ぱおこさんの映画レビュー・感想・評価

ぱおこ

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14歳の栞(2021年製作の映画)

4.5

ホンモノの14歳1クラスを、彼らのありのままを切り取ったとんでもない映画

これを作れたことが奇跡

冒頭に廊下に貼られてた標語が良かったな。走らない、騒がない、戦わない

かがみの孤城(2022年製作の映画)

2.8

辻村美月作品

原作は一気読みしてしまったし内容はやっぱり良いのだけれど、あくまで「子供向け」感が強い単調な画で物足りなさを感じる

ノッティングヒルの恋人(1999年製作の映画)

4.2

イギリスロマコメでしか摂取できない栄養がある

ヒューグラントでしか摂取できない栄養もある

この時のジュリアロバーツの魔力もすごい。

聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア(2017年製作の映画)

4.3

この映画で自分は不条理が好きなんだなと気づいた。普通の映画だと理屈を求めてしまうのに、「不条理」がテーマになっていると、なぜかそれを愛せてしまう。

バリーコーガンの配役とか演技の絶妙さはもちろんコリ
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.8

完っ全に魂を持っていかれて、観た後半日は放心していた。

映像ももちろんすごいけど、音楽が良過ぎないか?どうやったらこの世界観に完璧に合う音楽作れるんだろうか。

シュルレアリスム…というかボッシュの
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不思議惑星キン・ザ・ザ(1986年製作の映画)

4.8

ほんまに何なんこれ。なに、ホントに。あーもう、本当に好きです。

しっかり作られてるのに、どことなく感じるチープさといい、おじさんたちのわちゃわちゃ具合といい、意味わかんない設定といいとにかく兎に角大
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

"This table is Switzerland!"
このセリフめちゃめちゃ良かったな、今度使お

ジョジョはもちろんヨーキもとても愛くるしくて子供の純真さがキラキラ輝いてた。きっとナチズムも何も
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

3.5

同じ「奔放な女性を描く」といっても谷崎の『痴人の愛』とは違って「女性の監督が描いているから」思想的なものを感じてしまった自分を愚かしく思ったが、それは「フェミニズム」という概念が存在しているからで、そ>>続きを読む

蛇にピアス(2008年製作の映画)

2.8

中学生の頃に吉高由里子の裸を見に行ったらスプリットタンと出会ってしまった思い出の作品

ひらいて(2021年製作の映画)

3.5

綿谷りさ×山田杏奈の超絶お得セット。

個人的な意見では、綿谷りさ作品に「若さ」は十分足りているので、製作陣で「深み」を補って欲しい

セッション(2014年製作の映画)

4.7

本能と狂気が完凸でまじでファッキンテンポ。

ストーリーやキャラクターになぜか身近に感じてしまう"あざとさ"と中毒性があって、定期的に見たくなってしまう。

大好きだ。

悪女(2023年製作の映画)

3.0

映像はすごい綺麗で、ずっと面白くなりそうな雰囲気が漂う。
柚木麻子『Butter』を煮詰めてコクを取り除いた感じ

スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.6

どの瞬間を切り取っても最高にクールで、とにかく映像が凄すぎる。終始ワクワクが止まらないし2部作で本ッ当に助かります

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.7

みんな映画館でエンドロール終わるまでなんとなく立たないじゃん。早く終わって明るくなんないかな、とかそんなこと考えてる。
でもこの映画は、

「立てなかった」

ストーリーは単純だ。すげぇ努力する天才が
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.6

This is London. Someone's died in every room in every building in this whole city.. Every street cor>>続きを読む

黄龍の村(2021年製作の映画)

3.8

イマドキ大学生の解像度が高さ

後半の"ダサさ"がクセになる

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