推理になっていないのが少し気になる程度。犯人がわかりやすいのは色々なパターンを知ってしまったこ>>続きを読む

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

2.2

長いわ。90分くらいの尺でおさめるべき映画でしょうよ。夢の件は不必要やったんじゃないでしょうか。それにしても不可解な行動が相変わらず多い。逃げる時はちゃんと逃げて、トドメをさせる時にキッチリとトドメを>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

2.8

行き倒れてた女性が、たまたま通りかかって助けた男性に淡々とこれまでの人生を語るストーリー。章立てで進んでいくがあくまでも淡々と。電車でのパートが一番興味深かったか。不倫のパートは相手の奥さんがぶっ飛ん>>続きを読む

ステップ(2020年製作の映画)

3.3

家族の物語。家族は変わることのないものだと思っといたけど、考えてみれば形を変えながら成長していくものなんだな。出てくる人みんなが優しさに溢れていて、暖かな光に包まれるようです。この物語の先にも反抗期を>>続きを読む

テリファー(2016年製作の映画)

2.7

ちょっと描写がグロいんですが…。ピエロの目的がよく分からないのでより一層の理不尽な恐怖を味わってしまいました。それにしても襲われる人たちの行動にイライラしてしまう。トドメを指すか、さっさと逃げるかしな>>続きを読む

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

3.2

初めてバイオハザードをプレイした時のことを思い出しました。確かにバイオハザードってこんな感じやったなぁという雰囲気を上手に表現できていると思います。が、それは自らがプレイするゲームならではのドキドキ感>>続きを読む

獣道(2017年製作の映画)

3.3

日本のどこかの地方では今でもこんなことがあるのかも知れない。そして地方であろうと東京であろうと、みんな自分の居場所を探して必死にもがいているんだということ。主人公はなかなか険しい道のりを歩んでいますが>>続きを読む

リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

3.4

お金大好き弁護士の主人公がある事件の担当をきっかけに色々と変わっていくお話。ストーリー展開は目まぐるしく、最初は少し混乱するものの最後まで飽きさせることなく惹きつけられます。ただ悪人が少し小物すぎるし>>続きを読む

Winny(2023年製作の映画)

3.4

Winny自体は約20年前のソフトウェアですか。映画の中では著作権の侵害の蔓延を目的には作っていないということですが、その前段の似たようなソフトウェアの時点で同様の問題が顕在化している中、作成されたソ>>続きを読む

マッドゴッド(2021年製作の映画)

1.8

よく分からない世界観に全く分からない物語。そして全くセリフのない中、延々と続く気持ちの悪い映像。映像のみの作品としては長すぎる感は否めない。
一言で言えば麻薬中毒の人の幻覚を見せられている感じ。これが
>>続きを読む

線は、僕を描く(2022年製作の映画)

3.8

今までの人生で触れることのなかった水墨画の世界。それを少しではあるけど魅せてくれたこの作品に感謝。ストーリーも恋愛要素絡めて進めたくなるであろうところをグッと堪えて恋愛要素なしで最後まで貫いたのは素晴>>続きを読む

ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

2.7

混沌とした映画。一昔前に流行ったタイプといった印象を受けるが、そんなタイプが流行ったのかどうかは実は知らない。観る人を選ぶと言えばそれまでだけど誰もが気軽に観た上で面白いのかそうでないのかを判断できる>>続きを読む

金の国 水の国(2023年製作の映画)

3.4

争いの絶えない隣国同士の婚姻の儀式から始まる物語。互いに結婚相手として子犬と子猫を送られた王女と青年が出会い二つの国の未来を大きく変えて行く。絵はあんまり好きじゃないですが、時間経過とともに見慣れてき>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.6

友達のための復讐劇だけど、この復讐の仕方しかなかったのか。これだけ頭の切れる主人公なら、もっとスマートに、もっと確実に復讐する方法はあったような気がします。しかし、自業自得とはいえ何年も前のことが急に>>続きを読む

忌怪島/きかいじま(2023年製作の映画)

2.4

久しぶりに「んん?」って映画観た気がします。正直全く意味がわかりませんでした。今時なアイテムとジャパニーズホラーを融合してみましたって感じですが、とにかくとっ散らかっていて物語が収束しないまま終わった>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.2

第二弾ですが、色々が唐突過ぎて物語に置いていかれた感じです。そして、準主役級のキャラと思っていた人が突然いなくなったり、死んだと思ってた人が生きてたり。なのに全体的にポップで軽く、気軽に観れるのは良い>>続きを読む

キングスマン(2015年製作の映画)

3.6

スパイアクション映画ですが、007やMIの方が個人的には好みです。まだ一作目のスパイ掛け出しなので、主人公と共に作品がどのように成長していくのかは分かりませんが、全体的に説得力というか現実離れし過ぎて>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.6

インフィニティ・サーガ最終章。これでマーベル映画はとりあえず一休みしたい。映画はエンドゲーム以降のヒーローの喪失感が漂う世界で待望の新たなヒーローが登場するわけですが、敵としてスケールダウンするのは仕>>続きを読む

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

ここまで頑張って観てきたものが収束して風呂敷を畳んでいる感じがありました。物語のピークはインフィニティ・ウォーの方かなという気がします。ヒーローたちの活躍の場面も少な目で終わりの物語という感じです。ア>>続きを読む

キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.1

MCU一連の流れの中で急に過去に戻ってるので違和感がありましたが、アベンジャーズの始まりの物語ということで、いかにアベンジャーズ計画が立ち上がったのかが分かりました。
そして、インフィニティ・ウォーの
>>続きを読む

エスター ファースト・キル(2022年製作の映画)

3.4

10年以上経って同じ女優さんが主演なんておかしいじゃないか。しかも前作の前日譚。なのに違和感なく観れてしまうのは女優さんがすごいのか。しかも、なんてこったの展開にビックリですよ。悪人に囲まれたパパは不>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラにはあまり詳しくはないですけど、あんまり見ないタイプの悪ゴジラやった気がします。なんやかんやで人間を助けてくれるのがゴジラってイメージでしたが、今回は悪役に徹してる感じです。物語はちょっとご都合>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.6

インフィニティ・ウォーの裏で起こっていたもう一つの物語。あちらはだいぶ深刻だけど、こちらは少し息抜きができる感じ。体の大きさを変えながらのアクションは視覚的に楽しめます。エンドクレジットの後の描写が!>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.7

ヒーロー勢揃いでそれぞれに十分な見せ場を作るという離れ技。しかも敵役のサノスにまで見せ場ありとなると、もうずっとクライマックス。
最後の指パッチンは映画史に残る絶望感。私の戦闘力は53万ですに匹敵する
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