あくとるさんのドラマレビュー・感想・評価

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あくとる

あくとる

クイーンズ・ギャンビット(2020年製作のドラマ)

4.0

"女王/過ち"

若き天才ゆえの脆さ、刹那的輝き。
ひたすら盤に向かい続ける孤独な戦い。
薬や酒へ依存した破滅的生活。
男性ばかりのチェス界で、女性であるばかりに向けられる奇異な目。
舞台は60年代だ
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一流シェフのファミリーレストラン シーズン2(2023年製作のドラマ)

4.7

"生きがい"

Every Second Counts.
仕事であって仕事じゃない。

シーズン1も最高だったがさらに超えてきた。
シーズン2は登場人物それぞれの修行や、レストラン"The Bear"
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一流シェフのファミリーレストラン シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.5

"生業"

全くノーマークだったが、大好きな『アトランタ』のヒロ・ムライ氏が関わっていると知り鑑賞。
なんとも興味のわかない邦題で損している。

一流レストランのシェフだったカーミーは、自殺した兄のレ
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マインドハンター シーズン2(2018年製作のドラマ)

4.0

狂人の中に自分の姿を見る。
人間の善と悪はいつ、何を基準に決められるのか。
『ゾディアック』のフィンチャーを思わせるスマートな心理ドラマは淡々としつつも、凶悪犯たちとの面会シーンは人間の心を解剖するよ
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ロキ シーズン2(2023年製作のドラマ)

3.5

※最終話に関してはコメントに

決してつまらなくは無いのだが、終始ロキたちがあれをしなきゃいけない、これをしなきゃいけないと、目的のために右往左往し続けるだけでいまいち感情を揺さぶるドラマが足りない。
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シークレット・インべージョン(2023年製作のドラマ)

2.5

スクラル人の暗躍を描くポリティカルサスペンス。
題材自体はいつもの明るいMCUとは違うシリアスな作風の意欲作で面白くなりそうではあったのだが、結果としてはMCU最低クラスの低評価。
評論家からもファン
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BEEF/ビーフ(2023年製作のドラマ)

4.5

誰にとっての善と悪か。
小さな火種。
発火した怒りの連鎖が人生を破壊する。
先が見えず沼に堕ちていくような感覚がスリリングで惹き込まれて一気見してしまった。

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キラー・ビー(2023年製作のドラマ)

4.5

"崇拝と依存"

「好きなアーティストは?」
アンチは全員粛清。
失うものが無い狂信者ほど恐ろしいものはない。

SNS時代におけるアーティストへの過剰な崇拝、孤独と依存、怒りと暴力に対する切れ味鋭い
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ピースメイカー(2022年製作のドラマ)

4.0

『ザ・スーサイド・スクワッド』ではクソ野郎だったピースメイカーが主役の作品ということで正直好きになれるか疑問だったが、さらにクソ野郎な父親を出すことで相対的にいいヤツに見えるのは賢いバランス。
ジェー
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ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路(2020年製作のドラマ)

4.0

ジョーダン・ピールとJJエイブラムスによる人種差別×ファンタジーの奇っ怪な作品。
ストーリーはジョーダン・ピールらしく多層的な文脈を成していて正直自分にはかなり難しく、ネット上の解説で初めて知るモチー
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アトランタ シーズン4(2022年製作のドラマ)

5.0

最高のドラマが最高のシーズンをもって終了した。
この全4シーズンのドラマは自分にとって世界の見方を変えたといっても過言じゃない。
ラフでダーティー、社会的でアイロニー、実験的で挑戦的。
ありのままこそ
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シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022年製作のドラマ)

3.5

(完結したので追記)

面白かった!…のか??
デアデビル登場はやはりアガるし、ラストのゴチャゴチャは一周回って愉快で新しい試みとも言える。
特に超展開過ぎる最終話は、各所から指摘される今までの作品が
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ミズ・マーベル(2022年製作のドラマ)

