武庫川さんのドラマレビュー・感想・評価

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武庫川

武庫川

殺し屋たちの店(2024年製作のドラマ)

3.9

8話でさくっと観れるのが良い。ぶっ飛んだ序盤の割には着々と補足が組み敷かれ、最終的にはエピソード0的なシリーズだった。最後はそうなるよなと思ってたものの、多分誰もが期待する感じではないし、もう少しすか>>続きを読む

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忍びの家 House of Ninjas(2024年製作のドラマ)

3.6

コンセプトは良いと思うし、豪華キャストもそれぞれ頑張ってる。賀来賢人は体が意外に物凄いし、江口洋介の見せ場はシリーズ一番の盛り上がりどころだった。他にも要所要所で良い場面が散りばめられてる(ピエール瀧>>続きを読む

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ポーカー・フェイス(2023年製作のドラマ)

4.4

犯人が先にわかってる倒叙ミステリーだけど、主人公は探偵でも刑事でもない、嘘が見抜けるというだけのおばちゃん。ガッサガサの声で言い放つ「Bullshit」が特徴的でインパクトめっちゃデカい。1話完結もの>>続きを読む

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三体(2023年製作のドラマ)

4.0

原作読了済だが、かなり原作とは別の路線を辿って行っており、着地をどうするか予想が出来ないままで次に期待。重要な要素は抑えた上でドラマ向けに再構成されていて、ガチSFの原作と比べるとかなり分かり易いし、>>続きを読む

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ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~ シーズン2(2023年製作のドラマ)

4.4

S1の続きではあるけど全く違う物語で、時々挟まれる過去絡みが結構エモい。相変わらずリーチャーは無敵で容赦なさ過ぎて、普通ここはこういうフラグだよな、というものを平気でへし折ってくるのが面白いしすっきり>>続きを読む

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ピースメイカー(2022年製作のドラマ)

4.5

まさかスーサイド・スクワッドからここまで広げられるとは。予想を外れない路線で、予想を上回ってめっちゃ面白い。基本は軽いノリでみんなバカのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが近い感じで、GotGが好きな>>続きを読む

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ミワさんなりすます(2023年製作のドラマ)

3.8

2人のミワがとにかくイメージ通りで驚いた。藤浦もとても良かった。八海は役所をイメージしていたので、堤だと少し柔らかい感じだけど、原作パートはほぼ完璧かと思った。オリジナルパートは少しイメージが違ったが>>続きを読む

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侵入者たちの晩餐(2024年製作のドラマ)

3.8

ゲーム「街」が大好きだったので、こういう各登場人物の話が絡み合う群像劇はとても好み。適当で良い箇所は適当なんで、結構リアリティは欠けるのが引っ掛かるが、テンポもよくどんどん展開するのでさくっと観れてす>>続きを読む

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ジェン・ブイ(2023年製作のドラマ)

4.3

本編に匹敵する面白さだった。いつものエロ(というか下ネタ)、視覚的グロ、精神的グロが盛り盛りでほんと趣味悪い。ほぼ新キャラで占められてるものの、分かり易くテンポの早い展開ですぐ観終わってしまった。本編>>続きを読む

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ムービング(2023年製作のドラマ)

4.4

スーパーパワーのヒーローものを期待するとちょっと違うが、20話かけてしっかり一人一人を描き切ったのがまず素晴らしい。このキャラまで!?と思うようなサイドストーリーまであるから長くもなるが、その分物語が>>続きを読む

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謗法~運命を変える方法~(2020年製作のドラマ)

4.3

要は呪いを軸にしたオカルトSFホラーで韓国土着の信仰が大元にあるが、変に派手な演出もないし結構独自の雰囲気を醸し出していてとても良い。登場人物は把握出来る程度で無駄に多くもなく、謗法師側と警察側にビジ>>続きを読む

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FUBAR(2023年製作のドラマ)

3.4

メインのストーリーはハードなのに、やたらコメディコメディしてて、どこに向かいたいのかよくわからないダラダラ加減でそのままダレていく。全部合わせて2時間映画に圧縮した方がメリハリ出て良かったのでは。高齢>>続きを読む

