トニー・スコット監督の印象として、全作観てはいないけれど、カットの暴走というのか、その過剰さによりカットの意味を変えていくところが魅力のひとつであったように思うけれど、このときから細かなカッティングは>>続きを読む
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もしかして『トップガン』ではないかと思わせるほどに、瓜二つのオープニング・クレジット。やがてタイトルに『マーヴェリック』という文字が加わり、明らかに別の映画だと示されたにもかからわず、映し出されたのは>>続きを読む
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映画がはじまって、まもなく排泄物が映し出される。し尿を汲み取る場面なのだが、モノクロの画面でも、人によっては目を背けてしまうかもしれない。
私が先日鑑賞した映画に、高いところを登る描写があった。とても>>続きを読む
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あまりホラー映画を観たことがないけれど、これまでの映画に感化されて撮られてるようで、おもしろい。とくに『サイコ』の影響を感じた。
その上で、どう見せれば恐さを演出できるのかを考えて作られているように>>続きを読む
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・冒頭のクライミングで、主人公ベッキーがダンに飛び移る行為
・共通の友人であるハンターの立ち位置
・ワイヤー
・ダンは鳥の威嚇行為がきっかけで落下する
・まるで遺灰が舞うかのようなタイトルロール
・歌>>続きを読む
一度観ただけでは、ストーリーの辻褄を合わせることが難しい。その困難さに加えて、幽霊と思われる映像や登場人物たちがいなくなっていく展開から、不安や恐怖を感じさせるのかもしれない。ただ、私は唐突に思え、世>>続きを読む
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まず告白しないといけないことに、ラスト、スクリーンを見つめるガルデルと呼ばれている男が瞳をとじたところを目撃できなかった。それまでの彼の表情にはなかった、意志が見えた気はしたが、それはなぜなのか。とに>>続きを読む
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久しぶりの鑑賞。
観ているものを鷲掴みするような強引さはないのだけれど、気がついたら虜になってしまっている。いったい何に魅了されているのか。
アナやイサベルたちの純な姿。単純にかわいく思えたり、い>>続きを読む
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映画全体的に、物語も、登場人物も、温かい雰囲気が漂っている。描かれている季節は冬なのに、伝わってくるのは、温もりのようなもの。例えば、寒くても昼間の低い日差しにしばらく暖かさを覚えるような、寒くても手>>続きを読む
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月曜日から日曜日までの7日間を通してパターソンの日常をとらえた映画。
朝、眠っているベッドを中央に、真上から撮ったショットと、「何曜日」という表示がされてはじまり、フェードアウトしてその曜日が終わっ>>続きを読む
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ケイコが目を澄ませるとはどういう体験なのか。
ケイコがジムのロッカーに入室した際、壁をノックすることで、自身の存在を知らせたように、この映画は、ケイコの周りにある、あらゆる音に注意を促すことで、ケイコ>>続きを読む