おさかな天国さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おさかな天国

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あのこは貴族(2021年製作の映画)

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田舎から出てきて東京でもがいてる自分には刺さりまくった
主演のおふたりもすごくよかったけど石橋静河さん最高…女同士でいがみ合うなんて本当ナンセンスだよね、こういう映画を待ってた。
「田舎から出てきて搾
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

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ゴダールのアンナ・カリーナへの愛が伝わるような美しいカットの連続。大好き。
サクッと見れるテンポ感も会話の内容も最高で楽しく観れた〜ゴダールにしてはやさしい、わかりやすい。11章が特に好き。

偽りなき者(2012年製作の映画)

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「異端の鳥」を観た時と同じような後味の悪さだけどすごく好き。
子供の言うことを信じたい気持ちも分かるけど誤った方向で正義感を振りかざすとこうなるのか、と。
スーパー出禁ってなんやねん。ミケルセン演じる
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水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

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10代特有の危うさや脆さだったり背伸びをしたかと思えばまだまだ子供だったり こういう子いるよなあ、ってすごくリアル。
水を口に含んで吹き出すやつ、あれずっと見ていたいくらい可愛かった〜私も10代に戻り
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存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

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長尺だから半分くらい寝たけど思ってたより重くなかった ビノシュの美しさよ…
プラハの春について学んでからもう一度ちゃんと観たい

街のあかり(2006年製作の映画)

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カウリスマキにしては悲しいお話だと思って観てたけどラストに心がギュッとなった

過去のない男(2002年製作の映画)

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やっぱりカウリスマキ作品すきだな〜
シュールで独特な会話のテンポ感も詩的なセリフもたのしくて穏やかな気持ちになれた
音楽もハンニバル(犬)も最高、最後スシとハワイの夜なのなんでなん

恐るべき子供たち(1950年製作の映画)

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狂気。原作コクトーのナレーションに委ねすぎてる感あるけど結構好きかも。
ラストの俯瞰した撮り方めちゃくちゃ好きだった。

汚れた血(1986年製作の映画)

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久しぶりに観たけどやっぱり最高〜!
赤と青のパキッとしたコントラストもカメラワークもだいすき。おもしろすぎる。
デヴィットボウイで街を駆け抜けるシーンめちゃくちゃ好き、スピードに恍惚せよ。

ボーイ・ミーツ・ガール(1983年製作の映画)

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一作目で、23歳で、これを作ってしまうカラックスのすごさというか恐ろしくも思えた
私にはまだ理解できない部分も多かったけど構図も音の使い方もとにかく好みだった
モノクロにチェックって映えるのね、三部作
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モード家の一夜(1968年製作の映画)

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ひたすらに会話劇が繰り広げられて字幕を目で追ってるうちに軽く意識飛んだけどなにあのエピローグ 最高すぎる…
他のフランス映画にはない「愛してる」の軽薄さよ

太陽はひとりぼっち(1962年製作の映画)

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何を見せられているんだ?という感じで半分くらい寝てたけどラスト10分ゾクゾクした
笑顔からスッと真顔になる瞬間が怖すぎるし形容し難い不穏さを描くのがうますぎ
愛とは虚無ってこと?

ノマドランド(2020年製作の映画)

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4月に観たけど記録抜けてた
映像と音がとにかく綺麗で劇場で観て本当によかった ドキュメンタリータッチすきなのよね

田舎司祭の日記 4Kデジタル・リマスター版(1951年製作の映画)

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田舎の小さな村に赴任してきた若い司祭、真面目が故にずーっと苦しんでいて基本的に無表情。だけど瞳がとても美しくて心を許した婦人の気持ちが分かるような気がした。
みんな書いてるけどバイクのシーンがすごくよ
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タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)

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こじらせ女子系だいすきなんだけどいまいちハマらなかったな〜
大学卒業後で職なし夢なし居場所なしって私じゃんと思ったけどなんか子供っぽい 22歳ってこんなもの?
本当の家族で本当の実家なのはすごい

僕がいない場所(2005年製作の映画)