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ペンションメッツァ(2021年製作のドラマ)

4.0

深いかもしれないが深くないかもしれない、特に何も語ることもない、そこにあるペンション、そこにいる小林聡美ともたいまさこ。だらーとしながらただぼーっと見ていれば何かが浄化されていくかもしれない。たまにあ>>続きを読む

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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~ パート 2(2023年製作のドラマ)

4.6

とても良い。S1の8話までで散りばめた種の綺麗な回収、余韻を残しながらすっきりとした締め方、無駄な時間が全くなかったんじゃないかと思えるくらいのしっかりした構成。最終16話だけは15話までで描き切れな>>続きを読む

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ザ・グローリー ~輝かしき復讐~(2022年製作のドラマ)

4.1

序盤にとてもしんどい描写が続き後々もたまに出てくるが、それを耐えることがドラマを楽しむ条件。復讐ものはそんなもんでもあるけど、見ていて辛いし、加害者側がいくらなんでもクズ過ぎてずっと腹が立つ。たまに都>>続きを読む

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ブラック・ミラー シーズン6(2023年製作のドラマ)

4.2

やりやがった。どれもちゃんと作り込まれてしっかりした、ブラックミラーの期待に応えられる中編話ばかり。少し意表を突いてくるところ、微妙な着地点を狙ってくるところ、引っ張らずに後味もあっさりしてるところ、>>続きを読む

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仮面ライダーBLACK SUN(2022年製作のドラマ)

2.8

主役2人には敬意と賞賛を。いろいろ考えたけど、やはり言いたいことがあり過ぎる。致命的には、全くすっきりしないこと、仮面ライダーが頭に残らないことがダメだ。10話なんだから、勢いつけてどこかに突き抜けた>>続きを読む

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次の被害者(2020年製作のドラマ)

3.7

若干消化不良な設定がありつつも、ミステリじみた仕掛けは面白いし、全体的に頑張って作ってくれた感が溢れて見える。終盤は何かとエモ方面に振り切り、結構泣かせに来るが、これはこれで少し急じゃないかな、とは思>>続きを読む

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ザ・ホーンティング・オブ・ヒルハウス(2018年製作のドラマ)

3.5

全体の流れはとにかく掴み難かったが、雰囲気は統一感があって不気味で、たまに差し込んでくる恐怖映像なんかはとても良かった。自分としてはそれぞれの現象に理由を求めてたので、合わなかったかな、と思うところ。>>続きを読む

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invert 城塚翡翠 倒叙集(2022年製作のドラマ)

4.0

とても良かったんじゃないか。原作者が脚本に関わってることもあって、原作が大事にされ、違和感が極力なかった。翡翠や真は、原作との差は真の身長くらいで、あとはぴったりだった。小芝風花をもう少し見たかったな>>続きを読む

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シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022年製作のドラマ)

3.5

最初は良かったのに……。他ではやってないことを、という気持ちも努力もわかるけど、いくらなんでも何故この方向に?中盤も正直ダレを感じてたし、盛り上がりはゲストが出た時くらいというのがきつい。製作陣がヒー>>続きを読む

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ギレルモ・デル・トロの驚異の部屋(2022年製作のドラマ)

3.7

結構毛色の違う、何となくデルトロ感の世にも奇妙な8話。全てがちゃんと良いわけでもなく、中には何じゃこれと思ったものもありつつ、それなりに楽しめた。1話はおおデルトロ!という始まりで期待させ、8話はなか>>続きを読む

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ウェンズデー シーズン1(2022年製作のドラマ)

4.2

映画アダムスファミリーを期待すると違うんだけど、これはこれでとても良い。ウェンズデーを楽しむのをメインに話の軸はサスペンス/ミステリー、でもそっちはフラフラし過ぎてちょっと疑問、学園ノリはハリー・ポッ>>続きを読む

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霊媒探偵・城塚翡翠(2022年製作のドラマ)

4.0

原作を読んでるので流れは知ってるものの、まさか5話で終わると思っていなくて最終話が楽しみだった。極力原作に忠実に、世界観もぶっ壊されることもなくて良かった。翡翠の豹変っぷりがキモだけど、それも期待を外>>続きを読む

