Akitoさんの映画レビュー・感想・評価

Akito

Akito

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(2023年製作の映画)

3.7

死に対する恐怖の程度。今とこの時代ではどれ程の開きがあるのだろうか。その因子は何なのだろうか。

ロープウェイ(2016年製作の映画)

2.1

この世のありふれた不幸せだけど、それを惨めなものとして映さない優しさを感じる

桜桃らんでぶー(2016年製作の映画)

1.6

極めて人間らしい生物が棲んでいる星の物語だとしたら推せる

ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.9

飾り気のない気高さを垣間見ることができて一層映画が好きになる。

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

1.7

知らん国の知らんスポーツ見てる方がまだおもろい

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.9

これは紙一重でコメディなので思わせぶりな伏線が回収されなくても平気

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.1

マスクを外すときはマーヴェリックに倣って片耳にぶら下げてるのに、まだ誰も気づいてくれない

ガール・イン・ザ・ベースメント(2021年製作の映画)

3.1

ドラマみたいな暗転はなんなの?

嫌悪感と恐怖訴求がもっとほしい

呪詛(2022年製作の映画)

3.1

何度も見直した私が…と考察書いてる人が一番呪われてて笑顔になれた

オアシス(2002年製作の映画)

3.4

こういう映画に殴られる度に作品のメッセージを受け取った気になるが、実体験の伴わない価値観は泡沫のように消えていくので、結局娯楽として享受しているだけな気がして、やっぱり作品への向き合い方がわからなくな>>続きを読む

グラインドハウス(2007年製作の映画)

5.0

デスプルーフが終わった後に1回、エンドクレジットが終わった後にもう1回拍手が起きたのは、みんなカタルシスをオーバードーズしたからです。

パリ13区(2021年製作の映画)

3.3

僕らと文化的な違いは大きいかもしれないけど、そうはならんやろ(笑)で済ませるのが勿体無いというか、こちらで解釈と再構築の自由を与えてくれるのがフランス映画らしくて絶妙。

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

どんなに穿ってみても肯定しかできなかった隙のない映画!

猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

今泉力哉は真理や様式美の中に可笑しみや馬鹿馬鹿しさを潜ませるのが上手すぎる。いや、逆か。

あとキャスティングが最高なので、映画が終わると寂しくなる。もう一泊したいなと思いながらチェックアウトするとき
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

2.9

DC公式がリドラーの顔を隠して「最後まで席を立たないでください」と煽っていたが、タチが悪いと思う。主題はそこじゃないでしょ。

恋人まで1%(2014年製作の映画)

2.5

製作陣に女性は一人もいなかったのかな
飲み会みたいな映画で白目を剥いてしまった

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

2.7

映画とミュージカルの狭間というか、夢にも現実にも集中させてくれない感じが疲れてしまい、もう周りのすすり泣く声なんか聞こえてしまったときには完全に冷めた。

登場人物の情緒が観ている人を置いてけぼりにし
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.8

「今観れてよかった」と思う映画と「今だけは観たくなかった」と思う映画があるとするとこの映画は後者の代表で、本当に今じゃなかった。

苦手だとかいうわけではなく、むしろ芝居から演出から何から何まで良くて
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MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.0

ニーチェのあれでは全然ないけれど、被写体が人だろうが物だろうが、ファインダーを覗くことと自分が覗かれることは同時に起こっていて、それが正直に写真へ現れてしまうわけだから、いくら失望させるのが得意なユー>>続きを読む

(2018年製作の映画)

3.2

舞台挨拶で古川琴音さん見れてピース。

汚れてるけど生っぽい感情を古川さんが演じると、それが彼女へのイメージの裏側にあるものなので、ギョッと驚かされてとてもいい。初主演映画ということなので、今しかない
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リッちゃん、健ちゃんの夏。(2019年製作の映画)

3.2

色彩が豊か。鮮やかではなく豊か。
芝居もプロットもグッと来るところはないのに、最後の場面で泣いた。
誰も鼻水を啜ってなかったので、こっそり静かに泣いた。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.1

知的でいて愉快、自分の人生に突きつけたい傑作。
音楽、衣装、そしてロードムービーならではの映像美は、本筋のストーリーを一層引き立てる。

珍奇な家族を珍奇なものとして外野から眺める前半、家族と同じ目線
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.3

青春と旅と夏の相性はとてもいいけれど、この映画はそこに甘んじていないというか、ちゃんと思春期の扉を叩いた男の子の世界に立って作られているというか。子供と大人の狭間の時期にポコポコ湧いて出る不安とか劣等>>続きを読む

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.1

純真と狂気、親密と孤独、粗暴と官能の対立構造がはっきりしているから、主人公の異質さが際立つ。
美しい人が堕ちていく映画ではなくて、堕ちていくことが美しいことを描いている118分のアート。