3sawa4riさんの映画レビュー・感想・評価

3sawa4ri

3sawa4ri

映画(21)
ドラマ(0)
アニメ(0)

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.1

面白い

クェスとかいうアスカ

ナナイ~

クェスが一見突出してめんどくさいメンヘラのガキであるようにみえるが、その実、戦争がメンヘラのガキに毛の生えた奴らの移行対象をめぐってなされることをクェスが
>>続きを読む

ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.5

loundrawの絵が綺麗

他人のためなら頑張れるみたいな読み聞かせのエピソードを経て、最後の告白は「自分のため/他人のため」の境界がもつれ状態になっている

関心領域(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

エンドロールの音がこわすぎる

赤い花→一面赤になるシーン好き(ああいうのがもっとあっても良い気がしたけど、逆に抑えることで記憶に残りやすくしているのか)

煙とか竈とか林檎とか

ブォーンみたいな音
>>続きを読む

トラペジウム(2024年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

良作かどうかは知らんが観て良かった

これ、単線的(=星座的)に自己やライフコースを捉えていた東ちゃんが、どうやっても一人では単線を描けなくなったあとで、複数的(=星団的)に自己を語り直せるようになる
>>続きを読む

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

(5/9追記 一晩寝て起きたら印象に残ってる画が結構あって、長回しがめちゃくちゃ効いてる気がしてきた 一周回って良い映画だったとすら思えてきた なんだこれ?)

???????????????

わけ
>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

車中の会話シーンめちゃ良い

ぶつ切りの多さは、画から観客にとっての意味・価値(善悪)が分節化されていく運動を切断しているとして(断言できるほど自信はない、トラウマ的瞬間とそうでない瞬間の切断どちらも
>>続きを読む

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

漫画を読んだのが二年前くらいで、そのときはある種の震災・戦争文学として読み、国家や民族といった大文字の「物語」に縋る人々をカリカチュアする手つきに注目しながらも、非日常と日常の混在する青春のリアリティ>>続きを読む

オッペンハイマー(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

「この文字読める?」プレイサイコ〜〜〜〜〜
物質と物質同士は……みたいな説明をダシにしてごく自然に手繋ぐのサイコ〜〜〜〜〜〜〜

意外にプレイボーイすぎてむかつく

町作って天才集めるのはワクワク感あ
>>続きを読む

冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

4.5

殴らせるシーンをみるに、村田もまた社本に感情移入し奇妙な愛情を抱いていたというのがこわい

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

じじいの影踏みサイコ〜〜〜〜〜〜

自然と文化に開かれた清貧な暮らし

住む世界が違うんだ、ってところでアガンベン『開かれ』、國分功一郎『暇と退屈の倫理学』の議論を想起した

ホドロフスキーのサイコマジック(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

映像版精神分析?

こういうプラセボ、再魔術化によりこんがらがった象徴体系を再編するやり口は個人的には好きだけど、いざしんどくなっている他者に実践するとなると、極めて難しい

そもそも人はこんなにトラ
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

3.5

登場人物がみなキュートだった、それは魅力の一つだと思うけれど、と同時に〈世界の、やさしい感じ〉が少し不気味なタイプのそれだったことと、関係しているとも思わなくはない

仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「じゃあこの子は誰?」系
帰って来る場所を守るために一人で暮らしてたパパかわいそう

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

「何の歌?」

意思の通じない奇妙な都市としてのゼロ年代・東京で、異邦人は異邦人と出逢う。ボブが妻や子どもたちとも意思疎通できておらず、家庭内でもalienであることに注意(深夜に本棚の設計図が送られ
>>続きを読む

(2023年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

秀吉を「武士」という夢に生きられなかった──だからこそ天下を獲る──人間として描く。

壮絶なサヴァイブ世界における「武士」の象徴秩序は、「首」への執着や衆道といったフェティッシュを正常なものに思わせ
>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

けっきょく旧来の「恋愛」映画のような異性愛的・鏡像的二者関係に回収されていくのが弱いなとは思った。

お茶の間でテレビを見るシーンが繰り返されるのが結構象徴的だと思っていて、〈液晶に映るLGBTQのデ
>>続きを読む

何者(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

普通に苦し~
終盤の、拓人が就活浪人してるという情報の出し方が原作よりも良い

桐島、部活やめるってよ(2012年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

それは、んー……でも、時々ね? ん、俺たちが、好きな映画と、今自分たちが撮ってる映画が、繋がってるんだなぁって思うときがあって、ぅす、ほぎょっほんとにたまになんだよ? たまになんだけど……ふふふっ、い>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

死と隣り合わせの日常、暴力と少年性、「仁義」の喪失、沖縄、夏、人力紙相撲、

喫茶店のシーン、情報を出す順番が意味わからんくて良い。不意打ちが結構多かったような。