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「大人は判ってくれない」を思い出しながら観た。主演の男の子の演技すごい。
多分めちゃくちゃ好きなんだけど体調のせいかあんまり集中できなかったな〜。近いうちもう一度観たい。

サクリファイス(1986年製作の映画)

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理解することを放棄してぼんやりとながら見した やっぱり私にはまだむずかしい。
ただひとつ言えることは怖いくらいに美しい映像の連続。月末ユーロでやるタルコフスキー特集でもう一度リベンジしたいと思う。

ルルドの泉で(2009年製作の映画)

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奇跡を願う人間たちの嫌な部分が垣間見えるのが人間らしくて好きだった
シリアスな感じかと思いきや意外とぼんやりゆったりと観れる
帽子やシスターたちの服の赤のコントラストが映えてとても綺麗だったし構図もめ
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

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最近暗い映画観すぎてて気持ちも暗くなるからたのしいやつを!と思ったら想像以上にハチャメチャで最高〜だいすき 音楽も良かった

ある子供(2005年製作の映画)

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ダルデンヌ作品は共通して若者の弱者を描いていて、ハンディカメラで追う撮り方がドキュメンタリーさながらで終始ヒリヒリとした空気感がたまらなく好き。終わり方も毎回なんとも言えない余韻を残す無音のエンドロー>>続きを読む

仮面/ペルソナ(1967年製作の映画)

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あーん!もうこの作品を新文芸坐の大きなスクリーンで観るためだけにオールナイト行ったようなものだよ〜〜😭
冒頭のサブリミナルがとにかく最高 光と影の使い方が気持ち悪いくらいに好き

沈黙(1962年製作の映画)

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何回観ても分からん。ただ、映像が美しすぎて眩暈がしそうになることだけは確か。
他の人の考察を読んでもっと噛み砕きたい

鏡の中にある如く(1961年製作の映画)

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ベルイマン作品共通して言えることだけど構図とか光の使い方が美しすぎて分かんねえ〜と思いながらもつい観てしまう。
あのラストは救いなのだろうか、やはりこの世界には神はいない。

魔術師(1958年製作の映画)

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ベルイマン作品にしては見やすいかもしれないけど不思議な余韻を残す作品。
屋根裏部屋のシーン怖すぎるけど鏡使ったカメラワーク好きすぎてゾクゾクした

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

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タイムループもの、正直そろそろもういいよ〜って感じなんだけどこれは心にグサグサきちゃって30分という短さながら長編を見たような満足感。
日本に生まれてぼんやりと東京で生きている限りは人種差別についても
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猿楽町で会いましょう(2019年製作の映画)

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東京国際映画祭で観れなくてずーっと観たかった作品!
オンライン試写会で1年越しの鑑賞。

思ってたんとちがう〜〜!ってなったけどハラハラさせられながら夢中で観た。
ストーリーが生々しくてリアルで正直し
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ミス・シャゼル(2019年製作の映画)

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女の友情って男の人が思うより最高なの、知ってた?
どうか幸せでいてほしい

ソレ・ミオ ~ 私の太陽(2019年製作の映画)

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愛、花束、ティラミス
ラストのシーンは涙が出そうになった
「乗り過ごした?」って普通に振る舞おうとする息子の優しさ

核家族(2020年製作の映画)

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ひと夏の切ない思い出。夜の海が美しかった。邦題これじゃない感

共犯(2013年製作の映画)

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台湾映画の色味とかカメラワークってやっぱり美しいし大好き
嘘もみんなが信じれば真実になる

忘れたくないのに定かじゃない(2020年製作の映画)

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ペットなのに、おやすみプンプンを思い出したり過去に出会ったヒモ男を思い出したりした この世のすべては夢なのかもしれない

アデュー(2019年製作の映画)

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父と娘の絶妙な距離感たまらん
自分が一人暮らしを始めた時のことを思い出した

幕あい(2019年製作の映画)

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こういう思いがけない映画との出会いってすごく大事だし、思い出に残るよね 自転車泥棒観たくなった

言葉にならない(2020年製作の映画)

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負の感情を抱えて生き続けることのしんどさ、行き場のない苦しみ 少しでも救われていたらいいなと思うラストだった