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イン・フロム・ザ・コールド(2020年製作のドラマ)

3.4

設定も導入も良くて、こういうの好きだわと思ってるとなんかダレ始める。最後そう終わらせたいんなら、もうちょっとやり方あったんでは……。この後ガンガンシリーズ化していきたいんなら序章ってことで良いけど、こ>>続きを読む

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鍵のない夢を見る(2013年製作のドラマ)

3.7

1年半前に原作を読んでるが、まあまあ忘れてた。ドラマは、原作を結構忠実に再現してるような気がする。今作はフィクションぽさも出しつつ、こういう人もいるいる感を出してくれる。勿論嫌な人目白押しなので、気分>>続きを読む

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ノンレムの窓 2022・秋(2022年製作のドラマ)

3.6

前回分に続けて秋の分を。目の付け所はさすが、面倒くさいバカリズムが存分に出てる感じはするけど、未来から来た男は広がりが足らなかった印象。パスワードは馬鹿展開が面白かったし、放送禁止用語はテレビに携わる>>続きを読む

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ノンレムの窓(2022年製作のドラマ)

3.8

バカリズムのドラマがやってんな、と思ったら前に放送されてた分がhuluにあった。シュールめの世にも奇妙な的なショートストーリー集で、コメディ強め、ひねくれ気味なところはああバカリズムだな、という感じ。>>続きを読む

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ポイズンドーター・ホーリーマザー(2019年製作のドラマ)

4.3

湊かなえを映像化するとこうなりますのお手本みたいなドラマ。1、2話以外は単話だから観易いけど、毒親中心に嫌な人目白押しなので精神的には良くなくストレスフル。エンディングの子守唄がハマり過ぎて一層不気味>>続きを読む

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坂の途中の家(2019年製作のドラマ)

4.2

小説もなかなかに辛いが、映像化が一段と辛かった。子育てあるあるの凝縮だし、誇張にも感じるが、悪人ではない人達の悪意がずっと辛い。主人公、その娘も含めて同情出来ない人達だらけ、早く最終回を……と思いなが>>続きを読む

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サンドマン(2022年製作のドラマ)

3.7

S1の本編は10話で終わりってこと?11話で突然違う話になってて違うドラマ観てるのかと思った。ドリームのキャラは良いが、そのキャラに合わせてなのか全編静かめな印象が強くて、もうちょい派手なシーン多めで>>続きを読む

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初恋の悪魔―4人はリビングで推理する―(2022年製作のドラマ)

4.0

本編を観ている前提で。本編もずっとこんな感じで良かったんじゃないのかなあ……。いろいろぶち込み過ぎたんではと思ってしまう。本編感想には書かなかったけど、カラオケシーンは最高だった。

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初恋の悪魔(2022年製作のドラマ)

3.7

坂元作品をよく観てるのではないけど、カルテットと大豆田が大好きなんで、期待値が高過ぎたかもしれない。今作は普通の人のズレた部分、少しズレた人達、特に主要4人の表現がちょっと行き過ぎてたように感じて、少>>続きを読む

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Nのために(2014年製作のドラマ)

3.8

原作を読んだのが数年前、完全に話を忘れてた。大きく3つ、中盤以降は2つの時間軸を飛ぶものの、わかり難いことはなかった。キャストも違和感がなく、主題歌含めてしっかりハマってたと思う。序盤とクライマックス>>続きを読む

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ターミナル・リスト(2022年製作のドラマ)

4.1

クリス・プラットが暴れまくるので楽しいが、ドラマはしっかり重く作ってあり、そして終盤が悲しい。そういうのなくても良かったんでは……。8話で長くもなく、短くもない、先も気になるので短期間で観てしまった。>>続きを読む

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ある告発の解剖(2022年製作のドラマ)

3.8

レイプが前面に出されてるが、他にも問題が絡み合ってて深く見応えがある法廷サスペンス。楽しい雰囲気はほぼ皆無だけど、6話なのでしんどくはない。レイプ自体は白黒付け難い流れなものの、最終話で良いところに着>>続きを読む

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