自分に自信がなくて劣等感を感じがちなのでとても心打たれたけど、主人公の方は本当に魅力的で性格良すぎて辛い。
自分の常識の物差しで人の幸せを測っている人の顔がぜんっぜん幸せそうに見えないの、流石の演技力。
どこに自分の立ち位置を置いて見るか、それによって見方が違う。流した涙の意味は何年後かに分かるかな。
長生きしてほしいと、ただ生きてさえいてくれればそれでいいと思うのだけど、それは正しいのかな。
無知な方が大多数となって強者側に立ち、賢い人が攻撃を受けて弱者になる構図は怖いけどよく見かける。
子供の頃初めてゴーストバスターズを見た時のワクワクを大人になってから味わうのは難しかった。
生きることに関心がないように見える市子が、めちゃくちゃ生に執着しているのが妖艶で惹きつけられる。
このレビューはネタバレを含みます
サクラちゃんに幸せになってほしいのに何も言葉に出来ない無知な自分もこのクラスメイトの一人にすぎないと痛感して胸が痛いエンドロール。
島に流れるゆったりとした時間のように一人一人にドラマがあるの作品だからもっとじっくり見たかったな、が本音。
マリオは自分でストーリーを作っていくゲームの中の方がやっぱり面白いかな。
人が生きる上で忘れてはいけない大切な何かをこの映画は教えてくれている気がするんだけど、それが何なのかもう思い出せない気がする。
私が面白かったと思う映画は「気づいたら2時間経っていた」こと。