3.0

ムスリム系ヒーローを描くにあたって、彼らの文化と問題を意識的にストーリーに取り入れているのは興味深い。
しかし、個人的な好みとしてティーンの青春物語にあまり興味を持てなくなってしまったのを実感した。
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アトランタ シーズン3(2022年製作のドラマ)

4.7

"ビザール"

本シーズンも安定して面白く、どのエピソードも鋭くコンシャスで重い余韻が残る。
より辛辣で洗練されたブラックコメディ。
一方で前の2シーズンよりもファンの支持率が下がったのもわかる(※ロ
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ムーンナイト(2022年製作のドラマ)

4.5

"スーパーパワー"

完結したので改めて感想を。
結論、MCUのドラマでは断トツで好き。

MCU史上最も暗く悲しく"病んだ"オリジン。
個人的には最も感情移入できるヒーローの誕生が嬉しかった。
なぜ
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ブラック・ミラー シーズン1(2011年製作のドラマ)

4.0

ずっとNetflixに入っていながら、なぜ今まで観ていなかったのか。
観ていなかったことを後悔するくらい好みど真ん中なテイスト。
秀逸なブラックユーモアに満ちたオムニバス・ドラマ。

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ホークアイ(2021年製作のドラマ)

4.0

壮大なスケールのMCU作品が続くなかで、ちょうどいい湯加減の息抜き的小品。
MCUらしいユーモアに溢れてて、気楽に観られた。
なによりクリントとケイトの相性がとてもよく、このバディをずっと観ていたい
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ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)

4.0

ちょっと消化不良感もありますが、先の読めぬ展開の連続で楽しかったです。
ロキのチャーミングさが光っていて良き。

それにしても最終話の衝撃たるや。
MCUのドラマは映画のサイドストーリー程度かと思いき
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ファルコン&ウィンター・ソルジャー(2020年製作のドラマ)

3.5

"アメリカの象徴としてのキャプテン・アメリカ"

期待していただけに、勿体無い部分が目立つ作品。
シリアスな作風で様々な社会問題を取り入れているが、焦点がぼやけてしまっている。
長い割に消化不良のまま
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マンダロリアン シーズン2(2020年製作のドラマ)

4.5

希望を守り抜く使命。

シーズン1も素晴らしかったが、世界観はだいぶミニマルだった。
それに対してシーズン2はスケール感が格段に大きくなり、ストーリーの厚みも増すという大進化を遂げた。
SWのファンで
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ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)

4.0

オールドスタイルのTVコメディテイストに最初は戸惑ったが、慣れてくると愉快。
そしてチラチラと顔を覗かせる"この奇妙な世界の本性"。
とんでもないことが起こりそうな予感…。
MCUの歴史のなかでもかな
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マンダロリアン(2019年製作のドラマ)

4.0

スターウォーズはシリーズを一通り観ただけという程度の自分でもかなり楽しめた。
まず、帝国崩壊後の世界でバウンティハンターが主人公という時点で面白さが保証されている。
主人公マンドーがならず者たちから追
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ウォッチメン(2019年製作のドラマ)

4.5

「覆面は人を残酷にする」

ウォッチメン原作の34年後を舞台に、"病めるアメリカ"の社会問題を炙り出す。
今なお人種問題で分断するアメリカで、こんな劇薬とも言える作品を発表する製作陣の度胸に敬意を払い
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ザ・ボーイズ シーズン1(2019年製作のドラマ)

4.5

ゲスなヒーローたちの闇を暴く。
過激でバイオレンスなヒーロー・ブラック・コメディ/ドラマ。
評判通りクソ面白いです。
好きな要素だらけ。
とにかく見ていて痛快。
ホームランダーの胡散臭い笑顔に120点
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バリー(2018年製作のドラマ)

4.5

"好きな俳優ビル・ヘイダーが主演で、評価も高いらしい"という、ほぼ事前情報ゼロかつ軽い気持ちで見てみたら、想像を遥かに越えて面白く、一気に全エピソード見てしまいました。

どのエピソードもしっかり笑わ
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