物語はセクシャルマイノリティの理解が乏しく、現在より幾分偏狭的だった時代。
アランカミング演じるルディは、女装している変質な同性愛者という眼差しを世間から向けられる。
最初は世俗を意識し、二人の>>続きを読む
アイナーが放つ「複雑なんだ」このたったの一言が映画全体に色濃く滲んでいるような気がします。
セクシャリティは
科学的に証明する手立てが少なく個人の意識の中でも判断が難儀なことだと思うので作中の医者や>>続きを読む
初見IMAXでの鑑賞。
これは正解だった。
省略的な演出に妄想の幅があって、めちゃくちゃ萌えました。はじめこんな原始な時代を長い尺消費して描く必要あるのかしらんなんておもっていたのだけれど有りまし>>続きを読む
爆音上映会での鑑賞。
なんの予備知識なく観たのでもっとレトロな(バックトゥーザフューチャー的な)感じだと手前勝手に思っていたイメージがあざやかに一新された...
AKIRAや攻殻機動隊の雰囲気を感じ>>続きを読む
菅田将暉演じるダメダメなホストが一夜で一千万円の借金を返済出来なければ殺されるという設定のもと物語は進行していきます。内容はほんっと薄い。しゃばしゃば。ですが奇をてらわず、体力と精神力を使わず笑って観>>続きを読む
小説の媒体を離れ映画媒体としてへ再統合されている...決して原作(中村文則)からストーリーを骨抜きにするだけでなく映画としての愉しみ(小説では成り得ない要素)が、散在しているよう感じた。
映画館とい>>続きを読む
日中合作映画。白か黒かの結末は受け手に委ねられる映画。比喩でなく、白と黒並みの違いになる。ただ白か黒かである必要はないと。ものすごく「幅のある映画」だと思います。
ー卵性の双子、姉ルオランと妹ルーメ>>続きを読む
QUEENは数曲しか知らないにわか虫。それは全く問題じゃあなかった。ある人にとっては物足りないドキュメンタリーだったのかもしれない。けれどなんの情報も持ち得ない自分にとって、これは素晴らしい映画と音楽>>続きを読む
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018ある視点部門。実のところKing gnuのVo.井口理 さんがフックになって青山シアターで購入しました。ヴィニルと烏の関係が錯綜する。「ある視点」なるほど。ヴィ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
表面では紳士的に振る舞いアニーの隙を伺うポールと、歪な愛ゆえサイコなアニーのやりとりは冷ややかなサスペンスと暖かいロマンスの境界線を綱渡りでアンバランスに歩いているよう。ポールにとってそれはまさに命>>続きを読む